すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

連休なんて、こんなにいらない。

2019-05-04 19:58:19 | うちのキヨちゃん
 世間は10連休。しかし私たちはそうもいかない。
 くりりんは観光客相手なので、いつもより早く出勤しているし、1日2000人以上のお客さんが来るので、帰ってきてもへとへとだ。お弁当を持って行ってものんびり広げる暇は無いので、もっぱらおにぎりやパンである。
 私は私で、異動もあったので、デイサービス勤務の日は1時間早く起きている。出勤も1時間早く行ってまだ覚えきらないので、準備を皆より先に始める。そして、送迎から入浴介助と続く。
 デイの勤務の日でもケアマネの連絡は入るので、携帯は離せない。そして慣れるまで仕事の割り振りもまだ十分出来ず、どうしてもデイが終わってからケアマネ業務をしたり、追いつかない時はデイの時間より更に1時間早く出勤して、前日の記録なり急ぐデスクワークを済ませてから、デイに行き準備して・・・と、何だか忙しい。
 が、病院だとか役所関係は休みなので、それはもう在宅の担当様については心配だらけだ。もう本当に連休なんていらない。
 キヨちゃんは大喧嘩の翌日はすっかりリセットされていた。私は2日は休みだったのだが、この連休のおかげで、どうしても心配な担当様を訪ねるために、午前中2時間だけ出勤した。昼からはキヨちゃんを補聴器のメンテナンスに連れて行く約束だったのだが、喧嘩の事だけでなく出掛けるのは午後からねと約束した事も忘れているキヨちゃんは、
 「どこにおるん?連れて行ってくれるん?」
と電話してきた。
 戻ってからキヨちゃんを連れて出掛け、夜にはくりりんとVS嵐で盛り上がる。ま、いつもの事ではある。
 さてケンカの元になったパイプであるが、こんな状態なので(しかもかなりしっかりしたもので、電気のこぎりとかで無いと切れない)作業出来るはずも無く、とりあえず目につかない場所に片づけようとくりりんに運んでもらった。しかし、結局キヨちゃんは待てず近所のおじさんに頼んで処分して貰ったようだ。
 裏山の草にしても、ちょこちょこ抜いたり刈ったりしていたのだが、いつもキヨちゃんが頼むおじさんが、
 「もう少し伸びてから刈った方が良い。良い時期に刈ってあげる。」
とキヨちゃんに言ったらしいが、その時期が来て刈ってくれただけなのに、
 「もうこんなに草が生えつかった事は無い。」
と私たちの働きが悪いと話を変えてしまう。やれやれ。
 そして昨日はそのおじさんと茶畑の様子を観に行っただけなのだが、普段歩かないのに山道を歩いたので、昨夜は足は痛いわ、変な寝方をして首を寝違えるわで、朝から歩くのもやっとだったと言う。
 そのくせ、玄関の掃除をしたらしく、その言い草が、
 「母ちゃんがコロッと死んだら、皆が玄関から入ってくる。綺麗にしとかな嫌じゃと思うて。」
と本当に嫌な感じである。これ、嫁なら我慢出来ないだろうな。そもそも、家族が急死なんかしたら、玄関どころでは無い。それなら下着などをいつも身綺麗にしておいてくれた方がよっぽどいい。
 明日は日曜日。岡山の親戚が来たいと言っていたが、キヨちゃんは車が多い事を心配して断った。まあ、結果オーライだ。この状態ではお客さんどころで無い。
 早く連休終わらないかな。

*家のそばで掘ったタケノコ。

     

*時々へっぴり腰になるくろべえ。

     
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コメント (2)
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