今年も残り半月

　時の過ぎるのは早い。今日はもう１５日である。
　一昨日くりりんは久しぶりのお休みで、図書館で充電していた。昨日は夜だけ仕事の予定だったので、朝からゆっくり自分のペースで家中の電気の傘を、外しては拭いて取りつけて・・・という作業をしてくれた。
　キヨちゃんには伝えてあったが、多分一緒にすると思っていたので、
　「お母さんするから手伝って。」
と声がかかるものと思っていたようだ。
　しかし、くりりんは自分の段取りの方が早いので、一人で始めていた。なので、キヨちゃんが気付いた時にはかなり出来上がっていたようだ。
　昼にくりりんから、掃除が終わったよと言うラインと、夜仕事がキャンセルになったというラインがあった。なので、なるべく仕事を頑張って、残業をしないように家路についた。
　戻るとキヨちゃん上機嫌。
　「今日な、くりちゃんが電気を全部掃除してくれたん。しよるって知らんかったけん。見たらくりちゃんが一人で始めとったん。今までどればあ（どれほど）大変だったか（キヨちゃんも私も手が届きかねるので）分からんのに、くりちゃんは時の間にしてしもうた。さすが男の人は違うわ～。」
と絶賛だった。
　「いや、僕も３年ともなれば、要領が分かってきたので。」
と謙遜くりりん。
　夜は３人でＶＳ嵐を観ながら大笑い。毎日こんな日だったらいいな。

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終活までではなくても、今後の事がちょっとよぎってしまう時

　この仕事をしているから余計なのかもしれないが、ふと老後を考える事がある。
　色んなお年寄りを観ているし、色んなご家族を観ている。その中のどのケースに自分が当てはまるのか、はたまた全く違うケースになるのか、想像してみても、どこかいつまでも健康であったり正気であったりが前提でしか思いつかない。
　全く違う話になるが、先日拉致被害者曽我さんのご主人ジェンキンスさんと、増元るみ子さんのお母様が相次いで亡くなられた。そして、横田めぐみさんのお父様が介護が必要なお姿になられているのを拝見し、時の流れは残酷だな・・・と感じた。
　政府もただ手をこまねいているだけなのだとは思いたくないが、そして、政治家先生だって決して若いわけでもないが、それでもまだ、被害者や被害者ご家族の時間が無い事は、実感としてないのだろうな・・・と思う。彼らにももっと自分の命の期限が切られるような切迫感を感じて仕事してほしい。
　話を戻すと、そんな大それたことではないが、ふと自分の老後が頭をよぎる時、自分がキヨちゃんを介護する事やくりりんを介護する事は、ちょっと想像しても、自分が先に倒れたり認知症になったり・・・は想定出来ていない。そもそも、「どちらかは正気」なんて保障は無い。
　私たちには子供が無い。その事をやはり同じようなお年寄りを観ていると、真剣に考えてしまう。別に誰かに財産を残すなんて心配は無いし、死んだ後の事はどうにでも親類がしてくれるだろうが、生きているうちが困るのだ。
　生きていて、どちらかがしっかりして健康でもあれば、何とかなる。しかし、どちらかがしっかりしていても見送った後、残った方がそのままでいられる保証は無い。
　ささやかに、穏やかに、そこそこ困らない生活を送りたいと思うなら、もし仮に自分が病気になった時は・・・とか、認知症になったなら・・・も、くりりんと話しておく必要があるのかな。
　
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リュウ君、また皮膚炎・・・。

　フィギュアにかまけて、ブログ更新が遅れがちだ。それともう一つ。最近エアコンを使うので、夜洗濯物をエアコンそばに置く事が多い。すると、場所的にパソコンに座りにくいというのもあって・・・。
　さてさて、昨日は寒いと思ったら山間部は雪だった。我が家のあたりは車にうっすら程度だったが、場所によっては見事な雪景色だった。幸い気温が上がったので凍結も無くやれやれである。くりりんが一昨日ギリギリセーフでタイヤ交換をしてくれていて良かった。

　　

