何故、日弁連が国連にまで出向いて慰安婦問題の捏造と、これを国際社会に広める活動を行って来たのか。と題して2018-12-16に発信した章が今アメーバで公式ハッシュタグランキング:司法試験15位にランクインしている。
2017-04-05に「 少数派である左翼系の弁護士が日弁連や単位弁護士会を事実上仕切っている」と題して発信した章が、今、アメーバの検索数の上位に入っている。
以下は今日の産経新聞フロントページ、現実離れの反安保決議、戦後72年弁護士会と大書された特集記事からである。
見出し以外の文中強調と*~*は私。
「納得できないというより、理解できない」。
平成26年5月30日、仙台市で開かれた日本弁護士連合会(日弁連)の第65回定期総会。マイクを握って質問した安永宏(77)は、執行部の答弁にいらだちを隠せなかった。
議題は「重ねて集団的自衛権の行使容認に反対し、立憲主義の意義を確認する決議(案)」。安永は、軍事的拡張を強める中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での動向などを踏まえ、「日本有事」の際にどう行動すべきなのか、執行部の見解をただした。
「もし中国が尖閣諸島を占領にかかってきたとき、自衛隊は抵抗することができるのか。アメリカに支援を求めるということはできるのか」「きちっと結論を出した上で、ご提案をなさっておられるのか」と。
当時の副会長は「日弁連として個別の方向性、考え方を示していることは今までない。日弁連という団体の性格からして示すべきであるか否かも問題があるところであろうかと思う」と回答。
「検討することは必要」としつつも、「今どのように考えるか回答することは適切ではない」とした。
安永は「今そこにある危機」を直視しようとしない抽象論だと感じた。
当時は一介の会員だった安永だが、24年4月に佐賀県弁護士会会長に就任、翌年3月まで日弁連理事も兼任した。
集団的自衛権などに反対する意見表明が理事会で議事に上ると、現実の国際情勢から「目をそらすな」と批判したが、完全に孤立した。
「私の意見はいつも圧倒的多数で否定される。理事会の後に『本当は先生の意見に賛成』と耳打ちしてくる人はいたが…」
安永は、政治も根本は法律で動く以上、法律家集団の意見が政治性を帯びることはある意味当然と考えている。
問題は最初から一方向で結論が決まり、議論にならないことだと訴える。
「自滅の道だ」
同じ26年の日弁連総会に出席し、安永と正反対の立場で決議案への賛成討論を行ったのが鈴木達夫(76)だった。
「安倍(晋三)の戦争政治をみんなの力で断ち切る。それが今の戦争が起ころうとしている情勢の中における人民の態度ではないか」
鈴木によると、東京大在学中に60年安保闘争に参加した後、NHKに入局し、配属先の長崎で米海軍原子力空母エンタープライズの佐世保入港阻止闘争にも加わった。
当局に身柄を一時拘束された経験もあり、自らの裁判を担当した弁護士への敬意から法律を学び、48歳で司法試験に合格したという異色の経歴を持つ。鈴木は昨年の日弁連会長選に立候補して敗れた「反主流派」の高山俊吉(76)らとともに「憲法と人権の日弁連をめざす会」を結成している。
「主流派」で構成する日弁連執行部が集団的自衛権に反対したことは評価しつつ、法曹人口拡大など一連の司法改革については執行部と意見を異にする立場だ。
総会で質問に立った安永とは考え方は水と油だが、執行部がまともに答えずに採決したことには疑問を持つ。
「日弁連は議論しないといけない。それをしないのは自滅の道だ」
採決の結果、決議案は賛成多数で可決された。
委任状を集め
日弁連の会員弁護士(3月現在で3万9015人)には、右から左までさまざまな思想・信条を持つ人がいる。
なぜ集団的自衛権の行使容認への反対など政治色の濃い決議案が簡単に可決されるのか。
大阪弁護士会所属のある弁護士は「少数派である左翼系の弁護士が日弁連や単位弁護士会を事実上仕切っている」と吐露する。
多くの弁護士は日常業務に追われ、会の運営に無関心か、反体制的な活動を嫌って一定の距離を置く。
一方で会務に熱心に取り組む少数派が組織の主導権を握り、最高意思決定機関である総会にも委任状を集めて大挙して出席、場を支配するというのだ。
*この状態こそが中国や韓国、北朝鮮などの強力な諜報機関を持つ国が容易く工作が行える態様である事、或いは工作が行われ続けて来て彼らは完璧に成果を上げて来ただろう事は小学生レベルの頭脳でも分かる実態だろう。
何故、日弁連が国連にまで出向いて慰安婦問題の捏造と、これを国際社会に広める活動を行って来たのか。
当時の日弁連の要職に居た戸塚悦朗は、慰安婦ではない性奴隷なのだ、などという言語道断な定義を国際社会に広め、これを世界日報などという雑誌で得意げに吹聴していたのである。彼の事をウィキペディアで検索して私は更に驚愕した。これは次章にてご紹介する。*
「重ねてー」決議案が可決された総会の進行手続きに瑕疵はない。
ただ、出席者は691人、委任状による代理出席は8782人。
当時の全会員の3分の1に満たない人数でまたも「反安保」の旗が振られた。
それは日弁連の「総意」といえるのか。(敬称略)
Freddie Mercury - I Was Born To Love You (Official Video)