文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

立憲や共産党の議員達が破廉恥漢以外の何ものでもない証明「予算委というのは予算の議論をするところだ」発言

2022年02月17日 17時34分32秒 | 全般

以下は今日の産経新聞に、国会での誹謗中傷は免責か、と題して掲載された、現役最高の記者の一人である阿比留瑠偉の定期連載コラムからである。

立憲民主党や共産党が、予算委員会で、予算以外の、朝日新聞等が捏造した政権批判記事を元に、政権攻撃を日常茶飯事として行って来た事は、歴然たる事実である。

この論文は、彼らが、「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国である中国や朝鮮半島と同等の本質を持った人間達である事を証明している。

 


Top 10 real-time searches on goo 2/17, 17:07

2022年02月17日 17時07分19秒 | 全般

1

中国 上海で50代日本人男性が拘束 スパイなどの疑い持たれたか…何がスパイか、理由は何とでも作る国

2

Top 10 real-time searches on goo 2/17, 10:57

3

日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。

4

Japan’s world-class rail system is worthy of a world-class country.  

5

自国のエリートたちからも敬遠される中国という国は永遠に、アメリカに勝つことができない

6

マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。 そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。

7

毎日新聞と共産党は韓国の反日プロパガンダに与している反日日本人達の組織なのですね。

8

ワールドクラスの日本が誇る鉄道システムはまさに世界トップクラス。期待を裏切らない体験でした。

9

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10

韓国の抗日団体会長…横領疑い、警察本格捜査へ…尹 美香に続いて彼らの実態が明らかに

 


韓国の抗日団体会長…横領疑い、警察本格捜査へ…尹 美香に続いて彼らの実態が明らかに

2022年02月17日 14時56分34秒 | 全般

以下は今日の産経新聞からである。

「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」が、尹 美香に続いて韓国ですら明らかになっているのに、毎日新聞と共産党は、彼らの反日プロパガンダに与して、強制連行などと言っているわけです。

 


Top 10 real-time searches on goo 2/17, 14:41

2022年02月17日 14時41分31秒 | 全般

1

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2

中国 上海で50代日本人男性が拘束 スパイなどの疑い持たれたか…何がスパイか、理由は何とでも作る国

3

日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。

4

マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。 そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。

5

野田政権のときは財務省に日経、朝日、毎日と論説委員がみんな誘導されていました。一番ひどかったのは、やはり日経新聞です

6

日経は…民主党の野田政権、その前の菅直人政権から「日本はギリシャになる」と菅直人氏に言わせるような紙面作りをずっと

7

Japan’s world-class rail system is worthy of a world-class country.  

8

G8から帰ってきてからの菅直人…心の準備がなされていなかったから完全に財務省に取り込まれたわけです

9

自国のエリートたちからも敬遠される中国という国は永遠に、アメリカに勝つことができない

10

心構えがないとだいたい財務省に取り込まれます…最初から好んで財務省に取り込まれた人…野田氏

 

 


Japan’s world-class rail system is worthy of a world-class country.  

2022年02月17日 14時19分02秒 | 全般

以下は今しがた発見したツイートからである。
有本  香  Kaori Arimotoさんがリツイート
ラーム・エマニュエル駐日米国大使@USAmbJapan
アメリカ合衆国の政府関係者本日、大使として初めて電車に乗り、仕事で横須賀を訪れました。
ワールドクラスの日本が誇る鉄道システムはまさに世界トップクラス。期待を裏切らない体験でした。

引用ツイート
ラーム・エマニュエル駐日米国大使@USAmbJapan
Today’s commute to Yokosuka was my first train ride as Ambassador. #Japan’s world-class rail system is worthy of a world-class country.  
It did not disappoint.

https://pbs.twimg.com/media/FLwgyUJXsAA_nNJ?format=jpg&name=4096x4096

 


ワールドクラスの日本が誇る鉄道システムはまさに世界トップクラス。期待を裏切らない体験でした。

2022年02月17日 14時17分30秒 | 全般

以下は今しがた発見したツイートからである。
有本  香  Kaori Arimotoさんがリツイート
ラーム・エマニュエル駐日米国大使@USAmbJapan
アメリカ合衆国の政府関係者本日、大使として初めて電車に乗り、仕事で横須賀を訪れました。
ワールドクラスの日本が誇る鉄道システムはまさに世界トップクラス。期待を裏切らない体験でした。

引用ツイート
ラーム・エマニュエル駐日米国大使@USAmbJapan
Today’s commute to Yokosuka was my first train ride as Ambassador. #Japan’s world-class rail system is worthy of a world-class country.  
It did not disappoint.

https://pbs.twimg.com/media/FLwgyUJXsAA_nNJ?format=jpg&name=4096x4096

 


中国 上海で50代日本人男性が拘束 スパイなどの疑い持たれたか…何がスパイか、理由は何とでも作る国

2022年02月17日 13時19分24秒 | 全般

以下は今しがた発見したツイートからである竹内久美子さんのツイートからである。
@takeuchikumiffy
日本人であれば〝スパイ〟にされる。

引用ツイート
清水ともみ@swim_shu 
何がスパイか、理由は何とでも作る国。
”日本人である” それが理由になります。
この男性以外に少なくとも15人が拘束されています。
今月になって北海道の70代の男性は獄中死したとのこと。

中国 上海で50代日本人男性が拘束 スパイなどの疑い持たれたか | NHKニュース  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220217/k10013488131000.html

