すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

危ないから・・・

2010-04-23 23:14:26 | ひとりごと
 サービス提供をしている仕事柄、毎月「モニタリング」が必要である。自分でするモニタリングも本当にそれでいいのか悩むところで、他のケアマネさんにやり方を勉強させてほしいくらいだ。
 そんな関係で、各事業所にもモニタリングを依頼している。つまり計画通り行えているか・・・とか、利用者の様子や反応であるとか、検討の必要性であるとかを書いてもらうのだが、なかなか分かって貰えず、意味不明の回答が返ってくることもある。
 ヘルパーさんも担当さんに聞き取りしてくれたりして丁寧に書いてくれるのだが、例の主任が最終的に書き加えることで更に理解不能な文章となる。
 先日も洗濯支援をお願いしている利用者のモニタリングに
 「衣類が汚れている。下着にも汚染がある。洗濯必要」
と書いてあった。汚れているから洗濯を依頼しているのであって、「失禁が増えて汚れがひどくなっている」とか「洗濯したいが拒否がある」とか「本人も洗濯しようと意欲がある」とかそういうことが知りたいのだ・・・と書き直しを依頼した。すると主任は
 「下着は汚れがひどいと漂白してます。洗濯は手洗いしてから洗濯機で洗ってます」
と書いてきた。ああ、独身女は洗濯の手順も分からないと思ったのか(笑・・・えない)。なぜ、彼女は理解が出来ないのか。
 その話を他の部署で話していた。彼女たちが
 「女の子って母親がすぐに料理や洗濯をさせるから、早くから知っとるもんやろ」
と話していた。以外にも茶髪で元ヤンかと思わせる青ちゃんも母親が厳しくて、早くから家事が出来たと話した。
 私はキヨちゃんが心配性で甘やかされていたので
 「ごめん、私は母が甘かったから、危ないから包丁は握るなって言われて、遅かったん。」
そう言って恥じ入った。
 すると青ちゃんは
 「私も母親にいわれたよ。お前は危ないから「表で包丁握るな」って。」
・・・(爆)!!!意味違うやん!
コメント (4)
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