「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、
2017-03-08
以下は前章の続きである。
あらゆる学問はこちら側の無根拠に耐えながら向う側の根拠に近づく営為であると言える。
こちら側だけでは普遍などないし、究極の根拠などありはしない。
直観と超越の理力で一気に把握する方法もあるのだが、この場合には一応、歴史的な事例を集めて根拠ににじり寄ることにした。
すると李朝時代には、「濫囚」といって、逆らう者はその場でジャンジャン獄に投じ、「濫赦」といって、見せしめが終わるとゴソッと恩赦していたことが分かった。
説明が煩雑なので詳しく知りたい方は、拙稿「近代日本による刑政大改革と人権向上―韓国の歴史から見えるもの」(『別冊正論』23号、「総復習『日韓併合』」、2015年)を見ていただきたい。
ネットの「iRONNA」にもアップされている。
結論は至って単純だ。
「コリアンの刑罰は報復・見せしめだ」である。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、こんな揶揄混じりのアヤフヤな表現を使っているから、日本のマスコミはいつまでたっても成長しないのである。
韓国は報復・見せしめの刑罰しか知らないから、報復と見せしめのためには、法の過去遡及もするし、言論の自由や報道の自由も「筆禍」として処罰しようとする、それで為政者の独善がやまないのである。
こんなのは全部、朴槿恵が実践してみせてくれた。
そこで、このように経過説明をすることが可能だろう。
近代が終わろうとする20世紀後半から、日本は近代の完遂へと向かい、韓国は完遂できずに退行し、21世紀に入ると、現代における国の明暗がはっきりと分かれた。
この稿続く。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、
2017-03-08
以下は前章の続きである。
あらゆる学問はこちら側の無根拠に耐えながら向う側の根拠に近づく営為であると言える。
こちら側だけでは普遍などないし、究極の根拠などありはしない。
直観と超越の理力で一気に把握する方法もあるのだが、この場合には一応、歴史的な事例を集めて根拠ににじり寄ることにした。
すると李朝時代には、「濫囚」といって、逆らう者はその場でジャンジャン獄に投じ、「濫赦」といって、見せしめが終わるとゴソッと恩赦していたことが分かった。
説明が煩雑なので詳しく知りたい方は、拙稿「近代日本による刑政大改革と人権向上―韓国の歴史から見えるもの」(『別冊正論』23号、「総復習『日韓併合』」、2015年)を見ていただきたい。
ネットの「iRONNA」にもアップされている。
結論は至って単純だ。
「コリアンの刑罰は報復・見せしめだ」である。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、こんな揶揄混じりのアヤフヤな表現を使っているから、日本のマスコミはいつまでたっても成長しないのである。
韓国は報復・見せしめの刑罰しか知らないから、報復と見せしめのためには、法の過去遡及もするし、言論の自由や報道の自由も「筆禍」として処罰しようとする、それで為政者の独善がやまないのである。
こんなのは全部、朴槿恵が実践してみせてくれた。
そこで、このように経過説明をすることが可能だろう。
近代が終わろうとする二十世紀後半から、日本は近代の完遂へと向かい、韓国は完遂できずに退行し、21世紀に入ると、現代における国の明暗がはっきりと分かれた。
この稿続く。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、
2017-03-08
以下は前章の続きである。
あらゆる学問はこちら側の無根拠に耐えながら向う側の根拠に近づく営為であると言える。
こちら側だけでは普遍などないし、究極の根拠などありはしない。
直観と超越の理力で一気に把握する方法もあるのだが、この場合には一応、歴史的な事例を集めて根拠ににじり寄ることにした。
すると李朝時代には、「濫囚」といって、逆らう者はその場でジャンジャン獄に投じ、「濫赦」といって、見せしめが終わるとゴソッと恩赦していたことが分かった。
説明が煩雑なので詳しく知りたい方は、拙稿「近代日本による刑政大改革と人権向上―韓国の歴史から見えるもの」(『別冊正論』23号、「総復習『日韓併合』」、2015年)を見ていただきたい。
