

実は先日、同僚の教員が、
長期療養することになりました。
元々の持病が悪化して、
抜本的な治療をするには手術しかなく、
そうなると、療養は数ヶ月では済まず、
休職の扱いとなるわけで、
本人も学校も、できればそれは避けたい。
でもそうなると、現状は
投薬しながら、自宅で
安静にしているしかない、とのこと。
その先生の担当を、私が
代理することになったんですが、
当初、「数週間」と伝えられていた
業務の代理が、「数ヶ月」から
下手したら「今年度末まで」になりそう。
さて、どうなることやら。

今回初めて、運動会の運営に
関わることになりました。
今の勤務校は、中学校と連携して
運動会を開催するらしく、
そこの先生との温度差や方向性の
違いなども感じますね。
前の勤務校は、コロナ禍では
運動会の代わりに、参観日の
参観授業を体育にして、
体育の授業の中で、走ったり
ダンスしたりする姿を、保護者に
見ていただいていたんですよね。
だから、運動会自体が久しぶりなんです。
学校の規模が小さくて、
児童の数が少ないのはいいけど、
教員も、「お手伝い」ではなく
いきなり「担当者」として
先頭で動かなければいけないので
他の先生に、いろいろ
教えていただきながら進んでいます。
学校の分掌としての担当、
児童と動く審判としての担当、
競技ごとの担当、と様々な役割があり、
頭がグチャグチャですが、無事に
当日を迎えられるのを待つのみです。

さて、国立特別支援教育総合研究所の
免許法認定通信教育ですが、
先日の、聴覚障害者教育領域に続き、
視覚障害者教育領域の視聴も
無事に終了しました。
合計約30時間の講義を視聴した後は、
9月の認定試験を受ける予定です。
それまでに、資料の整理をして
簡単な取りまとめをして
おこうと思います。

さて、国立特別支援教育総合研究所の
免許法認定通信教育ですが、
視覚・聴覚障害者教育領域のうち、
聴覚障害についての、生理や心理、
教育上の配慮について学びました。
約15時間、ネットでの学習をして、
各章でのテストを受けました。
今後、認定試験を受けて、
特別支援学校教諭免許状を受ける予定です。
次は、視覚障害について学びます。

先日、北海道立特別支援教育センターの
特別支援教育基本セミナーに
ズームで参加しました。
講演の後に、5人のグループで
ディスカッションしたんですが、
お一人の方を除いて、他の人たちは
私と同じく、初めて特別支援学級の
担任になった人たちでした。
特別支援学級の担任には、
「個別の支援計画」や「個別の指導計画」などの
書類を書く大事な役割があって、
それには、担当する児童の特性を
どう伸ばしていくか、という視点が必要で、
それを見るには、その児童の
「苦手なこと」や「上手くできないこと」
だけでなく、「好きなこと」や
「得意なこと」を具体的に書ける眼が
必要なんですよね。
つまり、否定的に児童を見るのでなく、
その子の長所を伸ばして、さらに
中学校や高校に引き継ぐための
書類なんですよ。
その書類というのが、ある程度
教員の采配で自由に書ける反面、
見慣れたり書き慣れたりしないと
なかなか、「書け」と言われて
書けるもんじゃないんですよね〜。
結局は、これから経験を積んで
慣れていくしかなく、このセミナー1回で
どうこうなることはなかったんですけど、
同じような悩みを抱えている者同士、
気持ちを共有できて良かったです。
何より、こういうセミナーへの
参加を重ねることで、今後の
つながりができたことが1番の
収穫だったかもしれませんね。

皆さん、ご自分が小学校に
通われていた時に、「学級通信」は
毎週、担任から発行されてましたか?
あるいは、ご自分のお子さんや
お孫さんの「学級通信」は
読まれたことがありますか?
今、自分が「学級通信」を
発行する立場になって思うのは、
毎週毎週、A4用紙サイズの紙を
埋めることの大変さです。
そして、今日までずっと
ブログで文章を書き続けてきた経験が
活かされていることを
今ほど実感していることは
今までなかったと思います。
毎週読むのを楽しんで読んでいただける
学級通信を、毎週書いていきたいですね。

先日、参観日だったことは
お伝えしましたが、
実は別日に、保護者との
個別懇談が待っていました。
先輩教員に、何を話せばいいのかを
尋ねたところ、懇談は
児童本人がどうなりたいのか、
保護者がどうなってほしいのか、
そして、教員がどう指導していくのかを
共有する場であることを
教えていただきました。
要は、私たち教員が、
保護者からの信頼を得るための場である、
ということなのだと捉えました。
当日は、保護者の方は
参観日の時同様、とても
前向きな捉え方をされていて、
これからも本人のために
様々なことを共有していきたい、
という、こちら側の希望に
共感していただきました。
本人の、「がんばりたい」という
気持ちを大事にしていくために、
お互いの立場でのサポートが
欠かせないんだと実感しました。

