
ひと鉢の菊ありこの日蝶たえず 柳芽
快晴で、菊も耀き香も透み通る日を秋日和というとか。
こうした快晴には、蝶がその色を慕い、香に誘われて舞いおりる。
そんなある日、友人のS君が一抱えの菊花を届けてくれた。
この時季にはいつも、S君が丹精に育てた菊をいただくのですが、
今年は例年になく色香が良く、また趣が深い。
さっそく愛用の鉢を出してきて生けてみた。
鉢は何年か前に骨董市で見付けた昭和初期の塩壺。
ひと鉢の菊が、一幅の絵になったかどうかはあやしい。



まだ莟ばかりの貴船菊ですが、深まりゆく秋の気配を感じていただければ・・・






マクロズームなる機能を使ったのは生まれて初めて。



菊の楽しみは割合に長いという。
落ち葉が降り霜が強くなるまで続くのでしょうか・・・・・
◆10月の自家製カレンダーアップしました◆
