あいにくの雨模様の日曜日
かねてから予定されていた「ご近所集めてのそうめん流し」が開催された。
かれこれ5年ほど毎年開催されているらしいのだけど、
例の不良老人に乗せられて「手打ち蕎麦」を子供たちに披露することとなってしまった次第。
道具類を搬入してみると、既に孟宗竹を割って、15mほどのそうめん流しの樋がしつらえてあり、
「さすが!さすが!」の舞台設定。
茹でるのは、当然、薪に羽釜、自家製の出汁に薬味はねぎ、紫蘇、しいたけ煮〆、
ひととおりそうめんを食べたら、子供たちは水の掛けあいこ・・・
初対面だろうが、お構いなしに、
「おじちゃ~ん」
と呼びかけては、バケツの水を背中からかける、かける。
こういう時には、”やられたらやりかえすのみ”
童心に返らねばならぬのだ。
こうして、子供たちにも顔を知られて、いよいよ「蕎麦のおじちゃん」に
なっていくのだろうと、先行き思いやられます。
蕎麦は、おかげさまで、皆さんに好評のうちに完食していただき、満足でした。
ねこまる様:忘れてはおりませぬゆえ、ご安心を。こうして修練を積んでおります。
ちゃちゃじい様:すぐに遠慮なくす子供たちに「かつて来た道」を、それを見守る不良老人に「いずれ行く道」を、垣間見ております。