そら豆はまことに青き味したり 綾子
発達した低気圧の影響とかで風が強く、予定していた外出をとりやめ家でチビリと・・・
アテは頂き物のそら豆でした。
少々の塩を入れて沸騰した鍋に、さやから出した空豆を数分間茹でるだけ。
こんな素朴なつきだしにもいろんなドラマがあるようです。
劇作家の岩松了さんは,付きだしの「柿の種」でうまく芝居をつくちゃうのにはオドロキです。
小料理屋で、居酒屋で、Barで最初に出てくる"お通し”というか”付だし”にすごく興味があります。
小津映画でタイトルは忘れましたが浦辺粂子の女将、田中春男の客で”付きだし”に「このわた」が登場する場面があります。
すごく印象に残っています。
ところで、この風雨のなか東京・南青山のBar「Boots」から一枚の葉書が・・・・・
開業7周年を迎えたとか。
おめでとうございます
祝 Bar Boots 7週年 !!
Bar Boots のお店はこのブログで紹介しましたが、南青山の閑静な住宅街にあり、いつも楽しい時間を過ごさ
せてもらっています。
「男の隠れ家」という言葉がピッタリのお店です。
マスターの奥山さんがとても気さくで、あらゆる相談にもノッテくれます。それでいて客同士の話の中には入りこま
ない。接客マナーは心がけておられます。それもホテルニューオータニ・東京店のご出身ですから。
棚にずらりと並べられた洋酒、リキュールなどは、私が最初に訪れたころに比べると3倍近くなっております。
「今年こそと思いながらはや4月」という川柳がありますが、今年の新年会の帰りに「Boots」に寄ったきりご無
沙汰なんです。マスターに是非つくって貰いたいカクテルがあり、近いうちに訪れたいと思っているのですが・・・・。