すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

セカンドオピニオン???

2013-05-20 21:29:41 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは、総合病院と近所の診療所に通っている。その診療所がキヨちゃんが言うところの
 「聴診器も当ててくれない。点滴ばかり勧める。」
先生なので、いつもあ~だこ~だと言うものだから、近所のおばちゃんに
 「A先生ええでよ~。行ってみんかい。」
と勧められた。
 キヨちゃんは「しびれ」などでは総合病院の脳外科や整形外科にかかっているので、主に内科が診療所である。大分前からひどく痰がらみもするし、気になるので耳鼻科にかかったほうがいいのではと思っていた。
 しかし、勧められた病院は循環器内科。それでもあんまり勧めてくれるので、キヨちゃんはすっかり行く気になっていた。まあ、専門はともかくセカンドオピニオンとして診て貰うのも悪くないかと思った。どうせなら、薬の見直しも他の病院なら出来るかもしれない。違う処方があれば、同じ「痰きり」でも効果があるかもしれないと、とりあえず行く事に賛成した。
 私が休みに一緒に行けばよかったのだが、キヨちゃんも気を使ったのか今日一人で行ってきた。さて、そこでである・・・。
 残業して戻ったら武勇伝が早速あった。まず、お出掛けにカバンを変えたものだから、着いてみたらお薬手帳も何もない。あの「もったいない党党首」のキヨちゃんが、隣町からタクシーで急いで自宅に戻る。それから病院へもう一度行ってお薬手帳を渡したら、何と去年の手帳。
 まあ、薬も変わってないし(とキヨちゃんは思った)、と色々検査してもらい
 「心臓は悪くないって。」
・・・・。はい、今まで悪かった事が???
 まあ、いい。いい機会だから調べてもいい。
 そして、出してもらった薬を確認すると、見事に去年の薬をそっくりそのまま出してある。当然、内容は今のものとは違うし、しかも1包化されてないバラの状態だ。
 「なあ、全く同じ薬を違う病院で貰うだけなら行く意味無いで。しかも、全く今要らん薬やし。」
 「いや~、おかしいなあと思いよったんよ。アレルギーの薬やなんでだろうって。」
・・・。そこに気づいたなら言えよ。
 まあ、キヨちゃんだけが悪いのではない。勿論古いお薬手帳を持って行ったキヨちゃんが悪い。しかし、痰がらみがすることの相談で、薬が多いことへのセカンドオピニオンで、検査までしたなら何で他所の病院が出した薬を「まんま」出すかな。自分ところの診断はどうなのだ。
 明日、もう一度今度は私が一緒に行く。何にしてもこの薬を全部変えてもらって1包化しなくては。それで、薬がそのまんまなのなら、わざわざ遠い病院にしなくても、今までの診療所でいいではないか。
 なんのこっちゃ、セカンドオピニオン。


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コメント (2)
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