ネットの「iRONNA」にもアップされている。
結論は至って単純だ。
「コリアンの刑罰は報復・見せしめだ」である。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、こんな揶揄混じりのアヤフヤな表現を使っているから、日本のマスコミはいつまでたっても成長しないのである。
韓国は報復・見せしめの刑罰しか知らないから、報復と見せしめのためには、法の過去遡及もするし、言論の自由や報道の自由も「筆禍」として処罰しようとする、それで為政者の独善がやまないのである。
こんなのは全部、朴槿恵が実践してみせてくれた。
そこで、このように経過説明をすることが可能だろう。
近代が終わろうとする二十世紀後半から、日本は近代の完遂へと向かい、韓国は完遂できずに退行し、21世紀に入ると、現代における国の明暗がはっきりと分かれた。
この稿続く。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、
2017-03-08
以下は前章の続きである。
あらゆる学問はこちら側の無根拠に耐えながら向う側の根拠に近づく営為であると言える。
こちら側だけでは普遍などないし、究極の根拠などありはしない。
直観と超越の理力で一気に把握する方法もあるのだが、この場合には一応、歴史的な事例を集めて根拠ににじり寄ることにした。
すると李朝時代には、「濫囚」といって、逆らう者はその場でジャンジャン獄に投じ、「濫赦」といって、見せしめが終わるとゴソッと恩赦していたことが分かった。
説明が煩雑なので詳しく知りたい方は、拙稿「近代日本による刑政大改革と人権向上―韓国の歴史から見えるもの」(『別冊正論』23号、「総復習『日韓併合』」、2015年)を見ていただきたい。
ネットの「iRONNA」にもアップされている。
結論は至って単純だ。
「コリアンの刑罰は報復・見せしめだ」である。
「情治国家」などという、意味不明の語彙が広まっているようだが、「情治」というのは一体なにか、こんな揶揄混じりのアヤフヤな表現を使っているから、日本のマスコミはいつまでたっても成長しないのである。
韓国は報復・見せしめの刑罰しか知らないから、報復と見せしめのためには、法の過去遡及もするし、言論の自由や報道の自由も「筆禍」として処罰しようとする、それで為政者の独善がやまないのである。
こんなのは全部、朴槿恵が実践してみせてくれた。
そこで、このように経過説明をすることが可能だろう。
近代が終わろうとする二十世紀後半から、日本は近代の完遂へと向かい、韓国は完遂できずに退行し、21世紀に入ると、現代における国の明暗がはっきりと分かれた。
この稿続く。
この正体不明の女性が日本ではなくフランスで、このような事を行う事についての怪しさを疑う知性もない
2018-01-26
NHKの報道部を支配している人間達の自虐史観、或いは、中国や朝鮮半島の反日プロパガンダとシンクロしている反日思想は、極まっている。
私は、今、たまたま、BS1で国際報道を観ていたのだが、昨夜、watch9が報道していた噴飯物の話を繰り返していた。
日本の女性だと言う佐々木くみという女性が、どういう組織の工作員なのかは知らぬが、日本で痴漢に遭った苦しみなどと称して、フランスで(パリでだろう)本を出版して、日本を批判しているなどという、まともに考えたら、幼稚園児でも分かる様な、怪しい話をNHKは連夜に渡って!喜々として報道しているのである。
私は、さっき、この佐々木くみという女性を初めてみたが…整形天国、韓国にはありふれているのかもしれないが、誰が見ても、(一瞥で)、整形をしまくっている事はありありの顔をしていた。
あの表情だけでも異様さ、怪しさを感じるのが、まともな人間の感覚だろう。
私は、この女性が純粋な日本人だとは到底思えなかった。
私が世界一、女性を愛している人間である事は言及してきたとおりであるし、私の周囲の人たちは皆知っていることである。
だが私は、この女性には全く愛を感じない。
何から何までが怪しいからだ。
私は、これまでフランスには愛を感じて来た人間だが、この1件で、相当、フランスが嫌になった。
あまりにも低能が過ぎるのではないか?
この正体不明の女性が日本ではなくフランスで、このような事を行う事についての怪しさを疑う知性もないのだろうか?
そんなお粗末な知性で、平然と、あろうことか米国と並ぶ最高の知性と自由を達成している日本を批判するとは!
