文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

Specifically, Russia, China, North Korea, and South Korea are included in this.

2018年10月08日 10時56分05秒 | 日記

The following historical masterpiece of Professor Furuta Hiroshi is revealing perfectly.

From p142

I omit the preamble.

I am emphasizing the sentence except the headline.

A country where trust is not born

Here another element is added.

It is a problem of the zone extending from the far west to the far east of the Eurasian continent.

Specifically, Russia, China, North Korea, and South Korea are included in this.

Historically, these areas have never experienced the region division of labor of the self-supporting accounting system, i.e. feudalism.

It is an area where division of labor cannot be done well.

Of course, India is not included in these zones because it is a division of labor called caste, and Japan is also division of labor who is division of labor to the god of Shinto.

So, what kind of country is the country where division of labor cannot be done well?

Since division of labor is to divide jobs and leave it to others, trust is not born in what you cannot do.

Because there is no trust relationship, it means that promises and contract relations are not good either.

As a result, social trust and contract relationship never grows, the tyranny group reigns with factions on a society that lacks cohesive power, and only the change of government due to its constant fighting has become a purification device for mitigating corruption It will be that it is characteristic of this area.

We mentioned earlier this as ‘Oriental autocracy’.

Furthermore, I call this region the A Zone of The Oriental Despotism.

People follow the tyranny group and dictators to 'better bend than break' style,

Avoid being a responsible entity of economics and politics of one's own accord.

As a form of governance, the dynasty nation, the conquest dynasty, the dictatorship state, the authoritarian regime has been repeated in history.

Because social reliability and social contract do not grow up, it cannot proceed not only domestic norms and laws but also international rules, and it is easy to take reckless action with self-centered values.

Self-centered values do not allow the existence of other values and social diversified speech, but their intolerance is rather their social cohesive power.

It is such a Zone.

Of course, unless it is a Zone, organizations with the features can be born in other countries.

Speaking in Japan, the wartime military and part of the postwar press.

School career elite's tyranny executive and members of constitution of seeing only the boss who rise the line without sure punishment or reward,

If employees with self-preservation and desire to succeed in life gather, it will be as close to the Oriental tyranny system as possible.

I would like to cite the deep influence of Asianism that resonates with the Oriental tyranny over the ocean or borrows traditional knowledge from it.

Is intellectual absorption in the book of Sinocentrism and Hua-Yi distinction the core of it?

This draft continues.

 

 

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Why is China doing such a thing...A country where trust is not born

2018年10月08日 10時54分51秒 | 日記

The following historical masterpiece of Professor Furuta Hiroshi is revealing perfectly.

From p142

I omit the preamble.

I am emphasizing the sentence except the headline.

A country where trust is not born

Here another element is added.

It is a problem of the zone extending from the far west to the far east of the Eurasian continent.

Specifically, Russia, China, North Korea, and South Korea are included in this.

Historically, these areas have never experienced the region division of labor of the self-supporting accounting system, i.e. feudalism.

It is an area where division of labor cannot be done well.

Of course, India is not included in these zones because it is a division of labor called caste, and Japan is also division of labor who is division of labor to the god of Shinto.

So, what kind of country is the country where division of labor cannot be done well?

Since division of labor is to divide jobs and leave it to others, trust is not born in what you cannot do.

Because there is no trust relationship, it means that promises and contract relations are not good either.

As a result, social trust and contract relationship never grows, the tyranny group reigns with factions on a society that lacks cohesive power, and only the change of government due to its constant fighting has become a purification device for mitigating corruption It will be that it is characteristic of this area.

We mentioned earlier this as ‘Oriental autocracy’.

Furthermore, I call this region the A Zone of The Oriental Despotism.

People follow the tyranny group and dictators to 'better bend than break' style,

Avoid being a responsible entity of economics and politics of one's own accord.

As a form of governance, the dynasty nation, the conquest dynasty, the dictatorship state, the authoritarian regime has been repeated in history.

Because social reliability and social contract do not grow up, it cannot proceed not only domestic norms and laws but also international rules, and it is easy to take reckless action with self-centered values.

