台風の後の「嵐」

　今朝は台風の影響で朝から雨だった。予報では夕方家路に着く頃が一番近く、これは帰りは暴風だろうと、長靴に合羽まで持参して出勤した。
　キヨちゃんが心配だったが、幸い予想通りくりりんがお休みになった。
　台風は少し進路を変えたものの、やはり四国にも影響のある位置だった。ところが、比較的この辺りは風も雨もひどくなく、午後に暑いくらいの日が差した。
　これはキヨちゃんが忙しくなるぞ～と、くりりんにメール。
　「側溝の掃除とかお母さんに聞いて手伝って。」
すると、
　「すでにお手伝い中だよ～。」
と返信。流石である（とこの時は思ったのだ）。
　晴れ間が見えたものの相変わらず大雨警報が継続していた。どうやら台風の目に当たっていたのか、もしくは雨雲の切れ間だったのか、きっちり予報通り１８時前から雨に逆戻りした。結構な降り方ではあるが、予報ではもうそろそろ止む頃だ。ただ帰る時はまだ降る前だったので、重装備がかなり恥ずかしかった。
　食事の時にキヨちゃんが今度の雨風で丹精した野菜のほとんどが倒れてしまったと嘆いていた。これに関してはかける言葉がない。なんたってキヨちゃん一人で作っており、苦労を分かってあげようがない。慰めても何だか響かない気がする。
　そして、今日家の周囲の掃除が大変だったとも言っていた。
　「くりちゃん、お母さん何度もは言わんけん、後ろ葉っぱとか詰まったら困るけん、とにかくマメに掃除してな。」
・・・。そうなのだ。くりりんはキヨちゃんのお手伝いで倒れたブルーベリーなどに支えをするなどはしたのだが、どうやら掃除はキヨちゃんが頑張ったらしい。だから、側溝ってメールしたのだが・・・。あ～あ、カブを上げるチャンスだったのになあ・・・。
　さて、今夜はＶＳ嵐の日。スペシャルと聞いてキヨちゃんはテンションマックスである。同じジャニーズの関ジャニが出てきたら、
　「この人らは？」
と聞く。
　「いつも見よるカラオケの番組の・・・。ほれ、太鼓の上手い人は知っとるだろ？」
　「あ～あ～。」
そして、
　「こんだけ並んでも、やっぱり松本君が一番男前じゃなあ～。」
と言っていた。
　しかし、どうやらスペシャルなのに「ばば抜き」はお好みでないらしく、ゲームが終わると部屋に入ってしまった。
　何にしても平和な夜である。


ここをクリックしてお立ち寄りください。

台風被害がないといいな・・・

　沖縄で台風が猛威をふるっている。四国にも上陸の可能性があり、キヨちゃんも落ち着かない。風は勿論怖いが、雨だって十分に怖い。今回は「今まではこんなことなかった」では通らない・・・とキャスターが言っていた。
　今日出勤すると事務所の玄関のドアや壁一面に、物凄い数の羽蟻がたかっていた。とりあえず掃除していたが、出勤してきた部長が事務所の人も呼んで一緒に掃除してくれた。
　「寝たきりの人のベッドにでも行ったら、自分で払う事も出来んのじゃけん。」
普段色々とある方ではあるが、こういう時は少し見直す。
　羽蟻だけに「シロアリ」が発生しているのか、普通の蟻の物なのか分からない。新しい施設長は、
　「ネットで調べよ～。」
と呑気に１匹持って行ったが、結果は分からず。ビニール袋に入れて事務員さんに、
　「調べてもらった方がいいよ。」
と。
　「どこに持って行けと？」
とは事務員さんのもっともな意見である。
　会社だけでも相当いたが、どうやら近辺の郵便局や町内の歯科にも群れていたらしいので、台風の影響だろうか？
　「朝、嫌な赤い空だった。地震雲かも・・・。」
などと、台風以外にも不安を持っている職員もいた。
　そう言えば、昨日北海道では大きな地震があったようだ。
　雨は次第に強くなるのだろう。明日から明後日にかけてが一番近づくらしいが、以前のようにいつ通ったのか分からないほどであればいい。何よりキヨちゃんが不安がっている。
　多分増水したらくりりんはお休みになるだろうから、休みだったらキヨちゃんは任せられる。うちの職場は台風は関係ない。
　と言っても今の事務所は台風でも来たらする事は無いが、入所者のいる部署はそうはいかない。かつて、倒れた大木をご主人にチェーンソーで切ってもらいながら出勤した猛者がいた。若い介護士が、通勤の途中、倒木で道が通れず、
　「休みます。」
と電話。
　「国道まで歩け！迎えに行く。」
と上司が迎えに行った事も。つまりは介護の職場はそうなのだ。
　まあ、する事がないとしても、もし仮に介護士が台風で来られない場合は、手伝えるところは手伝う必要もあろう。
　出来れば、そういう事態もないといいのだが・・・。