フランス人の人種差別感覚の酷さと、彼らの低能さを、これ以上ないほどに表している。
私は本当にフラン人が嫌になった。
私は、フランスを、本当に、心から軽蔑する。
日本の痴漢などという戯けた事を言っている暇があったら、欧州よ、君たちが、未だに階級社会の中にいる現実を、どうにかした方が良い。
君たちのサッカーは、「階級社会の毒消し」、が、その本質だろう。
日本の痴漢が云々などと言っている暇に、君たちには解決しなければならない階級差別や人種差別などの問題が山積みしているはずだろう。
フランス人よ、本当に恥を知れ。
僕は、ずっと君たちに愛を感じて来たが、今回の事で、その愛も一瞬で消え去った。
君たちのような、
これほど愚かで、度し難く、根底に人種差別や、階級差別を持っているような人間など、誰が愛せるものか。
重信房子支援者が勤務していた高槻市の光愛病院の創設者は日本赤軍の前身である共産主義同盟(ブンド
2018-04-18
2005年8月13日3時14分
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=13yomiuri20050813ia01&cat=35
辻元清美氏が総選挙出馬へ 大阪10区で
2005年08月09日
9月11日投開票の総選挙で、辻元清美・元衆院議員(45)が9日、大阪10区から立候補することを決めた。朝日新聞の取材に答えた。無所属か、かつて所属した社民党から出馬する方針で、今週内にも正式に表明する。「憲法の大切さを訴えるため、幅広い支援を呼びかけたい」と話している。
02年3月、秘書給与詐取疑惑が発覚して衆院議員を辞職。03年7月、詐欺容疑で逮捕され、04年2月、東京地裁で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。その後、04年7月の参院選大阪選挙区で立候補したが、小差の次点で落選した。
公職選挙法では、選挙違反や収賄などの罪を除く刑法犯で公民権が停止されるのは禁固以上の実刑に限られる。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200508090061.html
という訳でこの2人は反省などしていません。例えブサヨでも「言論の自由」は保障されています。まして、国政選挙に参加するのは当然の権利等と思っているのでしょう。
後は選挙区の皆さんの「良識」の問題です。因みに土井たか子氏は兵庫7区です。
韓国馬鹿太郎 2005-08-15 20:27:08 No.207554
辻元の選挙区は大阪10区(高槻・島本)で、氏の地盤の高槻市はあの赤軍の重信房子が潜伏、逮捕された場所であり周辺に日本赤軍の関係者・支援者が多い土地である。
辻元の選対本部には、元過激派のメンバーが現在でも多数所属。
(辻本は早大在学中に極左団体と関係していた。)
重信房子支援者が勤務していた高槻市の光愛病院の創設者は、日本赤軍の前身である共産主義同盟(ブンド)赤軍派の元メンバー。
光愛病院は、日本赤軍支援グループの拠点、巣窟だった。
また辻元の内縁の夫、北川が経営する「第三書館」という出版社はマリファナや殺人、テロに関する詳しい書籍など、著しく反社会的な著作を多数出版。
辻元の著作5点は「第三書館」から刊行。
また、辻元が主催していた頃の「ピースボート」船上では当局の目が届かないのをいい事に参加者間(漫画家の石●啓ら)で公然とマリファナが吸引されていた。
「ピースボート」は日本赤軍が国際的に作ろうとしている支援組織「ADEF(反戦民主戦線)」の表側の組織 。
北川は日本赤軍が移動する際、ピースボートに紛れ込んでいた。
野菜 2005-08-15 21:06:10 No.207580
辻元、社民党に復帰して立候補を決めました。
多分、比例と重複立候補ではないでしょうか。
これで、政界復帰の可能性が高まってしまいました。
大阪の恥がまた増えますね。
大阪10区って、反日左翼の巣窟ですかね。
#日本赤軍#支援者#ピースボート#高槻市#無所属#創設者
マリファナや殺人、テロに関する詳しい書籍など、著しく反社会的な著作を多数出版。辻元の著作5点は
辻元の選挙区は大阪10区(高槻・島本)で、氏の地盤の高槻市はあの赤軍の重信房子が潜伏、逮捕された
前の記事
マリファナや殺人、テロに関する詳しい書籍など、著しく反社会的な著作を多数出版。辻元の著作5点は
次の記事
辻元の選挙区は大阪10区(高槻・島本)で、氏の地盤の高槻市はあの赤軍の重信房子が潜伏、逮捕された
世界共産主義革命のためにアグネス・スメドレーと枕まで交わしてきた尾崎秀実がやたら小さな存在に見え
2018-07-26
以下は今日発売された週刊新潮に…戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が掉尾を飾って連載しているコラムからである。