 


日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。

2022年02月17日 13時15分40秒 | 全般

以下は、2018年12月19日に出版された下記の本からである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。

財務省の外堀内堀の埋め方
田村
ただし今回の「消費増税の表明」のように財務省主導で様々に”雰囲気づくり”が行われています。
消費増税の最終判断ではないにもかかわらず大々的に報道されました。
高橋 
財務省はこういうのがうまいんですよ。
少しずつ確保して、安倍総理を孤立させているのです。
社長が全てなんでも思うようにできるかといったら案外できないところがあるでしょう? 
確かに2回は延期して財務省は負けた。
でも財務省は負け方がうまくて、100%は負けないんです。
私はもう少しひっくり返そうと思っているんだけど、なかなか大変な状況ではあります。
田村 
外堀内堀と埋められてしまったということですか。
高橋 
内堀の半分くらい埋まったかな。
田村 
財務官僚は何のためにサボタージュするのか、一般の国民はまったく理解ができないんですよ。
高橋 
省是ですね。消費税については財務省の中では省是と言えます。
入省したら消費税のいい話を山ほど聞かされますよ。
私が大蔵省に入ったのは1980年ですが、私が入ってすぐに大平正芳総理が亡くなったんです。
大平氏はもともと大蔵官僚だったから、消費税をやりたかった。
それが遺言のようにずっと残っている。
大平氏が亡くなったときに、省是になったんですよ。
親財務省の政治家は実は多いんです。
言うことを聞いてくれたらメリットを与えますよと財務省は簡単に言えるからで、それでほとんどの政治家が落ちる。
自民党の中で落ちないのは党人派の人だけです。
田村 
宏池会は?
高橋 
宏池会の人はかなり落ちる。
そもそも党人派が多いのは清和会でしょう? 
清和会では落ちない人もかなりいました。
それから中曽根康弘氏も落ちなかったと。
政治家で準備ができていてしっかりしている人は落ちない。
でもあまり準備ができていない人は落ちるんです。
竹下登氏は完璧に落っこちた(笑)。
田村 
そうですね(笑)。
竹下政権の1988年に消費税法が成立し、89年に3%の消費税増税。
高橋
竹下氏は最初から増税を「やりたい」と言っちゃったでしょ。
でもあれはまだバブルのときだったから、増税を言い出す環境としてはそれほど間違っていないんです。
バブルだから冷や水をかけた方がいいというレベルのときでした。
それはそれで正当化できますが、94年は完璧にアウトです。
村山富市氏のときですが、政権の不慣れに大蔵省が完全につけいったわけです。
田村
税制改革関連法が成立して消費税5%への引き上げが決まった。
高橋
細川護熙氏のときには、7%の国民福祉税の構想を発表したでしょう?
あれは財務省が操作して言わせたわけです。
消費税増税のためには政権を何度つぶしてもいいんですよ。
田村
実際、細川政権は構想発表を翌日に撤回して、1年もしないうちに政権は終わりました。
弱い政治家もメディアも搦め捕られる
高橋
その後に村山富市氏が大蔵省にうまくやられたんですよ。
橋本龍太郎氏が首相になったときはすでに増税が決まっていたから手遅れで、気の毒でしたね。
橋本氏は怒っていましたが、村山氏が決めてしまったのだから仕方がない。
今回もそのときと同じ財務省のやり方なんです。
つまり、民主党の野田佳彦氏が総理のときに増税について全部決めたわけ。
あれでアウトなんですよ。
田村
今回の安倍政権における増税は、村山政権につけいって橋本政権に増税させた大蔵省の手法と同じということですね。
高橋
そう。
弱い政権のときにつけいる。
弱い政権のときは財務省の言うことをするする聞いちゃう。
そして、政権は増税の踏み台になって潰れる。
こういう歴史を政治家は学ばないのかなあ。
田村
それをメディアが大応援する。
高橋
新聞は軽減税率を頂くからです。
軽減税率の対象は飲食料品と新聞ですよ。
とんでもない話でしょう。米・味噌・醤油くらいまではわかるけど、新聞は異様にそれらと距離がありますよね(笑)。
これを食わされたらアウトなんです。
特に読売新聞は、もし軽減税率を頂けなくなったら大変なことになるという危機意識が非常にありますよ。
田村
押し紙問題ですね。
実売部数以上に発行して販売店に押しつける新聞を押し紙と言います。
産経新聞は押し紙をなくしましたけど。
高橋
広告を取るために新聞は一定の部数が必要だから売れていなくても刷る。
それが押し紙。
田村
その押し紙についても消費税を払うことになるわけだから負担が大きい。
実際は売れていないわけですから。
高橋
読売新聞は販売部数が多いので、経営上の問題になります。
それは必死でしょう。
こんなことはどこも報道しないから、どんどん財務省に外堀も内堀も埋められるわけです。
ちなみに押し紙は販売店に押しつけられた後、どこに行っているかというと、アマゾンで犬や猫のトイレ用の紙として売られている(笑)。
私は犬を飼っていたときにはお世話になり、ありがたかった。
田村
それは記者としては悲しいものがある(苦笑)。
自社の経営上の目先の利益に縛られて、軽減税率を受けられるから増税やむなし、と動くのは言論機関としては大変な読者への裏切りですね。
私は、記者としてスジを通すべきだと産経社内でも主張し、編集局のほうでも私の増税反対論を1面で堂々と載せる。
押し紙は、販売部数の虚偽情報に端を発しているのだから、社会の公器、新聞として是正すべきです。
高橋
安心してください。
犬のトイレ用の紙として売られているのはほとんどは朝日新聞だから(笑)。
朝日新聞は本当にアマゾンでたくさん売られていました。
田村
財務省はなぜ消費税ばかりにこだわる?
高橋
消費税は、理論的に言うと非常に徴税コストが安く、税制としてはよくできています。
さらに、実は脱税の牽制効果があり、さらに脱税されてもどこかで帳尻があう税制なのです。
多くの財務官僚が、これはすばらしいと感化されるのは事実。
田村
日本経済の復活を放り出して、感化もないでしょうよ。
高橋
田村さんのおっしやっているのはタイミング論ですが、財務官僚はタイミング論をしていたら永遠に増税できないと思っているんです。
