Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

日本橋のうなぎの老舗「喜代川」の若女将に逢ってきました!!

2013-06-21 | グルメ


東京滞在の3日目でした。思い立って日本橋・小網町の『喜代川』に歩をむけたのです。

うなぎが食べたくなったのではなくて、昨年の新年会で噂にきいていた若女将に逢うためです。

うなぎの老舗『喜代川』のことは何度もブログでつぶやきました。記事はコチラ

喜代川は、気取りやかまえた感じのない、ごく普通の江戸前の造りの店であった。

お昼の12時半に階下のテーブル席を予約していたが、こうした店ではいちばん忙しいときである。

いきなり目の前に若女将御本人が表れたのには、おどろきである。

白地の大島に、紅や藍やさまざまな色を縞に織った紬の帯。

それがまた心憎いばかりに似合っている。和服の良さを再認識したのであります。

頬がふっくらとして親しみやすい感じで、上品なお色気を添えている。

江戸前の老舗うなぎ屋が舞台になった『こころ』というNHKの朝ドラがあった。

そのときの大女将が岸恵子、若女将が伊藤蘭。

そういえば、目の前の若女将もどこか当時の伊藤蘭のおもかげがただよっている。

 

                                               


報道によれば、うなぎの稚魚が年々減少して、関西などは「うなぎ」の値段は、うなぎのぼりである。

「喜代川」は老舗とはいえ、、5年まえに訪れたときの値段と変わらない。

うな重の菊が3000円、松が3500円、竹が4000円。

「業者さんも頑張ってくださいますから。それにお客さまに喜んでいただければ満足なんです」

若女将はさりげなく笑った。

ところで話は昨年の新年会におよんだ。

宴の始まる数分前に、仕事の都合で1人欠席というハプニングがあった、それでも大女将は気持ちよく応対してくれたこと。

御愛想のとき、大女将から「カードですか?」といきなり言われたこと。「失礼な!!」

そんなことまで気軽にお喋りしちゃいました。

あれやこれやと若女将と意気投合。

帰りがけ、若女将から千社札(←画像/上)をいただいた。

それも袱紗にのせて、ご丁寧に・・・・・。私にははじめての体験であった。


たてこみはじめた店の中を、若女将はいきいきと動き廻っていた。

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あじさい”城ヶ島”が咲きました !!

2013-06-16 | 本日の○○


久しく咲かなかった紫陽花”城ヶ島”が今年は思い出したように咲きました。

三年ぶりでしょうか、いえ五年目でしょうか・・・・・

数年前にさる人から、この”城ヶ島人気種の”隅田の花火”の株をいただいた。

”隅田の花火”はわが家の狭い庭にはびこり、結局友人に株ごと引き取ってもらった。

草花の中でも紫陽花は好きで、 梅雨のこの時期にはあじさい寺にはよく足を運ぶ。

ですが、お目当ての”城ヶ島”にはお眼にかかったことがない。

5月半ばころには、花屋さんには色とりどりの紫陽花が店頭に飾られる。

そのほとんどが西洋アジサイ。 


どんな草花でもそうだが、良い品種ほど株が殖えないという。

三年に一度しか咲かない此花をなんとか殖やそうと試みたが、成功した試しが無い。

清楚で、気品があって、何とも言えない薄紫の色合い。

今年は僅か3輪だけであったが、来年も再来年も咲いてくれよね!!

そう願って毎日水やりをしているのであります。

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本日の一品   万願寺とうがらし塩焼き

2013-06-01 | 本日の○○

 

いつもよく行く茶屋町の和食やさんで生ホピーを注文。突出しに出されたのがトウガラシの塩焼き。

それも万願寺とうがらし、京野菜のブランドものだ。

話には聞いていたが、口にするのは始めてである。果肉は大きく分厚く、種が少なくて丸ごといただける。

元来とうがらしとは、辛いものだと思い込んでいた。

万願寺のものは、柔らかくてとても甘い。

地元では「万願寺甘唐」と呼ばれているらしい。その意味が頷ける気がする。

 

大正から昭和初期にかけて、京都は舞鶴市の万願寺地区で誕生した。

京は伏見系のとうがらしとカリフォルニア・ワンダー系のトウガラシとの掛け合わせだともいう。

外国系とうがらしの血統を持つとされながら、伝統的に生産されているから、「ブランド京野菜」として、その知名度は高い。


和食屋さんのママが「まあ云うたら とうがらしの王様やね。」

ママは、白い歯を見せて豪快に笑った。

 

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