すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんとくろべえ

2020-06-20 15:57:47 | うちのキヨちゃん
 昨日の朝はくろべえの泣き声で朝4時半に起きた。付き添って外に出ると、長い時間をかけておしっこした。昨日は早い出勤だったので、そのまま起きてキヨちゃんの食事の用意をした。
 ここしばらく私たちの部屋か脱衣所で寝ていたくろべえが、何故か昨日はキヨちゃんと一緒だった。久しぶりである。なので、昼間はキヨちゃんが付ききりで、畑におしっこに行った時は早く戻っていたくりりんが見守ったらしい。
 そのまま、夜は居間で眠っていたので、くろべえに任せて私たちは寝室に引き上げた。くろべえは、訴えがあると私たちの寝室に鳴きながら来るからである。それでももし来なければ様子を見に行けばいいと。
 夜中、脱衣所にくろべえの姿はなくそのまま居間でいるようだったが、電気が付いている。キヨちゃんが様子を見に行っているのだろうと見に行くと、何とキヨちゃんは掛け布団を引っ張って行って、畳の上に添い寝していた。
 「母さん、こんなところで寝たらあちこち痛くなるけん。くろべえは心配ないけん、布団で寝て。」
と揺り起した。そうでなくてもあちこち痛いキヨちゃんである。
 それからキヨちゃんが心配しないように私たちの部屋に連れて行った。
 食事は大好きだったカリカリもイリコも鰹節も食べない。ちゅ~るだけは食べるが、それもこちらが口元に持って行って初めて認識する。水はかなり多めに入れておかないと、よく見えない、においが分からないのだろうか、随分飲むまでに時間がかかる。いったん飲み始めるとこれも時間をかけて結構飲む。
 とにかくよく眠る。あんまり眠りすぎて、死んでしまっているのではと心配したキヨちゃんが揺り起してちょっと噛まれた時もあった。私にしてもくりりんにしても、身体が呼吸で上下するのを確認せずにはいられない。寝返りを打つととても安心する。

     

 昨夜からはずっと私たちの部屋だ。シャワーの間は交代で見ていた。おぼつかない足で畑まで歩いて行ったくろべえ。2度しゃがみこんだ。

     

 おしっこには違いないが、もしかしたら2度目は排便がしたかったのかもしれない。随分頑張ったが出なかった。
 今日はほんの少しだが鰹節を食べた。また固形のフードが食べられるくらいに、いやせめて缶詰くらいが食べられるようになればいいのだが。ちゅ~るだけでは心もとない。
 頑張れくろべえ。がんばりすぎるな、キヨちゃん。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ ここをクリックしてお立ち寄りください
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする