三連休の内はとても穏やかだった空が今日は朝から雨模様となり、寒の戻りというものでしょうか、冷たい一日になりました。
人通りもいつもより少なく感じますが、それは今がお彼岸の期間という事もあるのかもしれません。
『彼岸』とは“悟りを開いた(川の向こう側のような)境地”を意味する仏教の言葉で、春分・秋分の日を中心にしたそれぞれ七日間を指します。
お寺では春分・秋分の日は御先祖様に感謝を捧げる日、前後の六日間は“六波羅蜜”という六つの徳目を修める日とされているようです。
神道に於いても春季・秋季皇霊祭が宮中で行われる日ですが、これは元々仏教伝来以前からこの日に先祖を祀る習いがあったためと言われています。
ようやく春の暖かさが感じられる頃になり、良い天気に恵まれるとつい遊びに出てしまいたくなりますが、今日の様に静かに過ごせる日も中には必要ですね。
もうすぐお彼岸も明けますが、皆様はどうお過ごしになられましたか?