すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

やっぱり、いいDr.は、何よりも効く薬

2019-05-09 21:14:51 | うちのキヨちゃん
 ここ最近、キヨちゃんは元気が無かった。まあケンカする元気はあるのだが、ちょっと無理をしてはあちこち痛くして、動けなかったり痛かったりすると、途端に自信が無くなる。そして、はがゆくなる。
 食欲が無い・・・とまではいかないが、やはり年を取った事もあるが食事量も少ない。水分は本人は十分取っていると言うが、おそらく全然足りない。
 なので、最近は私が定時で帰っても、すでに何かしら(漬物とか生卵とかで)ちゃちゃっと食べて、
 「横になった方が楽じゃけん。」
と寝てしまっていた。
 お風呂も体調悪いと入らない日が続き、大好きな理学療法士の来る前日でも、松潤ばりの好きな人で無いと、スルーしてしまう。
 なので、今日は松山の執刀医を訪ねる事にした。
 「遠いし、母ちゃん、よう行くだろうか?」
と不安がっていたが、さすがに先生の存在は大きい。
 前日ちゃんとお風呂に入ってシャンプーして、今朝は6時には起きて畑の様子を観てから身支度をしていた。朝ご飯は小さいおにぎり位しか食べなかったが、元気はあった。
 車をリクライニングして、助手席を倒して足も延ばすようにして後部シートに寝てもらって出掛けた。
 今回はくりりんの休みではなかったので、私の運転。ちょっとキヨちゃんは不安だったようだが、何より私が不安だった。確かにナビがあるので、道は大丈夫だろうが、進路変更などのタイミングが上手く出来ない事がある。つまり運転が下手っぴなのだ。
 それでも何とかある程度の時間内に到着。相変わらず混んでいたが、さすがキヨちゃん、いきなり一人の患者さんに声をかけて、先生の事や病院の事を聞き始めた。当然自分のエピソードも。いつでも、どこでもすぐ人と話せる強心臓。
 この話をくりりんにしたら、
 「お母さん、はじめてのおついかい(この場合、出川哲朗さんのえいごのやつね)出来るんじゃない?」
と笑っていた。
 そして、ようやくキヨちゃんの診察。丁寧に話を聞いてくれ、触診。丁寧な説明。これで十分である。
 「ちゃんと運動してますか?」
 「リハビリしてます。」
 「リハビリ以外に自分で運動してますか?」
 「はい、毎晩ベッドでしてます。」
ストイックなキヨちゃんは、かなりしっかり自主トレをする方だったが、ここ最近は前述のとおりだったが、まあ、せっかくその気になっているので、そこは目をつむる。これから頑張ればいいさ。
 帰りにはうな丼もぺろりと食べたのだから、本当に先生の存在は大きい。まず、顔の勢いが違う。
 ちょっと遠いけど、2~3カ月に1回は連れて行こう。

*最近のサービスエリアのトイレってすごい。

     
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コメント (2)
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