ここをクリックしてお立ち寄りください。

どんぶりプリン

　うちのくりりんはお酒も好きだが、甘いものも大好きな両刀である。それは私も同じである。
　そのくりりんが、以前から、
　「ハウ○のプリンが食べたいよ。」
と言っていたので、久しぶりに買ってきて作ることにした。
　子供の頃はよく、プリンやシャービックを作ってもらっていたが、大人になると市販のプリンを買う事はあっても、作らなくなっていた。友人などは子供にマメにちゃんと卵から作っているが、それも面倒くさい。
　そこで買いに行ってみると、最近は種類も増えていて、普通のプリンの他に、黒ゴマプリン、キャラメルプリン、杏仁豆腐まであった。試しに１種類ずつ買ってみた。
　まずキャラメルプリンを作って、小さいカップ５個にした。キヨちゃんサイズである。全体で400ｃｃくらいなので１個80ｃｃ。これはキヨちゃんにも大好評だった。
　さて、子供の頃「バケツプリン」にあこがれはしなかっただろうか。最近はちゃんとバケツプリンがあるらしいが、とにかくでっかいプリンを食べてみたいと言う憧れがあった。
　それはくりりんも同じようで、でっかいのが食べてみたいと言うのである。そこで、400ｃｃを450ｃｃで作って、どんぶりで作ってみた。

　　　　

　結構なボリュームだが、満足したようである。勿論、私も一緒に食べるけど・・・。


ここをクリックしてお立ち寄りください。

もてもて、くりりん

　今日は私はお休みだった。午前中にキヨちゃんは通院だったので、キヨちゃんの病院の時間に、久しぶりにメンテナンスに行った。リンパマッサージである。
　骨は付いているとはいえ、腰は不安なのでその事を伝えて全身のリンパを流してもらった。流石に、前進詰まりまくっているようで、足の裏もかなり硬かった。お尻が一番痛かったが、流してもらった後はすっきりだ。
　キヨちゃんは思ったよりも早く受診が済み、一緒に買い物して戻る。車の中でキヨちゃんが、
　「（リンパ）してもろうたら、ちっとはええか？」
と聞く。
　「うん、すっきりした。久しぶりやしな。」
と答えると、
　「長い事行ってなかったんかえ？」
などと呆けた事を言う。
　「だから、入院しとったけん・・・。」
　「ああ・・・。」
　お天気が悪いので、家に着いてからは何もせず楽にしていた。台風が近づいているので、キヨちゃんはテレビを見ては心配している。
　「母ちゃん風が吹いたり大雨だったら一人ではようおらんでよ。くりちゃんに仕事休んでもらわな。」
・・・・。
　「まあ、多分お天気が悪かったら休みになるやろけど・・・。」
　「すずも休んで。」
　「私はそうはいかんけん。」
キヨちゃんも歳を取って、色々心細くなったものだ。
　さて、雨が酷いのでリュウは家の中である。

　　　　　

だから、くろべえとリュウは張り合っているのだ。
　　　　
　　　　

　何かと言うと、くりりんのペットマッサージがかなり気持ちいいらしく、並んで？？いや「僕も僕も」的に待っているのだ。何ともモテモテのくりりんである。

　　　　　

　私もくりりんにしてもらおうかなと思っていたら、
　「僕だってしてほしいくらいなのに・・・。」
と言っていた。そりゃそうだろうね・・・。

　＊今夜は牛肉とごぼうの丼。本当はもっと卵があるはずだったのだが、１個割る時点で落としてしまったのだ。

　　　　　

　＊キヨちゃんの野菜たちを、即席漬けにしてみた。なかなか美味しかった。

　　　　　

