すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ありえんわ!

2011-08-25 22:06:28 | ひとりごと
 今日は早めに仕事に行って仕事をさくさくっと片付けて定時で帰りたいな・・・などと目論んでいたが、朝思うほど早起きも出来ず結局いつもより15分早く出ただけだった。
 出勤すると同僚から休み中の申し送り。彼女は私よりもかなり仕事が多く、いつもオーバーワークなのだが、彼女は頼られやすいのかとにかく余分な仕事も押し付けられる。
 そして何故か、最近無責任な人が仕事上関わる同業者に多い。しかも、逃げも隠れもすれば開き直りもする。単細胞の私は、こういう時無駄にキレて相手を引かせてしまうが、彼女はかなり抑えて自分が懇切丁寧に聞き合わせる。逆に言えば、これが反って相手には脅威だったりもするが・・・。
 今朝もありえない話を幾つも聞いて開いた口がふさがらなかった。(内容は控える)。
 午前中の仕事にめどが立って、昼食の注文をした。大体いつもは陳腐な弁当なのだが、時々コンビニで買ったり出前を頼んだりする。同僚はいつもきれいなお弁当だが、たまに出前を取るので
 「どうする?」
と聞くと、彼女も取るという事になった。
 私はピラフにミニサラダがついたもの、彼女は冷たいうどんにした。お昼過ぎに品物が届き、私達は休憩に入った。テレビを観ながらふたりして食事をしていたが、食事の最後の最後、私はサラダを口にして違和感を感じた。硬い・・・。口から引っ張り出して私は驚愕した。
 「あ・・・、ショック・・・、辛い・・・。」
言葉にならず凹む私に
 「どしたん?おなか痛い?」
と聞く彼女。それならましだ。何とサラダから・・・というか、私の口から出てきたのは、そぎ落とされたであろう「人間の爪」だったのだ。包丁引っかかった時に気づけよ!
 事実を知った潔癖症の彼女は、私以上にショックを受けた。それがどれほど嫌な事か・・・と
 「髪の毛も絶対嫌だけど、爪はもっと嫌!何を触ってるか分からないし、爪の間のばい菌は一番ひどいんだよ。青虫が入っているとしても、絶対青虫のほうがいい!」
そこまで言って、
 「あ・・・、私が被害者でもないのに、私が話すだけでも気持ち悪いのに、更に気持ち悪くさせて・・・ごめん。」
と謝った。うん、途中で気づいてくれてよかった。
 まあ、逆でなくて良かった。私は凹んでも、しばらく経てば立ち直るが、彼女だったら即効身体にきただろうし、死ぬほどのダメージだったろう。もちろん、死ぬわけでもないが私だってかなり気分悪かった。
 一応電話し
 「すいません、爪が・・・ハイッテマシタ。」
 すると、店の人が飛んで来て
 「あの・・・。すいませんでした。」
と新しいサラダを持ってきた!無理やって、この期におよんでそのサラダは食べられません!
 お断りすると結局返金してくれた。全額返されるのもそれはそれで気がひけたが、押し問答するものなんなのでそのまま受け取った。
 しかし・・・、ありえん!

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コメント (5)
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