まるで生命の鼓動のように、うねりを繰り返しながら響いてくると云う
か、迫ってくると云おうか、心地よいサウンドの反復。
シンセサイダーを緩急自在。音楽の持つ”強さ”を感じさせてくれました。
ヴァンゲリスってスゴイと思います。
ただシンプルに『テーマ(オリジナル題名)』(画像)と名付けられた
最新アルバムなんですが、ヴァンゲリスがこれまで手がけた映画のサウ
ンドをまとめた輸入盤です。
オープニングの『プレートランナー』から、ラストには、とりわけ親しい
主題曲がつい口をついて出てしまいそうな、クラッシックな美に包まれた
豊雅なる映画『炎のランナー』のサウンドは圧巻です。
ヴァンゲリスは「キーボードの巨匠」とか「シンセサイザーのパイオニ
ア」とも呼ばれています。
そして時に心地よいイージリスニング・ミュージック(←環境音楽)と
理解されているようです。
ですがヴァンゲリスの本質は、そんなセンチメンタルなものだけでなく
地球の「生命力」をホウフツさせてくれるのです。
これはオススメのアルバムです!!みなさんもぜひ聴いてみてください!!