座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

相模原支部主催祭式研修会へ

2017年10月05日 | その他

昨日、お隣相模原市の緑区・中央区・南区鎮座の神社で構成される『神奈川県神社庁相模原支部』主催の祭式研修会へ、宮司含め神職3名にて参加致しました。

祭式研修会とは神事における行事作法を講義・演習の両方で学ぶ会で、神奈川県神社庁やその県内各地の支部、女子神職会や神道青年会などでも開催されています。 今回は相模原市中央区上溝鎮座の亀ヶ池八幡宮を会場とし、午前中に基礎的な作法、午後に「衣冠(いかん)」という大祭で用いる装束の着付けを教えていただきました。

午後の一場面

並べられた衣冠

綺麗で丁寧な作法を行う、というのは集中力が要りますし楽な姿勢ではありませんから、神職は経験の多少に関わらず自己流の作法というものに流れがちです。 当神社の所属する相模中央支部では5月に祭式研修会を行いましたので、半年経たない内に次の研修に来た事になりますが、知らず知らずのうちに作法が崩れていたのにもう午前中の基礎作法で気付かされました。 また衣冠についても頻繁ではないものの年間祭事で着装する機会があり、神職全員に必要となる技能です。

研修会には他にも遷座祭や神葬祭など特別な神事に焦点をあてたものや、神事の中で奉納される雅楽・祭祀舞を学ぶものなどがあります。 できるだけ多くの研修会に参加していきたいと思います。