ここをクリックしてお立ち寄りください。

　　　　　

紀香の背中・・・？

　私が仕事に行くようになって、キヨちゃんの仕事は忙しくなった。
　元々畑仕事があり、今の時期草が勢いがあるので、刈っても刈っても生えてくるのだ。そこに、お所帯が増える。
　キヨちゃんは料理上手だから、勘さえ取り戻せばどうという事はないのだが、しばらくしていなかったので、面倒くさい思いがあるらしい。そして、どうしてもタンパク質は少なくなる。
　昨日はモロッコマメの天ぷら、生野菜、ゴーヤーのお浸しだった。

　　　　　
　　　　　

　私はこのゴーヤーのお浸しが大好きで、ゴーヤー丼にしたいくらいだが、流石にくりりんには可哀想なので、簡単なお弁当ではあっても、お昼は出来るだけたんぱく質を入れるようにしている。
　さて、うちのキヨちゃんは前にも書いたが、
　「背は低いし、顔は皺だらけじゃし、白髪じゃけど、背中は藤原紀香に負けない」
と豪語している。何の根拠にそういう事を言うのか分からないが、おそらく後ろに目がないからだろう。
　そんなキヨちゃんは、いつも一番風呂である。キヨちゃんが上がったら、折りを見て私たちが続くのだが、最近は私もくりりんも夕食後に入っている。
　だから、ニアミスすることは無いはずなのに、何故かくりりんが帰ってきて洗濯物を洗濯機に入れようと脱衣所に行くと、キヨちゃんとニアミスしてしまっている。もういないだろうと思って行くのだが、まだ着替えの途中だったりするのだ。
　今日もそうだったらしく、
　「お母さんの紀香の背中見ちゃった。」
とくりりんが笑っていた。
　気不味かろうと思ったが、どうやらキヨちゃんは「紀香の背中」を向けていたらしいので、ニアミスには気付かなかったようだ。
　はてさて、紀香に負けないキヨちゃんの背中はどうだったの？くりりん。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

「家族狩り」の後の夢・・・

　昨日新聞を観ていたくりりんが、
　「あ、今日からのドラマに、すずの好きな井上さん出るよ。」
と言った。井上さんとは声優の井上真樹夫さんの事である。ご存じ「ルパン三世」の石川五右衛門や、キャプテンは―ロックの声をした方である。
　最近では「安堂ロイド」にゲスト出演していたが、それも翌日知って慌てて再放送を観たのである。
　くりりん、お手柄。ファンとしてはぬかっていた。その情報は知らなかったので、さっそく録画もしながら観ることにした。
　作品は天童荒太原作の「家族狩り」である。その中で主人公の父親、それもアルツハイマー型認知症の役だと言う。
　昨夜、第一話を食い入るように見た。問題作だけあって、実はとても怖かったのだが、井上さんの演技が素晴らしく、食卓のシーンでは涙がこぼれた。
　ところが、作品の怖さからか、昨夜はうなされるほど怖い夢を観てあまり眠れなかった。くりりんによると呼吸も苦しそうだったらしい。
　かといって、観た夢は決して猟奇的な夢とかではない。
　うちのキヨちゃんが何故か爆弾を運んでいる。爆弾と言っても、刑事ドラマなどに出る時限爆弾ではなく、ダイナマイト的なものか、時代劇に出てくる火薬の様なもの。
　それで山を崩す必要があるとかだが、山に行ってからでは火をつけられないからと、恐ろしく長い導火線に火をつけた状態で運んでいるのだ。
　ところが、キヨちゃんの歩みはカメよりも遅く、その上気が変わってキヨちゃんは爆弾を持って戻ってきたのだ。
　慌ててその爆弾を山の畑に投げようとしたら、近所のおばちゃんたちが・・・。とりあえず、
　「おばちゃん！逃げて。」
と言いつつ、近くの山に投げたら、爆発はいなかったが火事に。
　するとそのおばちゃんが敏捷に走って火を消しにかかる。何人かでようやく消化して、こっぴどく怒られていた・・・。そんな夢である。
　その後も何だかしんどい夢が続いた。
　とは言え、ドラマはかなり面白いので、絶対来週もかかさない！！！