日本国内のみならず世界中の人たちは皆、高山正之についての私の評を、心底から、その通り!と思っているはずである。
私は彼を読むためだけのために毎週週刊新潮を購読している。
見出し以外の文中強調は私。
さあ死刑ですよ
真珠湾まであと2か月を切ったころ、ソルゲ事件の片割れの尾崎秀実が警視庁に捕まった。
「目黒署に収監されると連日の拷問で、夜は留置場に這って帰っていた」と尾崎の古巣、朝日新聞所縁の者が書いていた。
いやそれは嘘だと取り調べた特高係長の宮下弘が断固否定する。
日本が戦争している時にスパイをやっている人間を許せないのだと言ったら青い顔して椅子から崩れ落ちた。
暫く黙ったあと「そうスパイスパイと人間の屑みたいに言わないでください。私は政治家です。それを認めてください」と哀訴するんだ。
自分でそう思っていればいいと突き放すともう簡単に落ちてしまった、というような展開だったと。
この話は納得できる。
汚職などサンズイものの捜査官の話だが、役人とか社会的地位のある者はまずその気位を徹底的に剥ぎ落とす。
心理的に素裸にされると簡単に落ちるという。
コミンテルンを背負って立ってきたつもりが、卑賤な密偵扱いされたらずっこける心境はよく分かる。
ずっこけた彼は素直に自供し巣鴨に送られた。
昭和19年4月には上告が棄却され、死刑が確定した。
そのころには「たかがスパイ」評価も納得した風で、そんな父を持った娘の先行きを気にする心情が妻への手紙から窺える。
ちょっと笑えるのは彼が私信の中でカール・クロウの『中国案内』が面白いと推奨していることだ。
米国は第一次大戦後、日本と支那を引き裂くため国務長官と陸海軍長官、それにメディア代表で仕切る米広報委員会(CPI)上海支部を立ち上げた。
蒋介石をカネで抱き込み、米外交官、特派員、宣教師からパール・バックまで使って支那人に親米反日を吹き込んでいった。
成果の一つが五四運動で米公使ポール・ラインシュが指揮を執った。
そのCPI現地指揮官がカール・クロウなのに、そんな背景も知らず、米外交の意図も知らず、世界共産主義革命のためにアグネス・スメドレーと枕まで交わしてきた尾崎秀実がやたら小さな存在に見えてくる。
この稿続く。
以下は、今、アメーバにおいて検索数ベスト5に入っている章である。
その言動活動を見れば朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではない人間達が国会議員をして
2018-10-24
テーマ:ブログ
以下は江崎道朗氏の歴史的な名著の「第二章 中国共産党による対日心理戦争」の冒頭の章、相手国を支配し、操る「影響力工作」からである。
文中強調は私。
近年、マスコミの発達と世論が政治に与える影響に着目して、広報外交(パブリック・ディプロマシ-)の重要性が語られるようになってきている。
残念ながら、日本では、この広報外交はもっぱら、「外国に対して日本に好意的な世論が生まれるよう働きかける」という程度の意味あいで理解されている。
だが、少なくともアメリカや中国では、まったく意味が異なる。
米中両国は「相手国の世論を自国に有利なように誘導することで、相手国の政治を牛耳る」という意味あいで、この広報外交を使っている。
相手を支配し、操ろうとする意思と宣伝工作。
これが国際政治を左右する大きな要素であると考えているのである。
この広報外交の原型は、ソ連・コミンテルンが考案した「影響力工作」に求めることができる。
外交、特に非軍事的で政治的な対外活動は、様々な形態が存在する。 自国を利する行動を他国に取らせる手法には、外交・通商交渉や公式声明の発表などの公然の手法と、偽文書などを使ったブラック・プロパガンダや偽装組織による示威運動などの非公然の手法とがある。非公然の手法を「欺瞞」とも呼ぶ。
こうした非公然の手法のうち、影響力のある人物を利用して他国の国民や政策決定者の知覚を誘導することにより、他国を操作する工作は、「影響力工作」と呼ばれる。
*尾崎秀美の例に留まらず、朝日新聞などやNHK,いわゆる学者達、いわゆる市民団体、いわゆる人権派弁護士達に対して、反日プロパガンダを国是としている朝鮮半島や中国が今でも同様の工作を行っているのは、論を待たない現実だろう。ましてや日本はスパイ天国の有様なのだから。その言動活動を見れば朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではない人間達が国会議員をしていたり、大学教授として無数に存在しているのが、日本の実態なのだから*
ソ連は、戦前からこの非公然の「影響力工作」を重視していた。
たとえば、1975年から1979年まで東京のKGB駐在部に勤務して対日工作にあたり、その後、アメリカに亡命したソ連・KGB諜報員スタニスラフ・レフチェンコが1989年に次のように述べていることを、皇學館大学講師の佐々木太郎氏が紹介している。
