作家の高村薫さんや写真家の大石芳野さんら文化人や科学者ら7人でつくる「世界平和アピール七人委員会」は6日、「安倍内閣の退陣を求める」と題する声明を発表した。「国民・国会をあざむいて国政を私物化し、外交においては世界とアジアの緊張緩和に背を向ける安倍政権を許容できない」として、安倍内閣の即時退陣を求めている。
委員会は1955年、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士らが結成。現在は国際政治学者の武者小路公秀さんや宇宙物理学者の池内了さんらが委員を務める。内閣の即時退陣を求める声明は発足以来初めてという。
世界平和アピール七人委員会が6日に「安倍内閣の退陣を求める」の題で発表した声明全文は以下のとおり。委員は武者小路公秀、大石芳野、小沼通二、池内了、池辺晋一郎、高村薫、島薗進の各氏。
5年半にわたる安倍政権下で、日本人の道義は地に堕ちた。
私たちは、国内においては国民・国会をあざむいて国政を私物化し、外交においては世界とアジアの緊張緩和になおも背を向けている安倍政権を、これ以上許容できない。
私たちは、この危機的な政治・社会状況を許してきたことへの反省を込めて、安倍内閣の即時退陣を求める。******************************************************************************************************
「世界平和アピール七人委員会」が安倍内閣の退陣を求める声明を発表しました。
この団体の事は知りませんでした。
メンバーの高村薫氏は小説家ですが、この方の著書は好きでよく読みました。
こんな思想の人物だったとは知らなくて、何だかガッカリです。
他にも名前を聞いた事がある人もいますが、多分優秀な人たちなのでしょう。
wiki調べですが、
武者小路公秀氏は 徹底した反米、反体制、反権力主義者で、 財団法人朝鮮奨学会の理事を務めています。
池内了氏は 「九条科学者の会」呼びかけ人です。
池辺晋一郎 氏も 「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」、「世田谷・九条の会」のそれぞれの呼びかけ人です。
他の方は思想的な事はわかりませんが、
歴代委員には「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めていた辻井喬氏(本名堤清二氏)や
ツイッターで「あ べ し ね」や「♪くたばっちまえ アーベ」と投稿をした池田香代子氏もいます。
「世界平和アピール七人委員会」はそういう系統の団体のようです。
それで今回の声明は
5年半にわたる安倍政権下で、日本人の道義は地に堕ちた。
私たちは、国内においては国民・国会をあざむいて国政を私物化し、外交においては世界とアジアの緊張緩和になおも背を向けている安倍政権を、これ以上許容できない。
私たちは、この危機的な政治・社会状況を許してきたことへの反省を込めて、安倍内閣の即時退陣を求める。
この方たちは大変優秀な方たちです。
論理的に考え、それを文章で著すのは得意である筈です。
しかし、言っている事が理解できません。
天才的な方の主張を凡才には理解できないと言われればそれまでですが
私は「安倍政権下で日本人の道義は地に堕ちた」とは思いません。
地に堕ちたと言うなら具体的に説明してもらいたいです。
また緊張緩和に背を向けるとはどういう事でしょう。
北朝鮮への制裁を緩めない安倍政権の姿勢でしょうか。
しかし緊張を高めているのは日本ではありません。
米国でもありません。
それは国際社会へ核やミサイルで恫喝している北朝鮮ではありませんか。
委員の多くは憲法9条信奉者のようです。
未だに9条が平和を守っていると思っているとは嘆かわしいです。
この人たちは北朝鮮の恐怖政治を理解していないようです。
国民に極貧の生活を強いて、核やミサイル開発をし、周辺国や米国を恫喝している事を知らないようです。
独裁国に世界が支配されない為に、民主主義国家は尽力しています。
しかし日本は平和憲法を言い訳に、独裁国家に正面から立ち向かう事を避けています。
そんな日本は卑怯です。
平和を守る為には犠牲が伴います。
平和憲法だ、憲法9条だと唱えているだけでは平和にはなりません。
この世に侵略国家があり、独裁国家が存在する限り立ち向かう勇気が必要です。
安倍政権が緊張緩和に背を向けているとは言い掛かりも甚だしいです。
北朝鮮の非核化の為には制裁ではなく対話だと言いたいのでしょうが、
対話をし、北朝鮮を信じ経済支援をした過去を思い出してもらいたいです。
北朝鮮への支援が核やミサイル開発に使われた事を考えてもらいたいです。
支援の結果、北朝鮮は核兵器で国際社会を脅す恐ろしい国になった事を反省すべきです。
北朝鮮の言いなりになった事、騙された事を反省すべきなのです。
日本人が40年以上も何百人も拉致され続けている現状をどう思っているのでしょう。
日本は今、危機的状況に置かれています。
ですからこの状況をどうにかしようと、同盟国と協力しているのです。
それを安倍政権が国民を欺いた、国政を私物化したとはマスコミに毒され過ぎています。
「七人の委員会」は有能で理解力に優れた方達ですから、もっと現実を見つめ、
それから声明を発表してもらいたいです。
誰も戦争を望んでいません。
しかし、だからと言って独裁国家に服従する訳にはいけません。
綺麗ごとを言い、争いを避けたらどんな将来があるか想像してもらいたいです。
北朝鮮や中国に服従させられ、日本人としての尊厳を失いたくありません。
もしも日本が反省するなら、戦後の事なかれ主義を反省すべきで
この国を守る為の方策を考えてこなかった事を反省すべきではないでしょうか。