少なくとも私は「バブルのときには消費増税は正当化できる」ときちんとタイミング論を言っているんですが、彼らは違う。
田村
デフレ圧力があるときに消費増税をすべきではない。
簡単な話ですよ。
高橋
財務省は景気なんて考慮していないんですよ。
野田政権のときに消費税を上げる法律をつくったんですが、そもそも税制は毎年決めるものなんです。先を見越してといってもせいぜい2年くらいのものです。
ですから野田政権のときには、かなり先の消費増税を決めたということで、あれはないと思います。
財政の単年度主義からものすごく逸脱している。
先の景気がどうなるかわかるわけがないですから。
ここから考えても、消費増税をするにあたって景気は考慮していないとわかります。
菅直人氏の語学力と財務省
田村
野田政権のときは財務省に日経、朝日、毎日と論説委員がみんな誘導されていました。
一番ひどかったのは、やはり日経新聞です。
民主党の野田政権、その前の菅直人政権から「日本はギリシャになる」と菅直人氏に言わせるような紙面作りをずっと日経は行ってきたわけです。
後ろに明らかに財務官僚の誘導がある、示唆があるというふうにみて当然でしょうね。
高橋
菅直人氏はもう少し抵抗するかなと思っていたんですが、1、2週間で落ちたね(笑)。
「市民運動家」なんて言っているんだから、もう少し格好よく抵抗してよ、と。
簡単に落ちていいのか、と思いましたね。
田村
第4列の男(笑)
高橋
そう、本当のガチンコにいかない人なんでしょうね。
田村
どこで菅直人氏が落ちたとわかったの?
高橋
官邸に誰を入れるか見ていればわかります。
すぐ財務省の人を入れましたから。
さらに菅直人氏が決定的だったのは、全く語学ができないこと。
すると当時はG8ですが、G8に行ったときは、もう落ちるしかないんですよ。
なぜならG7やG8ではみんな英語で話します。
フランスやドイツ、イタリアの財務大臣くらいだったら英語ができるんです。
菅直人氏はヒアリングもダメなので、通訳をする財務省の官僚がべ夕に張り付いた。
そこでたぶん官僚が適当なことを言ったんです(笑)。
そういうときにギリシャの話などを吹き込まれる。
案の定、G8のあとに、しきりにギリシャを言い出した。
日本の新聞は報道しなかったんですが、G8で全体写真を撮りますよね。
その写真に収まっている人の中で、菅直人氏だけが通訳のイヤホンをつけているんですよ(笑)。
こういうのを報道すればおもしろいしよくわかるのに、なぜかやらないんですよねえ。
田村
産経は報道しそうですけれども。
高橋G8のホームページにそういう写真があるのですから、それを使えばいいのにと思いましたが、どこも報道しない。
自国の総理があれでは格好悪いというのもあるのでしょうけれども。
話を戻すと、G8から帰ってきてからの菅直人氏は行く前と全く違っています。
心の準備がなされていなかったから完全に財務省に取り込まれたわけです。
ある知り合いの政治家が私に「財務省に巻き込まれないためにどうしたらいいか」とアドバイスを求めてきたんですが、実はそれは簡単。
通訳を自前で連れて行けばいい。
だから私は「この人を連れて行ってください」と通訳を紹介したんです。
田村
なるほど簡単。
高橋
そう。
カネで力夕がつく。
せいぜい2日か3日、通訳を拘束するという話でしょう。
カネを払えば財務省に取り込まれないんだから払えばいいんですよ。
連れて行かない場合、財務省の秘書官が通訳をすることになる。
当然、取り込まれます。
田村
G7には自前で通訳をつける。
徹底したほうがいいね。
「野田君を染めあげてくれ」
高橋
「カネを払ってでも連れて行け」といつもいろんな政治家に言っています。
通訳のうまい人がいるんですよ。
皆さん「連れて行ってよかった」と言います。
こういうことに対する心構えのない人が民主党に多かったんです。
心構えがないとだいたい財務省に取り込まれます。
最初から好んで財務省に取り込まれた人もいますけれどもね。
民主党政権の野田氏はいい人だったけれども、まさにそれ。
田村
財務相に就任したとき、本人自ら「財務省にどっぷり浸かる」と言ったと伝えられます。
高橋
そして民主党政権で一番ひどかったのは藤井裕久氏。
この方は、大蔵省OBで、コテコテの「ザ・財務省」みたいな人です。
そこはある意味でブレない。役人のときと全く同じです。
彼が最初に財務大臣になったときの副大臣が野田氏でした。
そして藤井氏は財務省にこう言ったんです。
「野田君を連れてきたから、ちゃんと染めてあげてくれ」
田村
財務省色に見事に染まったね。
高橋
ひどい話ですよね。
野田氏はそのとき純真だったから完全に染まっちゃった。
そうなる前までは野田氏はいい人だったから、私たちも勉強会などで連絡を取っていたんですよ。
でも、おそらく財務省が「高橋と付き合ってはいけない」とでも言ったんじゃないでしょうか。
付き合いがなくなりました。
田村
頭の中までどっぷり浸かって、洗脳されたということか。
高橋
まっ白なところに財務省色が流れ込んだという感じですね。
副大臣のときに財務省に完璧に染まって、満を持して財務大臣、総理になってからはあの通り、です。皮肉を言えば、財務省はうまくやった。
それがいまにつながっているわけ。
田村
藤井氏が小沢一郎氏と対立して辞めて、菅直人氏が財務大臣になった。
その後、鳩山由紀夫総理が辞めたから、菅直人氏が総理に昇格し、野田氏が財務大臣になったという流れです。
高橋
それは民主党内の事情ですが、財務省はそういう流れを読んでいます。
政権交代で与党が弱くなるのを知っているんですよ。
だからいろんなことを仕組む。
それも組織でやるから強いんです。
軍隊みたいな組織ですし、軍隊より規律が取れていますよ。
マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。
そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。
田村
日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。
デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。
この稿続く。


マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。 そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。

2022年02月17日 13時14分20秒 | 全般

以下は、2018年12月19日に出版された下記の本からである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。

財務省の外堀内堀の埋め方
田村
ただし今回の「消費増税の表明」のように財務省主導で様々に”雰囲気づくり”が行われています。
消費増税の最終判断ではないにもかかわらず大々的に報道されました。
高橋 
財務省はこういうのがうまいんですよ。
少しずつ確保して、安倍総理を孤立させているのです。
社長が全てなんでも思うようにできるかといったら案外できないところがあるでしょう? 
確かに2回は延期して財務省は負けた。
でも財務省は負け方がうまくて、100%は負けないんです。
私はもう少しひっくり返そうと思っているんだけど、なかなか大変な状況ではあります。
田村 
外堀内堀と埋められてしまったということですか。
高橋 
内堀の半分くらい埋まったかな。
田村 
財務官僚は何のためにサボタージュするのか、一般の国民はまったく理解ができないんですよ。
高橋 
省是ですね。消費税については財務省の中では省是と言えます。
入省したら消費税のいい話を山ほど聞かされますよ。
私が大蔵省に入ったのは1980年ですが、私が入ってすぐに大平正芳総理が亡くなったんです。
大平氏はもともと大蔵官僚だったから、消費税をやりたかった。
それが遺言のようにずっと残っている。
大平氏が亡くなったときに、省是になったんですよ。
親財務省の政治家は実は多いんです。
言うことを聞いてくれたらメリットを与えますよと財務省は簡単に言えるからで、それでほとんどの政治家が落ちる。
自民党の中で落ちないのは党人派の人だけです。
田村 
宏池会は?
高橋 
宏池会の人はかなり落ちる。
そもそも党人派が多いのは清和会でしょう? 
清和会では落ちない人もかなりいました。
それから中曽根康弘氏も落ちなかったと。
政治家で準備ができていてしっかりしている人は落ちない。
でもあまり準備ができていない人は落ちるんです。
竹下登氏は完璧に落っこちた(笑)。
田村 
そうですね(笑)。
竹下政権の1988年に消費税法が成立し、89年に3%の消費税増税。
高橋
竹下氏は最初から増税を「やりたい」と言っちゃったでしょ。
でもあれはまだバブルのときだったから、増税を言い出す環境としてはそれほど間違っていないんです。
バブルだから冷や水をかけた方がいいというレベルのときでした。
それはそれで正当化できますが、94年は完璧にアウトです。
村山富市氏のときですが、政権の不慣れに大蔵省が完全につけいったわけです。
田村
税制改革関連法が成立して消費税5%への引き上げが決まった。
高橋
細川護熙氏のときには、7%の国民福祉税の構想を発表したでしょう?
あれは財務省が操作して言わせたわけです。
消費税増税のためには政権を何度つぶしてもいいんですよ。
田村
実際、細川政権は構想発表を翌日に撤回して、1年もしないうちに政権は終わりました。
弱い政治家もメディアも搦め捕られる
高橋
その後に村山富市氏が大蔵省にうまくやられたんですよ。
橋本龍太郎氏が首相になったときはすでに増税が決まっていたから手遅れで、気の毒でしたね。
橋本氏は怒っていましたが、村山氏が決めてしまったのだから仕方がない。
今回もそのときと同じ財務省のやり方なんです。
つまり、民主党の野田佳彦氏が総理のときに増税について全部決めたわけ。
あれでアウトなんですよ。
田村
今回の安倍政権における増税は、村山政権につけいって橋本政権に増税させた大蔵省の手法と同じということですね。
高橋
そう。
弱い政権のときにつけいる。
弱い政権のときは財務省の言うことをするする聞いちゃう。
そして、政権は増税の踏み台になって潰れる。
こういう歴史を政治家は学ばないのかなあ。
田村
それをメディアが大応援する。
高橋
新聞は軽減税率を頂くからです。
軽減税率の対象は飲食料品と新聞ですよ。
とんでもない話でしょう。米・味噌・醤油くらいまではわかるけど、新聞は異様にそれらと距離がありますよね(笑)。
これを食わされたらアウトなんです。
特に読売新聞は、もし軽減税率を頂けなくなったら大変なことになるという危機意識が非常にありますよ。
田村
押し紙問題ですね。
実売部数以上に発行して販売店に押しつける新聞を押し紙と言います。
産経新聞は押し紙をなくしましたけど。
高橋
広告を取るために新聞は一定の部数が必要だから売れていなくても刷る。
それが押し紙。
田村
その押し紙についても消費税を払うことになるわけだから負担が大きい。
実際は売れていないわけですから。
高橋
読売新聞は販売部数が多いので、経営上の問題になります。
それは必死でしょう。
こんなことはどこも報道しないから、どんどん財務省に外堀も内堀も埋められるわけです。
ちなみに押し紙は販売店に押しつけられた後、どこに行っているかというと、アマゾンで犬や猫のトイレ用の紙として売られている(笑)。
私は犬を飼っていたときにはお世話になり、ありがたかった。
田村
それは記者としては悲しいものがある(苦笑)。
自社の経営上の目先の利益に縛られて、軽減税率を受けられるから増税やむなし、と動くのは言論機関としては大変な読者への裏切りですね。
私は、記者としてスジを通すべきだと産経社内でも主張し、編集局のほうでも私の増税反対論を1面で堂々と載せる。
押し紙は、販売部数の虚偽情報に端を発しているのだから、社会の公器、新聞として是正すべきです。
高橋
安心してください。
犬のトイレ用の紙として売られているのはほとんどは朝日新聞だから(笑)。
朝日新聞は本当にアマゾンでたくさん売られていました。
田村
財務省はなぜ消費税ばかりにこだわる?
高橋
消費税は、理論的に言うと非常に徴税コストが安く、税制としてはよくできています。
さらに、実は脱税の牽制効果があり、さらに脱税されてもどこかで帳尻があう税制なのです。
多くの財務官僚が、これはすばらしいと感化されるのは事実。
田村
日本経済の復活を放り出して、感化もないでしょうよ。
高橋
