今年も甘夏の季節がやって来ました。
初夏にむけての爽快な甘酸っぱさ。
それと、あっさりしたサクサク感が魅力です。
毎年和歌山の「ことぶき農園」から届けてもらうのだが、今年は天候に恵まれたのか上々吉。
ジューシーでとても美味しかった。
甘夏の栽培は柑橘系の中でも難しく、昨年は果汁が殆んどなくサバサバの状態だった。
そこで園主さんにいささかの苦情の手紙を書いた。
数日後に園主さんからご丁寧なお返事をいただいた。
ここにその一部をご紹介します。
収穫前の木成りの時に、著しく気温が下がったりすると果実が凍害を受けます。
そうすると水分が飛ばされてしまいパサパサの状態になってしまうのです。
(昼夜の寒暖の差があるほど果実は栄養を蓄えおいしくなるのですが・・・)
対策は講じているのですが、自然栽培ゆえの難しさです。
そのため、果実の外皮、色味、手触り、抜き取り検査など選別作業を行い不良品を
省くのですが、どうしても中身まで見ることができませんので混入してしまった次第
でございます。
私たちは、なんだかだと文句をいってたべているが、みかん栽培もたいへんだなあと痛切に感じた次第です。