酒の肴(さかな)のことを日本人は愛情を込めて「あて」と呼びます。
「おもてなし」と同じように、なんとステキな日本語なのでしょう。
極上の「あて」は酒をより引き立ててくれる良き伴奏者ではないでしょうか。
今月はお芝居が小休止なので、「あさり入り焼きそばナポリタン」をつくってみました。たまたまパスタによく合うというイタリアのワインが手
に入りましたので、パスタの定番ナポリタンにトライしました。すごく簡単で15分程度で出来上がりです。
あなたも西麻布あたりのイタリアンカフエのカウンターに座った気分で、大人の時間をごゆっくり愉しまれてはいかがでしょうか。
今回はスパゲティではなく、市販の焼きそば用の中華そばを使用したところがミソなんです。
それとトマトペーストを使ったレストラン風のナポリタンです。いつものケチャプは隠し味にして、トマトペーストならではの凝縮したトマトの
旨みを愉しみましょう。最後に加えるマスタードが味をぐっと引き締めてくれます。
材料
焼きそば用中華そば にんにく ピーマン あさり(小さじ1の塩をいれて一晩水に浸しておきます ) 玉ねぎ
調味料
バター トマトペースト 白ワイン ケチャプ マスタード 塩 こしょう バルメザンチーズ
ナポリタンのレシピ
1) フライパンにバターを中火で熱し、みじん切りしたニンニクを加える。香りがたったら、薄切りした玉ねぎを加えて炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、輪切りにしたピーマン、あさりのむき身を順に入れ、トマトペースト、白ワインを加えて炒める。
2) あらかじめボールで捌いた中華麺を、1)に加える。手早く混ぜ、ケチャプ、塩、こしょうを加えて味を整える。
麺がバサつくようなら、あさりの茹で汁を適量加えるとよいでしょう。
最後にマスタードを加えて混ぜる。器に盛り、お好みでバルメザンチーズをふりかける。
タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ
今回チョイスしたのはイタリアのエミリア州で作られた微発砲酒ワインです。
イタリアでいちばん飲まれているワインで、フルーティですっきりした味わいがとても魅力的。
幅広い料理にも相性が良く、ことにパスタ―やシーザーサラダによく合います。
ちなみにワインの名前ランブルスはイタリア語で「小さな居酒屋さん」という意味だとか。
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