田村さんのおっしやっているのはタイミング論ですが、財務官僚はタイミング論をしていたら永遠に増税できないと思っているんです。
少なくとも私は「バブルのときには消費増税は正当化できる」ときちんとタイミング論を言っているんですが、彼らは違う。
田村
デフレ圧力があるときに消費増税をすべきではない。
簡単な話ですよ。
高橋
財務省は景気なんて考慮していないんですよ。
野田政権のときに消費税を上げる法律をつくったんですが、そもそも税制は毎年決めるものなんです。先を見越してといってもせいぜい2年くらいのものです。
ですから野田政権のときには、かなり先の消費増税を決めたということで、あれはないと思います。
財政の単年度主義からものすごく逸脱している。
先の景気がどうなるかわかるわけがないですから。
ここから考えても、消費増税をするにあたって景気は考慮していないとわかります。
菅直人氏の語学力と財務省
田村
野田政権のときは財務省に日経、朝日、毎日と論説委員がみんな誘導されていました。
一番ひどかったのは、やはり日経新聞です。
民主党の野田政権、その前の菅直人政権から「日本はギリシャになる」と菅直人氏に言わせるような紙面作りをずっと日経は行ってきたわけです。
後ろに明らかに財務官僚の誘導がある、示唆があるというふうにみて当然でしょうね。
高橋
菅直人氏はもう少し抵抗するかなと思っていたんですが、1、2週間で落ちたね(笑)。
「市民運動家」なんて言っているんだから、もう少し格好よく抵抗してよ、と。
簡単に落ちていいのか、と思いましたね。
田村
第4列の男(笑)
高橋
そう、本当のガチンコにいかない人なんでしょうね。
田村
どこで菅直人氏が落ちたとわかったの?
高橋
官邸に誰を入れるか見ていればわかります。
すぐ財務省の人を入れましたから。
さらに菅直人氏が決定的だったのは、全く語学ができないこと。
すると当時はG8ですが、G8に行ったときは、もう落ちるしかないんですよ。
なぜならG7やG8ではみんな英語で話します。
フランスやドイツ、イタリアの財務大臣くらいだったら英語ができるんです。
菅直人氏はヒアリングもダメなので、通訳をする財務省の官僚がべ夕に張り付いた。
そこでたぶん官僚が適当なことを言ったんです(笑)。
そういうときにギリシャの話などを吹き込まれる。
案の定、G8のあとに、しきりにギリシャを言い出した。
日本の新聞は報道しなかったんですが、G8で全体写真を撮りますよね。
その写真に収まっている人の中で、菅直人氏だけが通訳のイヤホンをつけているんですよ(笑)。
こういうのを報道すればおもしろいしよくわかるのに、なぜかやらないんですよねえ。
田村
産経は報道しそうですけれども。
高橋G8のホームページにそういう写真があるのですから、それを使えばいいのにと思いましたが、どこも報道しない。
自国の総理があれでは格好悪いというのもあるのでしょうけれども。
話を戻すと、G8から帰ってきてからの菅直人氏は行く前と全く違っています。
心の準備がなされていなかったから完全に財務省に取り込まれたわけです。
ある知り合いの政治家が私に「財務省に巻き込まれないためにどうしたらいいか」とアドバイスを求めてきたんですが、実はそれは簡単。
通訳を自前で連れて行けばいい。
だから私は「この人を連れて行ってください」と通訳を紹介したんです。
田村
なるほど簡単。
高橋
そう。
カネで力夕がつく。
せいぜい2日か3日、通訳を拘束するという話でしょう。
カネを払えば財務省に取り込まれないんだから払えばいいんですよ。
連れて行かない場合、財務省の秘書官が通訳をすることになる。
当然、取り込まれます。
田村
G7には自前で通訳をつける。
徹底したほうがいいね。
「野田君を染めあげてくれ」
高橋
「カネを払ってでも連れて行け」といつもいろんな政治家に言っています。
通訳のうまい人がいるんですよ。
皆さん「連れて行ってよかった」と言います。
こういうことに対する心構えのない人が民主党に多かったんです。
心構えがないとだいたい財務省に取り込まれます。
最初から好んで財務省に取り込まれた人もいますけれどもね。
民主党政権の野田氏はいい人だったけれども、まさにそれ。
田村
財務相に就任したとき、本人自ら「財務省にどっぷり浸かる」と言ったと伝えられます。
高橋
そして民主党政権で一番ひどかったのは藤井裕久氏。
この方は、大蔵省OBで、コテコテの「ザ・財務省」みたいな人です。
そこはある意味でブレない。役人のときと全く同じです。
彼が最初に財務大臣になったときの副大臣が野田氏でした。
そして藤井氏は財務省にこう言ったんです。
「野田君を連れてきたから、ちゃんと染めてあげてくれ」
田村
財務省色に見事に染まったね。
高橋
ひどい話ですよね。
野田氏はそのとき純真だったから完全に染まっちゃった。
そうなる前までは野田氏はいい人だったから、私たちも勉強会などで連絡を取っていたんですよ。
でも、おそらく財務省が「高橋と付き合ってはいけない」とでも言ったんじゃないでしょうか。
付き合いがなくなりました。
田村
頭の中までどっぷり浸かって、洗脳されたということか。
高橋
まっ白なところに財務省色が流れ込んだという感じですね。
副大臣のときに財務省に完璧に染まって、満を持して財務大臣、総理になってからはあの通り、です。皮肉を言えば、財務省はうまくやった。
それがいまにつながっているわけ。
田村
藤井氏が小沢一郎氏と対立して辞めて、菅直人氏が財務大臣になった。
その後、鳩山由紀夫総理が辞めたから、菅直人氏が総理に昇格し、野田氏が財務大臣になったという流れです。
高橋
それは民主党内の事情ですが、財務省はそういう流れを読んでいます。
政権交代で与党が弱くなるのを知っているんですよ。
だからいろんなことを仕組む。
それも組織でやるから強いんです。
軍隊みたいな組織ですし、軍隊より規律が取れていますよ。
マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。
そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。
田村
日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。
デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。
この稿続く。