先日、勤務校での授業参観がありました。
担当する児童の保護者とは、
新学期がスタートしてから
ほぼ毎日顔を合わせていて、
人柄もある程度、わかっていたんですけど、
それでもやっぱり緊張しましたね〜。
あんまり緊張し過ぎて、
当日、授業参観に寝坊して遅刻する
夢を見て飛び起きたくらいです。
終わってからは、ドッと疲れが出て、
ちょっと放心状態でした。
でも、放心状態の中で思ったのは、
授業参観は、保護者に
普段の児童の様子を見てもらうための
ものであって、だったら、
私が緊張することはなかったんだ、
ってことでした。
私が緊張していたのは、
いい授業をしよう、と
カッコつけてたからだな〜、と。
ま、それに気づけたことが
一番の成果かもしれませんね。

さて、新学期がスタートした今年度は、
特別支援学級の担任になりました。
今までの副担任の時には、
全学年の担任の穴に入ることが多くて、
毎日、毎時間、担当する学年が違う、
という大変さがありましたが、
やっぱり、「担任」という
責任は無かったわけです。
でも今年度は、「担任」。
たとえ担当する児童の数は少なくても、
やっぱり責任は重いですよね〜。
なんとか、同僚や管理職、
保護者との情報共有をして、
友好な関係を築ける
1年にしていきたいですね。

さて、新学期が始まりましたね〜。
昨年度は、教員としての
初めての年でしたが、
勤務先は、それまでと同じ場所で、
異動はなかったんです。
でも今年度は、教員2年目で初の異動。
同僚となる教職員や子どもたちも
初めての顔ぶれだし、
教員としてやることは一緒ですけど
当然ながら、現場の細かいルールなどは
一つ一つ確認していかないといけない。
そういう意味では、今学期の方が
ストレスは大きいかもしれません。
でも、異動先の職場は
わからないことを訊く、
ということを歓迎してくれている空気を
すごく感じる、とても楽しい職場です。
なんとか、職場の皆さんや子どもたちに
慣れていきたいですね。

さて、令和5年度が
終わろうとしていますが、
今年度1年間、本当にいろんなことを
体験することができました。
教員としての様々な仕事は、
表面的に見ている以上のものでした。
でも、同時に、その充実感とは
関係ない、様々な課題を
抱えていることも実感しました。
1年間教員をやってみて、
これからもますます頑張るぞ〜!
と、思えているかと言えば、
そうとも限らず、微妙です。
でも、きっとこんな課題の多い
現場だからこそ、そこに関わる大人が
踏ん張って変えていかないと、
子どもたちがかわいそうです。
4月から、関わる教育現場が変わります。
今年度での経験を活かして
いければいいかなと感じています。

さて、先日、無事に
卒業式が終わりました。
音響担当で、国歌、校歌、
卒業証書授与の間のBGMを
流す役割だったから、緊張しました!
そして、修了式・離任式では、
異動が決まり、他の先生たちと
一緒に、異動者として離任のあいさつ。
これも緊張しましたが、
無事に終えることができました。
4月からは、新しい職場で
新しい出会いが待っています。

子どもたちが、職員室近くの
ガラスケースの前にいたので、
何かあったかと思って声をかけたら、
大谷さんのグローブが展示してありました。

声かけしたのが女子だったので、
ちょっと意外でした。
大谷さんからのグローブの
プレゼント、やっぱり
女子も男子も嬉しいもんなんですね〜。

今まで、補助的な役割で、
子どもたちと一緒に、
スキー学習に行ったことは
あったんですけど、
教員として行くのは初めてです。
もちろん、複数の教員で行くので、
何かあっても、自分一人の責任に
なることはないですが、
やっぱり今までと違う責任を感じます。
私は、高学年の2学年の担当となり、
計6回行くことになりました。
それ自体は苦ではないんですけど、
1週間のうち、2日続けての
スキー学習という時は、
体がついていくのか、さすがに
ちょっと心配になりましたね〜。
救いなのは、ヘタな子でも、
みんな、楽しそうなこと。
いくら教員だからといっても、
みんなプロ並みにスキーが
上手いわけでもないし、
子どもの方がうまく滑ってる、
なんてこともあるわけで。
そんな時に思うのは、
「ただ単に技術を磨きたいなら
そういう場所に行って
習えばいい」ということ。
学校では、あくまでも
友達同士やグループ同士で、
楽しく、そして安全に。
これが最優先。
その上で、技術が上がれば
それに越したことはないですよね。

友人が、職場でパワハラを受けて、
仕事を休んでいます。
先日、少しずつ元気を取り戻してきた
友人の話を聴くことができました。
直接の原因は、友人が原因ではない
ミスを、周囲の人が誰も、
事実や責任の所在と向き合わず、
なおかつ、上司が、自分の責任を
友人に転嫁しているのを
誰も咎めることができなかった。
そうやって、そのミスは
友人1人が被ることになり、
いつしか、友人は、そのミス1つで
人格や価値観まで否定されて
しまったんです。
友人の職場も教育現場なんですが、
少なくともこの職場では、
子どもたちのイジメは
無くならないでしょうね。
大人がイジメをしてるんですから。
友人は、この経験を通して、
同じ悩みで苦しんでいる人の
気持ちがわかるように
なってくれるはずです。
そう。負けているように見えて、
人として成長していけるのは、
パワハラした上司でも、
責任を友人になすりつけて
上司に媚びを売っている人でも、
良き友人のフリをして無関心を
装っている人でもなく、友人の方。
友人がパワハラをする側の
人間でなくて良かったです。