拉致提起「100万%保証」=トランプ氏、首相に明言―電話会談
安倍晋三首相は11日夕、シンガポールを訪問中のトランプ米大統領と電話で会談し、12日の米朝首脳会談に向けて最終的な対応を協議した。トランプ氏は「しっかり時間を取って金正恩朝鮮労働党委員長と話をしたい」と説明。会談での日本人拉致問題の提起について「100%保証する」と語った。会談後、首相が明らかにした。
首相によると、トランプ氏が、米朝当局による最新の調整状況を説明。その上で、会談に臨む対処方針を綿密に擦り合わせたという。
首相は記者団に「基本的な方針は日米、日米韓で完全に一致している。(米朝)首脳会談が北東アジアの平和と安定に向けて大きな一歩を踏み出す歴史的な会談となることを期待している」と語った。
会談は米側の申し入れで行われた。***********************************************************************************************************
今日の夕方、トランプ大統領と安倍首相が電話会談をしました。
明日の米朝首脳会談前に、トランプ氏から話がしたいと電話があったと産経新聞でも報じています。
トランプ氏は日米同盟を尊重し、安倍首相を信頼してくれています。
心無い左翼たちは安倍首相を貶し、とんでもない言葉で罵倒しますが、
これだけ米国大統領に信頼された日本の首相がいたでしょうか。
あの鳩山由紀夫に至っては信頼できないと「ルーピー」呼ばわりされたではありませんか。
日本は蚊帳の外だと揶揄する人もいますが、とんでもないです。
自国の首相を貶める様な発言をする人の気が知れません。
明日の米朝首脳会談は歴史に残る重要な会談になるでしょう。
戦後初めての米朝首脳会談で、朝鮮戦争終結に繋げる会談になる可能性もあるとか。
また日本としては核ミサイルの検証可能な完全で不可逆的廃棄と同時に
拉致被害者を奪還できるかどうかの切っ掛けになる会談でもあります。
今まで6カ国協議で核廃棄を議論してきましたが、ただの時間稼ぎでした。
今回は北朝鮮の非核化を金正恩が約束する会談になるように
安倍首相と最終的な擦り合わせと説明の為の電話であり、拉致問題提起の約束も取りつけたのです。
拉致被害者奪還の為に安倍首相が直接金正恩との会談をすべきだと言う人もいます。
しかし、ただ会って交渉するだけでは被害者全員の帰国は叶わないでしょう。
拉致被害者全員を戻すとのある程度の約束を取り付けなければ会っても意味がありません。
今回の米朝首脳会談は北朝鮮が非核化の意思を示したからこそ、実現したものです。
日朝首脳会談も、拉致被害者全員を戻すとの北朝鮮の意思が確認できない内は会っても意味がありません。
拉致被害者全員を戻さない限り、経済支援はしないとの強い姿勢を見せて初めて
日朝首脳会談をすべきなのです。
その為のお膳立てを明日トランプ氏がしてくれるとの約束は嬉しいです。
北朝鮮は民主主義国家ではありません。
独裁国家であり徹底した恐怖政治の国です。
そんな国には理論は通用しません。
理詰めで交渉しても何の効果もありません。
北朝鮮のような国には軍事力で脅し、経済力で靡かせるしか効力はないのです。
アメリカ頼りでは情けないと言う人もいます。
アメリカに隷従し過ぎだと言う人もいます。
しかし、それなら日本も国益の為には軍事力が使えるように法整備すべきなのです。
現状では米国の軍事力という後ろ盾が必要です。
そして経済力をチラつかせて何としても拉致被害者全員を取り返す道筋をトランプ氏につけてもらいたいです。