すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

パン教室7回目。

2022-12-11 08:48:49 | うちのキヨちゃん
 昨日はキヨちゃんのパン教室の日だった。一緒に参加するのは親戚のおばさんとその娘さん。娘さんは直接教室に向かうので、いつものように親戚のおばさんを迎えに行く。
 おばさんはキヨちゃんよりずいぶん若いが、ちょっと物忘れが始まっている。なので、二人共の予防策として始めた教室だ。どちらもお互いがいることで楽しく参加できているようだ。
 車の中でキヨちゃんは先日の「本音と建て前」の夢の話をして笑っていた。それを聞いたおばさんは、
 「すずちゃん、気にするなよ。」
と笑いながら、
 「キヨ姉ちゃん、クゼツは言うもんじゃない。」
とお説教してくれた。ただ、私は後ろの二人の会話を聞きながら、笑いそうになった。何故なら、おばさんのクゼツも大概だからだ(笑)。
 昨日はいつにも増して「毒」のあるおばさんは、
 「大体キヨ姉ちゃんは昔からクゼツしか言わん人だったけどな。」
とさらりと言う。爆弾じゃないかとハラハラしたが、キヨちゃんも笑っていたのでホッとした。
 その後犬が好きか猫が好きかと言う和やかな話題になり、キヨちゃんが、
 「私は猫が大好き。」
と言えば、おばさんは、
 「私は犬が好き。」
と言う。
 我が家ではどちらも飼っていたがおばさんの家は昔から犬だ。そして今の犬も賢いと話題に出て、うちのリュウが闘病中と言う話題になった後、おばさんの身内で動物が嫌いな人がいたという話になった。
 「そう言えば婆ちゃんは動物あんまり好きじゃなかったな。」
と私。
 「いやいや、動物どころか人間も好きではなかったわ。」
とおばさん。・・・本当に「毒」のある日だった(笑)。
 さて、本日のパン教室はクリスマスらしくシュトーレンだった。これは元々はクリスマス前に焼いて、少しずつ切って食べてクリスマスまで持たせるお菓子だそうだが、昨日作ったのはもう少し柔らかくて、キヨちゃんでも美味しく食べられるパンだった。
 ふんだんにドライフルーツやバターが入るので、混ぜたり捏ねたりは大変だが、工程自体は簡単で、ひと固まりで焼くので、成形も簡単だ。
 発酵の待ち時間にコーヒーとガトーショコラを頂いた。

     

 そして焼き上がり。

     

 そこから、バターをまんべんなく塗り、そこに粉糖をまぶしていく。

     

     

 完成!

     

     

 パン教室、行く前は億劫で仕方がないキヨちゃんだが、行くと楽しめるし、写真を甥っ子や姪っ子に送るのを楽しみにしている。そして、自分の頑張っている姿を皆に見せたいという気持ちになる。
 だから、来月も頑張るぞ!

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3 コメント

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Unknown (ふくだ)
2022-12-11 16:56:39
ほぉほぉ(^^) 素晴らしい出来上がり。
おいしくて、楽しくて、おばさまの毒も聞けて(笑)、キヨちゃんもご機嫌になれて、
一石二鳥ならぬ、何鳥もあるパン教室ですね。
返信する
Unknown (山のスズメ)
2022-12-11 22:30:11
毎回楽しそうなパン教室ですね!!
きょちゃんとおばさんの漫才のようなおしゃべり!
どんどん毒はけ〜😆😆

パンもクリスマスらしい!
笑顔のきよちゃんにすずちゃんも和むね!!
返信する
クリスマス前 (すずしろ)
2022-12-13 23:30:19
ふくだ様
はい、色んな意味で楽しい日でした。
少しでも二人が続けられたらいいなと思います。

山のスズメ様
そうですよね。毒も吐かなきゃですよね。
デトックス大会です。

パン、美味しいです。
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