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2022年02月17日 10時58分18秒 | 全般

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弱い政治家もメディアも搦め捕られる…菅直人氏の語学力と財務省…「野田君を染めあげてくれ」

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細川護熙…7%の国民福祉税の構想…あれは財務省が操作して言わせたわけです

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弱い政権のときは財務省の言うことをするする聞いちゃう。そして、政権は増税の踏み台になって潰れる。

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野田政権のときは財務省に日経、朝日、毎日と論説委員がみんな誘導されていました。一番ひどかったのは、やはり日経新聞です

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そういう意味で、日本人と在日の区分けをしっかりつけるべきです。それともう一つ、安倍内閣に一刻も早くしてほしいことは河野談話の破棄です。

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野田政権のときに…かなり先の消費増税を決めた…財政の単年度主義からものすごく逸脱している

 

 


心構えがないとだいたい財務省に取り込まれます…最初から好んで財務省に取り込まれた人…野田氏

2022年02月17日 10時52分47秒 | 全般

以下は、2018年12月19日に出版された下記の本からである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。

財務省の外堀内堀の埋め方
田村
ただし今回の「消費増税の表明」のように財務省主導で様々に”雰囲気づくり”が行われています。
消費増税の最終判断ではないにもかかわらず大々的に報道されました。
高橋 
財務省はこういうのがうまいんですよ。
少しずつ確保して、安倍総理を孤立させているのです。
社長が全てなんでも思うようにできるかといったら案外できないところがあるでしょう? 
確かに2回は延期して財務省は負けた。
でも財務省は負け方がうまくて、100%は負けないんです。
私はもう少しひっくり返そうと思っているんだけど、なかなか大変な状況ではあります。
田村 
外堀内堀と埋められてしまったということですか。
高橋 
内堀の半分くらい埋まったかな。
田村 
財務官僚は何のためにサボタージュするのか、一般の国民はまったく理解ができないんですよ。
高橋 
省是ですね。消費税については財務省の中では省是と言えます。
入省したら消費税のいい話を山ほど聞かされますよ。
私が大蔵省に入ったのは1980年ですが、私が入ってすぐに大平正芳総理が亡くなったんです。
大平氏はもともと大蔵官僚だったから、消費税をやりたかった。
それが遺言のようにずっと残っている。
大平氏が亡くなったときに、省是になったんですよ。
親財務省の政治家は実は多いんです。
言うことを聞いてくれたらメリットを与えますよと財務省は簡単に言えるからで、それでほとんどの政治家が落ちる。
自民党の中で落ちないのは党人派の人だけです。
田村 
宏池会は?
高橋 
宏池会の人はかなり落ちる。
そもそも党人派が多いのは清和会でしょう? 
清和会では落ちない人もかなりいました。
それから中曽根康弘氏も落ちなかったと。
政治家で準備ができていてしっかりしている人は落ちない。
でもあまり準備ができていない人は落ちるんです。
竹下登氏は完璧に落っこちた(笑)。
田村 
そうですね(笑)。
竹下政権の1988年に消費税法が成立し、89年に3%の消費税増税。
高橋
竹下氏は最初から増税を「やりたい」と言っちゃったでしょ。
でもあれはまだバブルのときだったから、増税を言い出す環境としてはそれほど間違っていないんです。
バブルだから冷や水をかけた方がいいというレベルのときでした。
それはそれで正当化できますが、94年は完璧にアウトです。
村山富市氏のときですが、政権の不慣れに大蔵省が完全につけいったわけです。
田村
税制改革関連法が成立して消費税5%への引き上げが決まった。
高橋
細川護熙氏のときには、7%の国民福祉税の構想を発表したでしょう?
あれは財務省が操作して言わせたわけです。
消費税増税のためには政権を何度つぶしてもいいんですよ。
田村
実際、細川政権は構想発表を翌日に撤回して、1年もしないうちに政権は終わりました。
弱い政治家もメディアも搦め捕られる
高橋
その後に村山富市氏が大蔵省にうまくやられたんですよ。
橋本龍太郎氏が首相になったときはすでに増税が決まっていたから手遅れで、気の毒でしたね。
橋本氏は怒っていましたが、村山氏が決めてしまったのだから仕方がない。
今回もそのときと同じ財務省のやり方なんです。
つまり、民主党の野田佳彦氏が総理のときに増税について全部決めたわけ。
あれでアウトなんですよ。
田村
今回の安倍政権における増税は、村山政権につけいって橋本政権に増税させた大蔵省の手法と同じということですね。
高橋
そう。
弱い政権のときにつけいる。
弱い政権のときは財務省の言うことをするする聞いちゃう。
そして、政権は増税の踏み台になって潰れる。
こういう歴史を政治家は学ばないのかなあ。
田村
それをメディアが大応援する。
高橋
新聞は軽減税率を頂くからです。
軽減税率の対象は飲食料品と新聞ですよ。
とんでもない話でしょう。米・味噌・醤油くらいまではわかるけど、新聞は異様にそれらと距離がありますよね(笑)。
これを食わされたらアウトなんです。
特に読売新聞は、もし軽減税率を頂けなくなったら大変なことになるという危機意識が非常にありますよ。
田村
押し紙問題ですね。
実売部数以上に発行して販売店に押しつける新聞を押し紙と言います。
産経新聞は押し紙をなくしましたけど。
高橋
広告を取るために新聞は一定の部数が必要だから売れていなくても刷る。
それが押し紙。
田村
その押し紙についても消費税を払うことになるわけだから負担が大きい。
実際は売れていないわけですから。
高橋
読売新聞は販売部数が多いので、経営上の問題になります。
それは必死でしょう。
こんなことはどこも報道しないから、どんどん財務省に外堀も内堀も埋められるわけです。
ちなみに押し紙は販売店に押しつけられた後、どこに行っているかというと、アマゾンで犬や猫のトイレ用の紙として売られている(笑)。
私は犬を飼っていたときにはお世話になり、ありがたかった。
田村
それは記者としては悲しいものがある(苦笑)。
自社の経営上の目先の利益に縛られて、軽減税率を受けられるから増税やむなし、と動くのは言論機関としては大変な読者への裏切りですね。
私は、記者としてスジを通すべきだと産経社内でも主張し、編集局のほうでも私の増税反対論を1面で堂々と載せる。
押し紙は、販売部数の虚偽情報に端を発しているのだから、社会の公器、新聞として是正すべきです。
高橋
安心してください。
犬のトイレ用の紙として売られているのはほとんどは朝日新聞だから(笑)。
朝日新聞は本当にアマゾンでたくさん売られていました。
田村
財務省はなぜ消費税ばかりにこだわる?
高橋
消費税は、理論的に言うと非常に徴税コストが安く、税制としてはよくできています。
さらに、実は脱税の牽制効果があり、さらに脱税されてもどこかで帳尻があう税制なのです。
多くの財務官僚が、これはすばらしいと感化されるのは事実。
田村
日本経済の復活を放り出して、感化もないでしょうよ。
高橋
田村さんのおっしやっているのはタイミング論ですが、財務官僚はタイミング論をしていたら永遠に増税できないと思っているんです。
少なくとも私は「バブルのときには消費増税は正当化できる」ときちんとタイミング論を言っているんですが、彼らは違う。
田村
デフレ圧力があるときに消費増税をすべきではない。
簡単な話ですよ。
高橋
財務省は景気なんて考慮していないんですよ。
野田政権のときに消費税を上げる法律をつくったんですが、そもそも税制は毎年決めるものなんです。先を見越してといってもせいぜい2年くらいのものです。
ですから野田政権のときには、かなり先の消費増税を決めたということで、あれはないと思います。
財政の単年度主義からものすごく逸脱している。
先の景気がどうなるかわかるわけがないですから。
ここから考えても、消費増税をするにあたって景気は考慮していないとわかります。
菅直人氏の語学力と財務省
田村
野田政権のときは財務省に日経、朝日、毎日と論説委員がみんな誘導されていました。
一番ひどかったのは、やはり日経新聞です。
民主党の野田政権、その前の菅直人政権から「日本はギリシャになる」と菅直人氏に言わせるような紙面作りをずっと日経は行ってきたわけです。
後ろに明らかに財務官僚の誘導がある、示唆があるというふうにみて当然でしょうね。
高橋
菅直人氏はもう少し抵抗するかなと思っていたんですが、1、2週間で落ちたね(笑)。
「市民運動家」なんて言っているんだから、もう少し格好よく抵抗してよ、と。