　そして今日はお休み。今週忙しいので、今日の内にタイヤを届けにスタンドに行く予定だった。と言うのも、二人とも夏タイヤが摩耗しており、次に替えるときには新しい物にする必要があったのだが、この時期スタッドレスタイヤ以外に夏タイヤも売り出しに出ていたのだ。
　なので、古いタイヤを持ち込んで、新しい物に替えてもらうためにくりりんが予約していた。私が今日二人分のタイヤを運んで、交換出来たらくりりんが取りに行くという予定だった。ただし、行きは８本だが、帰りは廃タイヤも含めて１６本。これ、積めないかもしれないので、２台で行くかもしれない。
　で、今日はタイヤ８本を乗せて出掛けて、ガソリンを入れてタイヤを降ろしたら買い物して、久しぶりに出てくれる友人と会おう・・・というつもりだった。
　ところが、リュウを病院へ連れて行く事になったのだ。と言うのも、数日前お尻に500円ハゲを見つけたのだが、様子を観ていたら腰に新しいのが増えているではないか。以前も皮脂性の皮膚炎を起こした事もあるので、急きょ行く事にした。　
　平日の休みが当分ないし、日曜は午前中。友人に無理を言って病院に行く。タイヤとリュウで他積める状態では無い。
　そして病院は日曜で混雑しており、待ち時間４０分、結局１時間以上かかってしまった。結果、やはり皮膚炎。薬を塗っても舐めてしまうので、抗生剤と消炎剤の処方があった。やれやれ・・・。
　大急ぎでタイヤもリュウも乗せたまま友人と落ち合い、ほんの少しお茶して別れた。リュウは今夜は玄関だ。早く治ると良いのだけど・・・。

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オリンピックのドーピング問題

　来年、楽しみにしている冬季オリンピックだ。しかし、ここに来てドーピング問題が暗い影を落としている。
　ドーピングは絶対いけないと思うし、許してもいけないと思う。けれど、多くのアスリートはこの日の為に血のにじむような努力をしているのだと思う。だから、本当にクリーンな選手は出してあげて欲しい。そして、
　「ロシアとしてではなく」
何ていう「ケチくさい」事は言わないで欲しい。だって、国旗も国歌も無い中で、自分だけの為に出るなんて言えるだろうか。
　このデリケートな問題に、質問を１８歳の少女にぶつけるマスコミにも腹が立つ。どう答えろと言うのだ。
　純粋に皆の競技を観たい。ロシア抜きのフィギュアスケートなんて寂しすぎる。それで、
　「日本チャンス」
なんて書いている記事にも腹が立つ。
　みんなライバルだけれど、そこには本当に国を超えて友情やたがいに対する崇拝がある。
　かつて政治的な問題でボイコットしたモスクワオリンピック。当時そういうことにはあまり関心が無かった私だが、今思うと本当にアスリートには気の毒だ。
　世界選手権だって１年に１度。これだってその年を逃すと次があるか分からない。ましてや４年に一度。誰でもがベストなタイミングで巡って来るものでもない。
　どうか、どうか本当に、ロシアの選手を出してほしい。そして、もし国が本当にやっているのだとしたら、そんな非人道的な事は止めて欲しい。ドーピングなんてしなくても、選手は十分頑張って実力で勝つのだから。

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そりゃ、１２月ですもの、寒いし雪も降るわな。

　今日はキヨちゃんはデイサービス。なので私は休みを貰っている。長く休みが無いくりりんのお休みが、こういう日だったら、気兼ねもなくのんびりさせてあげられるのに…と思う。残念ながらくりりんは仕事。
　お天気は中途半端だった。晴れたかと思ったらちらちら雪が舞ったりで、風は冷たいし、さすがに窓や網戸を外して洗うと言う作業は、気持ちが萎えて出来なかった。
　何とか重い腰をあげて、自分の部屋の白いカーテンだけは洗ったが、結露などで付いたカビはどうしても消えない。窓も久しぶりに拭いたが、デイから戻ったキヨちゃんが、
　「この前窓のサッシのことろにオガ（カメムシ）いっぱい詰まっとったぞ。杉の葉の汚れも酷かった。」
と掃除したよ～というコメント。ありがたいけれど、これがストレスになるのだ。どうしても結婚して別の所帯になったという感覚がキヨちゃんには無い。
　近所のおばさんから柚子味噌をもらって、「あ！」と思いだした。つい先日味噌に炊いたら・・・といただいた柚子があったのだ。これがとても大きいもので「ししゆず」と言うらしい。

　　　　　