Self-centered values do not allow the existence of other values and social diversified speech, but their intolerance is rather their social cohesive power.

It is such a Zone.

Of course, unless it is a Zone, organizations with the features can be born in other countries.

Speaking in Japan, the wartime military and part of the postwar press.

School career elite's tyranny executive and members of constitution of seeing only the boss who rise the line without sure punishment or reward,

If employees with self-preservation and desire to succeed in life gather, it will be as close to the Oriental tyranny system as possible.

I would like to cite the deep influence of Asianism that resonates with the Oriental tyranny over the ocean or borrows traditional knowledge from it.

Is intellectual absorption in the book of Sinocentrism and Hua-Yi distinction the core of it?

This draft continues.

 

 

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中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

2018年10月08日 09時26分48秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる

2018年10月08日 09時26分08秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に

2018年10月08日 09時25分00秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

2018年10月08日 09時23分01秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている

2018年10月08日 09時21分23秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

2018年10月08日 09時20分13秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

2018年10月08日 09時18分50秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。

2018年10月08日 09時17分17秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

2018年10月08日 09時15分28秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、

2018年10月08日 09時14分02秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

2018年10月08日 09時12分44秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

2018年10月08日 09時09分40秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

2018年10月08日 09時07分54秒 | 日記

国際刑事警察機構(INTERPOL)の中国人総裁が中国に帰国後消息不明になっているニュースが世界中を駆け巡っているのだが、何故、中国はこんなことをする国なのかということを、先日、ご購読を薦めた古田博司教授の以下の歴史的な名著は、完璧に明らかにしている。

p142から

前文略

見出し以外の文中強調は私。

信頼関係の生まれない国 

ここにもう一つの要素が加わる。

ユーラシア大陸の極西から極東に及ぶ、圈(zone)の問題だ。

具体的には、ロシア・中国・北朝鮮・韓国がこれに含まれる。 

これらの地域は歴史上、独立採算制の地域分業、すなわち封建制を経験したことがない。

分業がうまくできない地域なのである。

もちろんインドは、カーストという分業をしているからこれらの圈には含まれないし、日本も神道の神様まで分業しているくらいの分業得意国である。

では、分業がうまくできない国とは、どのような国なのだろうか。

分業は仕事を分割して人にまかせるということだから、できないことには信頼関係が生まれない。

信頼関係が生まれないから、約束関係も契約関係もダメだ、ということになる。 

結果として社会的な信頼関係や契約関係が育つことがなく、凝集力を欠いた社会の上に専制集団が派閥をもって君臨し、その不断の闘争による政権交替のみが腐敗緩和の浄化装置となっているというのが、この地域の特徴ということになるだろう。

これを「東洋的専制主義」と称することは先に述べた。

さらに私はこの地域を東洋的専制圈(A Zone of The Oriental Despotism)と呼んでいる。 

民衆は「長いものには巻かれろ」式に専制集団や独裁者に従い、経済・政治の責任ある主体であることを自ら好んで回避する。

統治形態としては王朝国家、征服王朝、独裁国家、強権政体を歴史上繰り返してきた。 

社会的に信頼性や契約性が育たないため、国内の規範・法のみならず、国際的なルールにも進んで従うことができず、自己中心的な価値観で無謀な行動をとりやすい。

自己中心的な価値観は他の価値観や社会の多様な言論の存在を許さないが、その不寛容性が却って、彼らの社会的凝集力となってしまっている。

そのような圈である。 

もちろん圈としてでなければ、その諸特徴をもつ組織は他の国にも生まれる可能性がある。

日本で言えば、戦時中の軍部や戦後のマスコミの一部など。

学歴エリートの専制的幹部と、信賞必罰なしにラインを上昇するヒラメ体質の部下たち、自己保存と出世欲だけの社員が集まれば東洋的専制体制に限りなく近くなる。

なぜそうなるのか、私は海の向こうの東洋的専制圈との共鳴、あるいはそこから伝統的な知識を借りるという、アジア主義の深い影響を挙げたくなる。

中華思想や華夷秩序の書物にある知的吸収がその核になっているのだろうか。

この稿続く。

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