《ソ連情報機関は、標的とする諸国家に対する二つの主要な任務を負っている。ひとつは、古典的なスパイ活動である。つまり、技術や機密を盗むことである。もうひとつは現在、積極工作と呼ばれるものである。これは、標的にソ連の利益となるような行動をとらせることを目的とした“影響工作”のことである。初期の頃において影響工作は、情報機関ではなく、コミンテルンやソヴィエト共産党といったその他のソヴィエト機関によって主導されていた。それでも、遠い昔にコミンテルンによって発展されたその手法は、今日のKGBの活動に役立っている》
戦後の1955年から1990年代まで、日本の政治は主として55年体制と呼ばれる仕組みの下で勍いていた。
与党の自民党に対して、野党の日本社会党が対立する二大政党体制のことである。
この二大政党の一つ、日本社会党がソ連KGBの「コントロールの下」にあったとして、前述したソ連・KGB諜報員レフチェンコは1982年7月14日、アメリカ連邦議会下院情報特別委員会聴聞会において次のように証言しているのだ。
《KGBは1970年代において、日本社会党の政治方針を効果的にコントロールできていました。同党の幹部のうち10人以上を影響力行使者としてリクルートしていたのです》
このようにソ連KGBの非公然の政治工作の目的は、「機密などを盗む」というだけでなく、「ソ連に有利な情報を日本の政治家やジャーナリストなどに与えることで、日本の政治をソ連に有利な方向に誘導すべく影響力を発揮すること」であった。
そして実は、このように日本の政治を支配し、操ろうとしたソ連による影響力工作、対日工作の原型を生み出したのが、中国共産党であった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
*私は何度かトランンプ大統領の当然前後に中国の高官が言及した事を想起する事を書いた…「普通の政治家は皆、政治家になって蓄財する。ところがトランプは大富豪なのに政治家になった。そこが偉い…」。…キッシンジャーについて、まるで稀代の政治家だったかのように私たちはメディアに依って思い込まされて来たわけだが、彼が政治を自分と一族の莫大な金儲けに使っただけのチンピラだったことは、上記の会談内容でも明瞭だろう…とんだ食わせ者だったわけである*
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
*日本の国会では全く騒がれず、あろうことか、モリカケなんぞを野党が持ち出しているのは何故か?私は、野党と朝日などやNHK等のメディアが中国や朝鮮半島の工作下にある事の、それが紛れもない証明なのだと確信している。読者も、ナチスト何ら変わらない中国のウイグル族弾圧等や、信じがたい言論弾圧について、国会において、野党が何も言わず、モリカケなどの捏造報道を元に、安倍政権攻撃を繰り返している態様を観たならば、即刻、その野党と政治屋は中国や朝鮮半島のエージェントであることを知るべきなのである。沖縄県民が沖縄を支配している二紙の洗脳下にあるとしても、自分たちが知事にした人物が何者なのかは、注視しなければならないのである。…中国や朝鮮半島の様な国に属した人間に成りたいほどの馬鹿ならば、もはやつける薬もなく後は地獄で閻魔大王の裁きに任せるしかないわけだが…47都道府県で最大の交付金を得て、本土よりもいい暮らしをしながら、愛国心のかけらもない、では、およそ人間として最低、最大の悪人であると証明しているだけなのだから*
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
*私は何度かトランンプ大統領の当然前後に中国の高官が言及した事を想起する事を書いた…「普通の政治家は皆、政治家になって蓄財する。ところがトランプは大富豪なのに政治家になった。そこが偉い…」。…キッシンジャーについて、まるで稀代のやり手だったかのように私たちはメディアに依って思い込まされて来たわけだが、彼は政治を自分と一族の莫大な金儲けに使っただけのチンピラだったことは、上記の会談内容でも明瞭だろう…とんだ食わせ者だったわけである*
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
