すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

大きなイチョウの木

2011-06-06 20:30:52 | ひとりごと
 今日はキヨちゃんのメンテナンスデー。キヨちゃんを整体に送って行った。本当は私もお願いしたいところだったが、ギリギリまで予定が立たず予約してなかった。
 整体の後、キヨちゃんと手作り家具と手織り絨毯(ギャッベ)の展示会に行った。ギャッベとはイランの遊牧民が羊の毛を手でつむぎ、草木染してから手織りするという手間のかかったものだ。
 

 さすがに肌触りは格段に違い、何しろ私たちが安価に買って敷いている物の様にごわごわしていない。とても柔らかでしかも強そうだ。図案なしで織り上げるので、同じものはない。


 ただ・・・。さすがにお値段がいい。当然手作りだし、イランまで行って現地調達しているのだから、遊牧民の取り分は知れているのだろうが、飛行機代から何から入っているだろうし、主催者が言うには遊牧民の手によっても値段が違うのだとか、とにかく私達の手の届くものではなかった。
 座布団サイズで12000円前後。これはタペストリーとして使う感覚である。3畳サイズで10万前後。大きなものは数十万の値が付いていた。ペルシャ絨毯のようにシルクでない分お安いのかとも思うが、う~ん。絵画を買うような勇気が無いと買えない。
 「ええ目の保養が出来た。」
とキヨちゃんの意見に同調した。
 骨董品や手作りの他のものもあった。ちりめんのスカートなどは1万数千円。かわいいかばんがあったが、これは売り物でないのか値札がなかった。


 帰ってから氏神様のイチョウの木を観に行った。実はあまりに大きくなりすぎたので、枝を下ろす事になったのだ。




 簡単ではない。まず周辺の畑などをつぶしてそこから重機を入れる。ゴンドラなどで人を揚げて、切っていったのだと言う。最終的には取り外した玉垣や狛犬やつぶした畑を元通りにしなくちゃいけない。請け負ってくれた人に感謝である。



 丸坊主。下にあった倉庫などもなくしたので、今まで石段を上がるまで隠れていたお荒神さんなどが見えている。大杉の方も、少し枝打ちしたらしい。

 午後、お休みには何故かついてしまう「頭痛」で2時間ほど横になった。しかし、あまり改善せず。梅雨の晴れ間で、今日はキヨちゃんと洗濯や布団干しをしたが、明日は雨らしいのでそのせいかもしれない。
 いつか自分へのご褒美で、すてきな絨毯が買える様な時がくれば良いな。収入だけでなく、自分自身のスキルも。

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コメント (4)
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