拉致事件で埋もれている情報(R6.3.21)
令和6年3月21日木曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1427号。
先日大澤孝司さんの「再会を果たす会」総会がありました。.
今年で失踪50年になったのですがまだ新しい情報が出てきます。
皆さんもお気づきのことがあったらぜひお知らせ下さい。
大澤孝司さん。特定失踪者です。
大澤 孝司 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
北朝鮮による拉致被害者には政府認定の被害者と特定失踪者がいます。
特定失踪者の中では大澤さんが一番知られた方です。
それだけ同級生やご家族が熱心に活動されている一人だと言えそうです。
また新潟県は地元新聞社も特集を組んで継続的に報道しています。
NHKでも大澤さんの事を何度か報道しています。
こちらは3月末に閉鎖される工作員の拠点だったユニバース・トレイディング社が入っていたビルです。
トレイディング社は高姉弟、福留貴美子さん拉致に関与しています。
また福留さんはよど号事件の犯人の一人岡本武(テルアビブ空港乱射事件の実行犯の一人で国際手配中の岡本公三の兄)の妻です。
拉致問題は北朝鮮の国家的犯罪ですが、その中には日本人が関与した事件もあります。
というか欧州では日本人が、日本国内では在日朝鮮人が関与した事件も多そうです。
そう考えると、スパイ防止法がない日本だからこそ起こり得た事件です。
拉致被害者を取り戻すのは急務ですが、数百人とも言われている被害者が出た遠因は日本政府にもあります。
日本政府はこの事をもっと深刻に受け止め、一日も早い解決にもっと努力してもらいたいです。