すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

さて、どこまで出来るか・・・。

2021-03-08 19:38:01 | うちのキヨちゃん
 研修やら何やらの調整で、お休みを変更したので、土曜日からは三連休だった。請求さえ何とかすれば、月末に休むよりかは何とかなる。土曜日に2時間だけ仕事に出たら、飲もうとしてひっくり返していたことは昨日の記事に書いた。そんな調子で困っていたのだが、昨日はキヨちゃんは人を雇って畑仕事をしていた。
 いつもお世話になっていたおじさんが、体調を崩し1週間入院することになったのだが、たまたましばらく会っていなかったご近所さんが来て、手伝ってくれることになったのだ。
 これについても待ったの利かないキヨちゃん。そのおじさんも耳が遠いのか電話に出ない。するとたまたま立ち寄ってくれた親戚の姉ちゃんが、
 「うちの近所じゃけん、言うてあげるわ。」
と言う。有難い話だが、近所と言ってもちょっと距離があるし、姉ちゃんは運転できない。気の毒だが、その辺りは耳も聞こえないキヨちゃんは気にしない。その上、
 「今日、来てって言うて。」
と急な無理を言う。
 「いや・・・、今日できるかはわからんけど、また聞いて電話するわ。」
と言ってくれた。
 で、姉ちゃんの世話もあり、その日の午後に来てくれることになったのだが、何時に来るか分からないので、私はキヨちゃんを留守番にして、一人で墓掃除に行った。すると、ご住職からお涅槃のお札と仏飼袋(ネットで調べたら、仏餉袋(ぶっしょうぶくろ)と書いてあった。うちのお寺ではこの字を書いていて、えこうぶくろと呼んでいたのだけど・・・)を預かったので、ついでにお札を配って、集金もして回った。
 そんなこんなで時間がちょっとかかって家に帰ると、ちょうどおじさんは片づけをしているところで、キヨちゃんは畑から家に戻るところ。車を止めて待っていたら、車道から庭に杖を突いたキヨちゃんがひょろひょろっと小走りして跪いた。そして何とか立ち上がったら、今度はそのまま玄関のドアに突進。ぶつかるように倒れかかった。
 びっくりしたおじさん、
 「母ちゃん、足元危ないなあ。」
と車から降りた私に言ったが、私には心当たりがある。
 台所に行くと、明らかにお酒が減っていて、濡れたままのコップがそのまま収納されていた。一体どんなスキに飲んだのだ。人も来ているし・・・。
 で、流石に説教することになり、日本酒は高い位置に収納した。
 やれやれ・・・。どうだろう・・・。また背負って買ってきたら同じことだし、困ったもんだ。

     

     

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3 コメント

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Unknown (山のスズメ)
2021-03-08 23:48:04
綺麗な枝垂れ梅。癒やされますね。

いや、きよちゃん!どんだけ呑んでんの?
知らん人だったら、足腰弱ってるわ、と、思うやろね。
実は 千鳥足ってか??やばっ!でしょ。
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Unknown (ふくだ)
2021-03-09 10:34:31
いくら知ってる仲とは言え、スキを見て飲んじゃうのはダメだよ~、キヨちゃ~ん!
高い所に置いてあるのを何かに上って取って、ケガしないといいんだけど…。
返信する
Unknown (すずしろ)
2021-03-09 23:25:37
山のスズメ様
今年もきれいに咲いてくれました。

千鳥足ってことでもないんですけど、元々病気で歩行が徐々に悪化しているのに、飲んでさらに・・・ってやつです。転んだら困るって自分が一番分かってるはずなんですけどね。

ふくだ様
本当にいつの間に?です。
高い位置にあるのは教えてません。それこそ、危ないので・・・。
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