すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

不機嫌な数日間

2013-05-10 21:25:05 | ひとりごと
 ここしばらく、私はものすごく機嫌が悪い。
 一つには仕事のゴタゴタがある。3月4月を思えば、今月は仕事そのものは少し楽なのだが、心配なケースや、いい方向に進まない事例が重なって、気分的には「吐きそう」である。
 そんな時に、イラッとさせられる事があると、流石に面と向かっては言わないが、内線を切った途端に
 「くそバカたれ!」
とののしってしまう。
 急なショートステイの利用があって、状態も分からなければ現場も困るから、忙しいのは承知のうえでカンファレンスを組む。看護師も介護士も真剣に聞いてくれるが、施設ケアマネはメモする気もなくぼんやりしている。
 そんな訳だから申し送りが徹底できるはずもなく、何度か確認に行くと
 「私はちゃんと伝えたけど、現場の人が聞いてない。」
と平気で言う。一度で良いから、その口の端を両手で引っ張ってイーってしたい気分だ。
 カンファレンスから戻ると、隣の事務所の「お姉さん」が私宛に電話があったと伝えてきた。
 「何処からですか?」
というと、可愛く頭を抱えて
 「え~!誰って言ったっけ?何とか山とか、山何とかさんって知りませんか?」
 ・・・・・何とか・・・ね。しかも
 「何度か電話あって、初めは電話中でつなげなくて、次はカンファレンス中で。」
たまにある。名前を聞いても言わない人とか、言葉が分かりにくい人とか、早口で話して切ってしまう人とか。しかしだ。何度かあったのだろう?名前も名乗ったのだろう?
 「すいません。心当たりは電話しましたが違います。今度からフルネームと電話番号を聞いておいてください。」
と、本人に言いたいのに、違う人が出てものすごく申し訳なさそうに返答する。本人は分かっているのか?
 後プライベートな事で書かないが、色々あって少し精神的に不安定だった。友人に電話して愚痴をこぼして楽になった。
 そして、くりりんがいない。2週間、きつい時にいない。仕事や実家の片づけがあるから仕方ないと分かっているが、どうしても寂しかった。そして、はなっから無理なのに
 「頑張って早く帰るようにしてみる。」
と「優しい」くりりんは言うのだが、毎日結果として反古になった。それで余計に私ががっかりして、どんどん不機嫌になって行った。
 勿論やつあたりだ。くりりんに非はない・・・と思う。けれど、子供のように拗ねて、怒って、彼を困らせた。
 そのくりりんが明日帰ってくる。さて、優しく出来るかな?友人が言うところの
 「出し惜しみをしている怖いすずちゃん」
が出ちゃうかもしれないよ。覚悟は出来てるかな?

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コメント (4)
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