*日本の国会では全く騒がれず、あろうことか、モリカケなんぞを野党が持ち出しているのは何故か?私は、野党と朝日などやNHK等のメディアが中国や朝鮮半島の工作下にある事の、それが紛れもない証明なのだと確信している。読者も、ナチスト何ら変わらない中国のウイグル族弾圧等や、信じがたい言論弾圧について、国会において、野党が何も言わず、モリカケなどの捏造報道を元に、安倍政権攻撃を繰り返している態様を観たならば、即刻、その野党と政治屋は中国や朝鮮半島のエージェントであることを知るべきなのである。沖縄県民が沖縄を支配している二紙の洗脳下にあるとしても、自分たちが知事にした人物が何者なのかは、注視しなければならないのである。…中国や朝鮮半島の様な国に属した人間に成りたいほどの馬鹿ならば、もはやつける薬もなく、後は地獄で閻魔大王の裁きに任せるしかないわけだが…47都道府県で最大の交付金を得て、本土よりもいい暮らしをしながら、愛国心のかけらもない、では、およそ人間として最低、最大の悪人であると証明しているだけなのだから*
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
*私は何度かトランンプ大統領の当然前後に中国の高官が言及した事を想起する事を書いた…「普通の政治家は皆、政治家になって蓄財する。ところがトランプは大富豪なのに政治家になった。そこが偉い…」。…キッシンジャーについて、まるで稀代のやり手だったかのように私たちはメディアに依って思い込まされて来たわけだが、彼は政治を自分と一族の莫大な金儲けに使っただけのチンピラだったことは、上記の会談内容でも明瞭だろう…とんだ食わせ者だったわけである*
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
*私は何度かトランンプ大統領の当然前後に中国の高官が言及した事を想起する事を書いた…「普通の政治家は皆、政治家になって蓄財する。ところがトランプは大富豪なのに政治家になった。そこが偉い…」。…キッシンジャーについて、まるで稀代のやり手だったかのように私たちはメディアに依って思い込まされて来たわけだが、彼は政治を自分と一族の莫大な金儲けに使っただけのチンピラだったことは、上記の会談内容でも明瞭だろう…とんだ食わせ者だったわけである*
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*
以下は前章の続きである。
山が動いた
河添
ワンチャイナ・ポリシーですね。
1971年にヘンリー・キッシンジャーが二回極秘訪中し、毛沢東や周恩来と面会しています。
周恩来との会談の冒頭、二時間以上が「台湾問題」に費やされ、キッシンジャーは「台湾が中国と別の国として独立することを認めない」と明言し、「いずれ中国と台湾が統合されることが望ましい」と述べ、「一つの中国原則」の主要部分を、ニクソン大統領の補佐官の分際で身勝手に認めてしまったのです。
台湾問題が中心だったのに、公にはそれを伏せていました。
この時のやり取りが記録された機密文書が2002年2月に公開され、産経新聞がスクープしました。
機密文書には、キッシンジャーが、「これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない」と語ったり、周恩来が「日本はアメリカのコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか」と語ったなど、ゲンナリする会話が残されていました。
ワンチャイナ・ポリシーは、だから、“キッシンジャーの呪縛”でもあります。
だけど2016年12月、フォックステレビのインタビューで、トランプさんが次期大統領の立場で、一つの中国の原則になぜ縛られなければならないのか?」と投げかけました。
時代が大きく動き出したことを瞬時に感じました。
同時期、卒寿を過ぎたキッシンジャーが訪中し、習近平らと面談しています。
ワンチャイナ・ポリシーを踏襲しないのがトランプの意向だと伝えるため、それと最晩年にさしかかった自身や一族の保身だったのかなあと。
高山
「台湾も含めて中国の領土」には、さまざまな疑義があるとトランプが言った。
台湾旅行法にも署名し、台湾の蔡英文総統も堂々とアメリカに立ち寄った。
河添
トランプ政権下の台湾政策に関しては、上下両院、与野党問わず台湾を守る方向で団結しています。
高山
山が動いたのは間違いない。
フーヴァー政権の時代につくった、中国の版図を見直さなければいけないことを、トランプが言っているように思う。
現実に言われているのがウイグルだ。
米議会であれほど騒がれている。
昔はリチャード・ギアが人権問題だと指摘して、少しだけ騒がれる程度だった。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
*読者は、私が何度も言及している事の正しさを痛感しているはずである。つまり…今の日本では、物事の真相は、このWiLL、HANADA、Voice、正論、の月刊誌4誌(平均800円)を購読しなければ絶対的に分からない…ということをである。
この対談特集が氷山の一角である凄さ…それが上記の月刊誌群の態様なのだから。*