すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

心配な言動・・・

2019-09-16 14:46:23 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんはご存知の方もいると思うが、何にでも日付や名前を入れる。買った電化製品などは、買った日付を入れるし、びっくりしたのは便器にも書かれていた事だ。
 当然持ち物には名前を入れるが、ここ最近その名前を入れる行為が酷くなっているように思う。
 この前、ふと見ると今まで普通に使っていた鎌や鍬に名前が書かれてある。勿論、鎌などは地元の草刈りなどの時、混ざり込むと分からなくなるので、名前を書いたりシールを貼ったりすることは私もやっている。しかし、我が家でしか使わない物にわざわざ書くことは無い。
 つまり、誰かが盗っていくのではないか・・・と時々不安を口にするのだ。それも、誰がそんな物持って行くのだ?と思うような、古びたホースであったり、破れかけたブルーシートだったりである。
 実際いくつか見当たらなくなった物があるようだが、それこそ古くなって捨てている可能性や、キヨちゃんお得意の「片づけ」で、行方不明になっている可能性もある。勿論、色々人を雇って作業して貰うので、紛れ込んでしまった可能性も捨てられないが、もし間違えて持って帰っていたら話が出るだろうし、仮に「わざと」持って帰る人がいたりしたら、それは誰を信じたら良いのだ・・・という話になる。
 こういう事を口にし始めるのは非常にまずい。そのつもりがなくても、気不味い事になる。
 昨日は私たちの離れの横の倉庫から、いくつか品物を畑の倉庫に移したいと言い出した。理由は
 「土砂崩れが来たら、台無しだから。」
であるが、そもそも、そんな事態になれば道具よりも人間である。何故上の倉庫に置いてあるかと言うと、近くて間に合うからだ。
 ただの歳をとっての判断の怪しさだと思うが、あれが無い、盗られた・・・と言い始めたらと思うと心配でならない。

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コメント (3)
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