今月5日がワタクシの誕生日だったんです。プレゼントにさる人から「薩摩切子」をいただきました。以前から欲しかったのですが、なにしろ高価で手が出ません。せいぜいウインドショッピングが関の山です(笑)。
まずは画像をゆっくりとご覧ください!
「薩摩切子」を見るときは色の境目に注意してください。
にじんでいるのがお分かりでしょうか?これは「ぼかし」と呼ばれています。
「色のぼかしは薩摩の宝!!」
切子鑑賞のツボといえましょう。
薩摩切子だけに見られる微妙なグラデーション。その技術を持っていたのは薩摩藩だけでした。
薩摩藩主・島津斉彬によって始められ、大名への贈り物に用いられたり、篤姫の嫁入りの品ともなったそうです。
ぼくがよく見ていたテレビドラマ『スローダンス』にも薩摩切子が登場します。
一流銀行をあっさり辞めて麻布あたりのビル地下でバーを開店する英介(藤木直人)と、その恋人になりすました実乃(広末涼子)が、お店で使う「薩摩切子」をもとめて鹿児島へ旅立つストーリーでした。
誕生日の夜、これも頂きものなんですが熊本産の吟造酒「美少年」<画像>。いただいた切子グラスでちびりちびりとやりました。
一人だけのバースデーパーティーです(笑)。