【激動・朝鮮半島】拉致問題は「ありもしない」 北朝鮮が日本を牽制
【ソウル=名村隆寛】の北朝鮮の平壌放送は26日の論評で「日本反動らは今日まで自らの過去の犯罪を謝罪し賠償するどころか、逆に誰それのありもしない拉致問題を騒々しくわめき立て、自分たちを『拉致被害国』に化けさせようと破廉恥に策動している」と日本を非難した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。
論評は「(日本の朝鮮半島統治時代の)朝鮮人強制連行・拉致蛮行は、歴史に類を見ない特大型犯罪だった」と非難。日本に対し「自分たちの過去を至急清算すべきだ」と主張した。日朝首脳会談の実現を念頭に、「過去」を盾にすることで、拉致問題解決に向けた安倍政権の動きを牽制する狙いがうかがえる。
平壌放送は15日にも拉致問題を「既に解決された」と主張した論評を報道していた。
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半年前には金正恩を「ちびのロケットマン」とトランプ氏が言えば、
「老いぼれ」と反撃した金正恩。
この二人は何度も相手を罵り、まるで子供の喧嘩のようでした。
その二人が首脳会談をし、トランプ氏は金正恩を褒めちぎり
金正恩はトランプ氏の前では従順になったのです。
これも金正恩が米国の軍事攻撃を恐れた結果でしょう。
勿論、国際社会の制裁も効いたのもあります。
しかし金正恩も人の子、米軍に攻撃されたらと思うと、反発するのは得策ではないと。
米国の恫喝、すなわち空爆も排除しないとのトランプ氏の方針にビビったのです。
では日本はどうかというと、完全に北朝鮮に舐められている筈です。
多くの国民が拉致されたと判明しても、日本は動かず、国会でもさして議論もせず、
ハッキリ言って、世論は拉致には興味がないのです。
それに米国の様に空爆も出来ない、そんな日本をどうして恐れましょう。
恐れる筈がないじゃないですか。
北朝鮮にとって日本は与し易い国だと思っている筈です。
なんと言っても軍事攻撃の可能性が低く、核も持たず、
国会では北朝鮮情勢を知らない如く、未だにモリカケ問題で首相叩きに余念がないのですから。
こう考えると左翼野党に北朝鮮工作員がいるのではないかと疑いたくなります。
そんな日本に金正恩は恫喝のターゲットを向けてきています。
流石、朝鮮人です。
何かといえば、彼らに都合のよい歴史を捏造し、日本に謝罪しろやら賠償しろと恫喝するさまは
韓国と同じです。
これも日朝首脳会談をしたいとの意思表示でしょうか。
拉致被害者を戻せば、その賠償金を日本から要求されるだろうと。
そうさせない為に、強制連行だ、慰安婦だと日本批判をし、
過去の清算の為、賠償金を払えと言い出したのです。
日本政府は韓国の恫喝で鍛えられたはず。
決して北朝鮮ペースに乗らず、戦略的に対応するしかないでしょう。
日本には北朝鮮を脅かす軍事力もなく、核も持たず、本当に弱い国です。
あるのは経済力と、世論の力です。
日本の最大の目標は拉致被害者を取り戻すことです。
如何に北朝鮮にその気にさせるか。
拉致した日本人を戻さなければ大変な事になると思わせるにはどうするか。。。。
あらゆるパターンを考え、その対応を熟考するべきです。
また、日本人の真剣さを示す為にも国会で大論戦をし、
マスコミも世論も大々的に北朝鮮を厳しく批判すべきでしょう。
軍事力で北朝鮮を脅せない日本です。
他国民を拉致する国はテロ支援国家ではなく、テロ国家そのものです。
そんなテロ国家に立ち向かえない日本って悔しいです。
憲法9条を平和憲法だと奉って何になるでしょう。
テロ国家にひれ伏し、拉致被害者を戻してくださいと、懇願する屈辱。
それでいいのですか。
いいえ、懇願すれば拉致被害者を取り戻せるなら、いくらでも懇願します。
屈辱であっても戻ってくるならそうします。
しかし、実際はそうではありません。
北朝鮮はそんなに生易しい国ではありません。
残虐で極悪非道の国です。
憲法9条など無力なのです。
北朝鮮は日本の憲法を知り尽くし、歴史問題で韓国に脅され賠償金を支払った事実を知っています。
だからこその、歴史問題を持ち出したのでしょう。
如何に北朝鮮に立ち向かうのか、如何に金正恩を操るかの戦略を練ってもらいたいです。
北朝鮮の牽制に動揺せず、冷静沈着に作戦を練る事に専念して欲しいと願います。