「◯◯ガチャ」って言葉、私は嫌いです。
だって、自分の人生、
思うようにいかないことの全てを
自分以外の人やものの責任に
転嫁しているからこそ
言える言葉ですもんね。
「親ガチャ」も、その1つ。
遺伝があらゆる要素に影響する、
と筆者は言い切っているのに、
この本の結論は、
この世界は全ての人が
遺伝において不平等であり、
その意味で平等である、という、
希望に満ち溢れた終わり方なんですよ。
私たちは遺伝的に、
どのような状況であっても
幸福に、強く生きようとする
力があるんです。
率直に、とてもおもしろい本でした。
興味のある方は、ぜひ一読を。