渋谷もずいぶんと変わった。3年ぶりだった。
東横線が地下5階にもぐっちゃって、銀座線から東横線への乗り換えがいままでだと1分もかからなかったのが、5分はかかる。
それに待ち合わせのメッカ渋谷ハチ公の銅像がありゃせんのよ(←どこの方言なの?)。
『湘南の風』 とデカく書かれた看板の下にハチ公におぼしき壁画。
約束の時間どうりに来た友人に、東京人を装って当たり前の顔で「よう!!」と声かけたけれど、内心ここがハチ公前なんだとホッ!!
さて、今夜は文化村「春秋」で飲み会。
私はこのお店は初めてだけど、渋谷コクーンで観劇することが多く、劇場を出た通りの向えにあり、店の名前だけは知っていた。
直木賞作家の松井今朝子さんらおばちゃん作家たちが、ここで忘年会、新年会をやったと、のちに知った。
ちなみに松井今朝子さんは、京都祇園の老舗小料理屋『川上』のお嬢さん。いまは大宮で作家活動中。
「春秋」はダイニングキッチンである。板長の長谷川さんの前のカウンターをあらかじめ予約していた。
渋谷の喧噪を感じさせない、こににはは大人の空間がある。
気取らず本物を出し続けたい。それがお店のキャッチフレーズ。
旬の味をシンプルな技法で、しかも客の注文にも快く応じてくれます。
その日一番美味しいものを市場で選び、海の幸と山の幸との最高の出会いを供してくれる気軽なお店なんです。
それにディナーは全席喫煙OK。ほかに恵比寿店、溜池山王店がありますが、どこも分煙。
だから文化村店大好き
コースの始まりは、「春秋」の名物「野菜の籠」から。
好きなだけ取り放題、食べ放題。
契約農家からの新鮮な有機野菜。その素材の力強い味を引き出すため、ほぼ
毎日契約農家から旬のお野菜が直送されてくるとか。
草食男子とはいえ、そんなに野菜をたべられるものじゃない。
「野菜の籠」の中に大学いもを発見!! 大学芋も野菜の内。メチャ旨い!!
折箱にでも入れてもらって持ち帰りしたかったが、さすがにそこまでは言い出せませんでした!
ドリンクメニューも豊富。
ことに渋谷という場所柄か焼酎は品数が豊富である。
画像は「タイガー&ドラゴン」のロック割り
鹿児島の芋焼酎で、虎の如くうまい酒をかぎわけ、竜神の如くがぶ飲みする。
そこからの銘名だそうです。
←画像は旬のお造り5種盛り。
野菜ばかりではない。
漁港からの直送の新鮮な魚介をその場で料理してくれる。
←別注した「初鰹のたたき」。
先のお刺身の一種に鰹(カツオ)があまりにも美味しかったので、別に一皿所望!!
なんでも鹿児島沖で獲れたカツオだそうで、空輸で本日入荷した初鰹だそうです。
料理長の苞丁さばきもお見事でした。
備長炭でじっくり焼いてから供されたのでした。
3月にカツオを食べるなんて、季節の先取りですよね。
←「牡蠣のクリームコロッケ」 。
春秋の名物のもう一つに季節の素材をつかった自家製コロッケがあります。
このブログを更新のころには、桜海老のコロッケが登場していることでしょう。
ランチメニューには定番になっているとか。
最近は「女子会」と称して、女性の飲み会が多いそうです。
ちなみに女性客に人気のメニューは何だと思いますか?
正解は「春秋風肉じゃが」です。
←御飯物は「ずわい蟹の釜めし」。
ランチメニューではおにぎりが定番ですが、夜はコースによって、「野菜」、「牡蠣 」などの
釜めしが供されます。
なお、小鉢ものは「富山産のほたるいかの酢味噌和え」でした。
当日のコースメニュー 「春秋」
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