すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

わがままキヨちゃん

2017-12-26 21:57:03 | うちのキヨちゃん
 連日仕事が忙しい。昨日は遅く帰ると、案の定キヨちゃんがどくれていた。まあ、想定内。
 一旦怒ったものの、起き出してきてしばらく私たちの夕飯に付き合って、と言うか、話したかった事を延々話していた。
 その中で親戚のお兄ちゃんで若くして亡くなった人の話になり、話の流れからくりりんが、
 「もう何年くらいになるの?」
と聞いた。くりりんはお兄ちゃんの事を知らないわけだし。するとキヨちゃん、
 「人の話ひとっつも聞かん。」
と言う。いやいや、話の流れだから聞いとるがな。まあ、つまりキヨちゃんが話したいだけなのだ。かと言って相槌も打たないと、これはこれで、
 「聞いてない。」
と思うから困ったもんだ。
 さて、今朝は早くに出た。なるべく残業しないための苦肉の策だが、結局残業になる。戻るとキヨちゃんは寝ていた。くりりんによると、
 「お母さんお風呂しましょうか?」
と聞くと、
 「入るけど、すずが遅いんならお湯が冷めたら勿体ない。もっと後で良い。」
と言う。
 「じゃあ、7時くらいに入れるね。」
とくりりんが言い、そのつもりで段取りしていたらしい。
 ところがご飯を食べたら自分のタイミングで入りたくなったようで、
 「まだ風呂入っとらんじゃないか!」
と来たらしい。
 これには流石にくりりんも理不尽だと、
 「7時でええと言うたじゃないか。そのつもりで段取りしよるんでしょ。すぐに入れるから。」
と言ったらしいが、刃向われてどくれたキヨちゃん。
 「母ちゃん、もう寝る!」
となったらしい。はああああああああ・・・・・・・・。
 一応私も声をかけてみたが、今度は面倒になったようで、
 「今日はもうええ。」
となった。
 何で悪年寄るかな・・・。疲れるぞ。

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コメント (2)
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