　実の方も酸っぱくなくて美味しいと言っていたが、初めてなので分からない。皮をゆべしか柚子味噌にしたらいいのだと思う。実は私はしたことがないが、休みにしてみよ～と思っていたのにすっかり忘れていた。はてさて・・・。

　昨夜雪起こしかと思うほどの雷で、家が少し震えるほどだったが、積雪にならなくて良かった。まだタイヤ交換していないのだ。
　そうそう、タイヤと言えば、公用車のタイヤ交換を土曜日にしてもらい、昨日初めて乗ったのだが、途中で空気が漏れているとデイスタッフに指摘される。今から山頂に行く途中であり、会社にいるわけでないので交換もできず、とりあえずスタンドに行って空気を入れてもらうと、
　「バルブがダメですね。」
とのこと。これで山に登ったら、戻れないかも・・・と、上司に連絡して車を持ってきてもらった。やれやれである。
　本当に冗談ではなく、早めにタイヤ交換しないといけないな。

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何だか・・・色々あった日

　今日はやっとめぐってきたお休み。とは言え、くりりんはここ１カ月休みなしなので、もっと大変だ。今の仕事が気に入っていて、結婚前の仕事がハードだった事もあるので、本人は苦ではないらしい。それが救いではある。
　さて、早めに出勤したくりりん。キヨちゃんと買い物に出ているとライン。
　「今夜まんのうになったから、夕飯要らないよ。」
あらら～。つまり、昼の仕事の後、まんのう公園でイルミネーションを観に来た人を撮影するわけである。帰りは２２時頃になるかな。
　そう言うわけで、キヨちゃんと二人お昼は野菜中心となり、食事の後お水元の掃除に行った。途中、この前崩れて直した場所を上から見る。

　　　　　

　こうしてみると結構怖い。

　お水元は予想通り枯葉だらけだ。

　　　　　

　掃除して、タンクの中も洗い、中に沈めてある木炭を取りだし、今年は入れてあるネットも交換した。３時間ほどかかってようやく完了。後は何度か水を溜めては捨てるを繰り返す。その間は水道水を使う。

　　　　　　

　ようやく人心地つき、夕飯の準備をしているとＩＰ電話が鳴る。これは市内だけの通話可能な無料電話だ。ご近所か親戚かな？と思いつつ出ると、担当様の奥さま。
　「爺ちゃん、ショートステイ頼めんだろうか？」
　「いつですか？」
　「今夜は何とか辛抱しようと思うのだけど・・・。」
声の調子がおかしい。聞けば転んで胸を打ったらしく、我慢していたが酷くなったようで、今晩何とかしのぐので、明日から引き受けてくれないか・・・との内容。
　「とりあえず、空きがあるか聞きますが・・・。と言うより、明日じゃなくて急いで病院行った方が良くないですか？」
　そう伝えて、急いで施設へ電話。日曜だし勤務時間を過ぎているし、担当者がいない可能性が高かったが、運よくいてくれた。そして、どうしてもであれば今からでも迎えに行くと言ってくれた。ただし、一人では介助出来ないので相棒を探すという。
　「それなら私が行きますから。」
と一緒に向かう事にした。
　家には親戚の方が応援には来てくれていたが、奥様より年上の女性であった。田舎はこうした高齢者単身や老老介護の家が多い。親戚もご近所も助け合ってくれるが、こういう時「若い衆」が欲しいなと思う。
　くりりんはまだ戻らない。何だか、色々ある日だった。

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マイ ルール

うちのキヨちゃんにもマイルールがある。その中のひとつがご飯である。
キヨちゃんが炊飯する時は、何故かいつも4合だ。残ると勿体無いから３合で良いと言っても、絶対4合だ。
だから美味しくなくなるので、冷凍することになる。
さて、それなら冷凍ご飯があったり、冷やご飯があるうちはそれを食べれば良いのだが、これまた炊飯する。
かと思えば、たまに冷凍ご飯を食べようとすると、レンチンせず自然解凍しては、
「まずい」
と嫌がる。
そんなマイルールのキヨちゃん。今夜は昨日炊いた白米がかなり残っているのに、何故か冷凍ご飯をチンして食べていた。
「冷凍ご飯片付けないかん」
って、それは炊いたご飯か無いときにしようよ。
で、結局新しい冷凍をつくる羽目になった。