簡単に落ちていいのか、と思いましたね。
田村
第4列の男(笑)
高橋
そう、本当のガチンコにいかない人なんでしょうね。
田村
どこで菅直人氏が落ちたとわかったの?
高橋
官邸に誰を入れるか見ていればわかります。
すぐ財務省の人を入れましたから。
さらに菅直人氏が決定的だったのは、全く語学ができないこと。
すると当時はG8ですが、G8に行ったときは、もう落ちるしかないんですよ。
なぜならG7やG8ではみんな英語で話します。
フランスやドイツ、イタリアの財務大臣くらいだったら英語ができるんです。
菅直人氏はヒアリングもダメなので、通訳をする財務省の官僚がべ夕に張り付いた。
そこでたぶん官僚が適当なことを言ったんです(笑)。
そういうときにギリシャの話などを吹き込まれる。
案の定、G8のあとに、しきりにギリシャを言い出した。
日本の新聞は報道しなかったんですが、G8で全体写真を撮りますよね。
その写真に収まっている人の中で、菅直人氏だけが通訳のイヤホンをつけているんですよ(笑)。
こういうのを報道すればおもしろいしよくわかるのに、なぜかやらないんですよねえ。
田村
産経は報道しそうですけれども。
高橋G8のホームページにそういう写真があるのですから、それを使えばいいのにと思いましたが、どこも報道しない。
自国の総理があれでは格好悪いというのもあるのでしょうけれども。
話を戻すと、G8から帰ってきてからの菅直人氏は行く前と全く違っています。
心の準備がなされていなかったから完全に財務省に取り込まれたわけです。
ある知り合いの政治家が私に「財務省に巻き込まれないためにどうしたらいいか」とアドバイスを求めてきたんですが、実はそれは簡単。
通訳を自前で連れて行けばいい。
だから私は「この人を連れて行ってください」と通訳を紹介したんです。
田村
なるほど簡単。
高橋
そう。
カネで力夕がつく。
せいぜい2日か3日、通訳を拘束するという話でしょう。
カネを払えば財務省に取り込まれないんだから払えばいいんですよ。
連れて行かない場合、財務省の秘書官が通訳をすることになる。
当然、取り込まれます。
田村
G7には自前で通訳をつける。
徹底したほうがいいね。
「野田君を染めあげてくれ」
高橋
「カネを払ってでも連れて行け」といつもいろんな政治家に言っています。
通訳のうまい人がいるんですよ。
皆さん「連れて行ってよかった」と言います。
こういうことに対する心構えのない人が民主党に多かったんです。
心構えがないとだいたい財務省に取り込まれます。
最初から好んで財務省に取り込まれた人もいますけれどもね。
民主党政権の野田氏はいい人だったけれども、まさにそれ。
田村
財務相に就任したとき、本人自ら「財務省にどっぷり浸かる」と言ったと伝えられます。
高橋
そして民主党政権で一番ひどかったのは藤井裕久氏。
この方は、大蔵省OBで、コテコテの「ザ・財務省」みたいな人です。
そこはある意味でブレない。役人のときと全く同じです。
彼が最初に財務大臣になったときの副大臣が野田氏でした。
そして藤井氏は財務省にこう言ったんです。
「野田君を連れてきたから、ちゃんと染めてあげてくれ」
田村
財務省色に見事に染まったね。
高橋
ひどい話ですよね。
野田氏はそのとき純真だったから完全に染まっちゃった。
そうなる前までは野田氏はいい人だったから、私たちも勉強会などで連絡を取っていたんですよ。
でも、おそらく財務省が「高橋と付き合ってはいけない」とでも言ったんじゃないでしょうか。
付き合いがなくなりました。
田村
頭の中までどっぷり浸かって、洗脳されたということか。
高橋
まっ白なところに財務省色が流れ込んだという感じですね。
副大臣のときに財務省に完璧に染まって、満を持して財務大臣、総理になってからはあの通り、です。皮肉を言えば、財務省はうまくやった。
それがいまにつながっているわけ。
田村
藤井氏が小沢一郎氏と対立して辞めて、菅直人氏が財務大臣になった。
その後、鳩山由紀夫総理が辞めたから、菅直人氏が総理に昇格し、野田氏が財務大臣になったという流れです。
高橋
それは民主党内の事情ですが、財務省はそういう流れを読んでいます。
政権交代で与党が弱くなるのを知っているんですよ。
だからいろんなことを仕組む。
それも組織でやるから強いんです。
軍隊みたいな組織ですし、軍隊より規律が取れていますよ。
マスコミへの絨毯爆撃も軍隊並みにきちんとして、全部落としていく。
そういう組織に民主党みたいなフワフワしたものでは、手も足も出ません。
田村
日経も付和雷同。消費税増税と緊縮財政の大合唱をしました。
デフレの文字がほとんど出てこなかったですから。
この稿続く。