お彼岸参り

　今日は彼岸の入りである。木曜日に墓掃除は済ませていたので、体調が悪くなる前で良かった。ただ、毎回お彼岸参りは親戚乗り合わせて家とお墓を回るので、運転出来ない人が多く私が乗せることになる。昨日絶不調だった私は、どうなることかと心配したが、何とか軽くなっていたので助かった。
　本当は牡丹餅とかしたいところだが、午前中に回ることになり時間も無かったことだし、私自身が不調だったので、本当に少しだけお供え用のお団子を作った。本来は白い団子を山盛りにするものだが、これ、硬くなるし味もなく後で困るので、美味しい方が午前ぞ様も喜ぶだろうと柔らかい味付き団子にした。

　　　　　

　キヨちゃんは何年か前から家で待機するようになり、お墓参りも坂を登れないので車の中か、もしくは車から降りて下から手を合わせている。それでもお彼岸となれば、普段会わない（近くても行き来しないと会わない）人が来てくれるので、とても嬉しいようだ。
　特に今年は会いたがっていたおばさんが来てくれたので何よりだった。実はおばさんが少し物忘れや意欲低下が出てからは、出事はおじさんがしていたのだが、今日はおじさんはおじさんで地域の奉仕活動（桜の苗木を植える）に参加していて、疲れも出たから行ってくれ・・・ということになったのだ。
　こんな調子でお茶菓子もなかったが、丁度親戚からキヨちゃんのホワイトデーにメロンが送られてきており、それを出してあげたいとキヨちゃん。なので、メロンと私の煮た金柑と、ほんの少しのお団子でお茶うけにした。
　私はだいぶマシにはなったのだが、まだ万全ではないので訪問先ではお茶だけ頂いて帰ってきた。これからは、どんなに美味しくてもお肉の脂には注意しなくては・・・。
　何にしても、介護する人間は病気になるわけにはいかないのだと父の時に学習したのだが、なかなかうまくいかない物だ。キヨちゃんについてはこれから先がまだ長いのだし、頑張らなきゃ。


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