ここをクリックしてお立ち寄りください。

オバア伝説２

友人から来た楽しいメール第２弾である。
--------------
友人の話であるが、ある日彼女のお姑さん(81)が庭先で爪を切っていた。
ずいぶん長いことその場にいるので声をかけたら、
「私の切った爪を蟻がくわえて運んでいっきょう」
と言う。そうなの？と返事して、しばらくしてもまだお姑さんはその場から離れない。
地面をずーっと見ているので、どうしたの？と再び声をかけると、お姑さんはハッとしたように彼女を見やり、
「○○さん、蟻さんは私の爪を全部運んで行ったけん、はなくそ丸めて落としてやったら、はなくそも全部運んで行ったわ～♪」

ファーブル昆虫記も顔負けである。
たしかに私の爪も蟻は全部くわえて運び去った。はなくそで試してみる勇気は、私にはまだ無い…(-_-;)


はい、私にもそんな勇気はありません。
しかし、オバア伝説あるもんだなあ。

ここをクリックしてお立ち寄りください。

雨のお休み

　職場復帰して最初のお休みは恵みの雨だった。毎日家にいないので、今までのように家事が出来ないのだから、本当は休みの日に頑張るべきなんだろうが、最初の疲れが来て今日はおさぼりした。
　メンテナンスに行こうかとも思ったが、雨で畑のないキヨちゃんも買い物したいと言うので、一緒に出掛けた。
　洗濯物は沢山あったが、雨でも風があったので半分は概ね乾いた。少しだけ乾燥機にかけてアイロンがけ。残りは明日のお天気に期待する。
　昼から読みたかった本を読破し、その後１時間くらい仮眠した。仕事も仕事をしながらの家事も、徐々に慣れるしかないかな。
　夕飯はチンジャオロース―と野菜の揚げびたし（ナスが欲しかったが、畑に取りに行けず）。キヨちゃんがタタキを切ってくれた。

　　　　　

ここをクリックしてお立ち寄りください。

オバア伝説

県南の友人から楽しいメールが来たから紹介したい。
--------------
近所のばっぱ(85)に道で出くわし、挨拶をしてお元気なで？とご機嫌をうかがうと、ばっぱいわく
「派手な服着とうだろう？」と仰るので、
「おばさんええなあ、白いＴシャツでえ、若いなあ。」と言ったら、
「山の田んぼへいっとったら田んぼで転けての～、泥もぶれになって困ったけん、ゆっこ(ばっぱの娘)がカカシに着せてあった服を脱がして着替えてもんたんじゃ」

おばさんすごい、冴えとんなあ～！誰じゃなかなか思いつかんわよ！服もカカシに着られるより人間さんに着てもらうほうが喜ぶよなあ～と絶賛したら、
「もとは孫の服じゃ」
と、満足げであった。
オバアの本場はうちなーだけじゃないさ～

なかなか楽しい話でしょ。キヨちゃんも負けそうだ。

４か月ぶりの職場

　今日はあの事故以来、初めての出勤である。昨夜は緊張で色んな夢を観て何度か目覚めた。
　夜中に目が覚めると、今日お休みが決まっていたくりりんが、サッカーのワールドカップ決勝トーナメントを観ていた。そんなくりりんを置いてそのまま眠る。
　朝は少し早めに行動開始した。くりりんのお弁当がないので、私も今日はコンビニで冷やしうどんを買って行った。
　とりあえず、する事がないので玄関先の掃除と蜘蛛の巣の掃除。仕事の忙しい時期は、どうしても掃除まで手が回らないのは知っている。草も数本階段に出ていたので抜いた。
　事務所の所長が、気遣ってデスクワークを用意してくれたので、今日はそれを少しずつしていた。メモ書き程度の物が山積みなので、それを整理しておくというもの。
　ただ、情報がかなり古いものもあり、他人の書いたものは要点だけでは何の事か分からないものもある。しかし、この忙しい時期に聞くのもためらわれ、とにかく分かる範囲で入力し、分からない部分に付箋をした。どうせ本来の仕事ではないので、急いで聞く必要もない。落ち着いた時にまとめて聞いて訂正しよう。
　とりあえず、初日は終わった。こんな調子ではいけないのだが、目の前の事から片づけよう。

ここをクリックしてお立ち寄りください。