TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

TABIの足袋

2001-05-31 11:36:55 | インポート
毎度そそっかしもののTABIは、また足を怪我してしまった。

ガラスの破片かなにかで、肉球をざっくりと削ってしまい、
穴が開いている。さすがに痛そうにびっこひいてるので、獣医さんとこに
バンソウ膏もらいに行ったら、「貼ってもとれちゃうし、包帯だと血が
止まって傷の治りが遅くなるからブーツのほうがいい」と言われた。
それで、犬用ブーツを一足買ってきた。

これをはくとお散歩時も楽なようで、すたすた歩く。
道行く人がみんな、「あら、あの子ブーツはいてる!」と注目。
赤いブーツがけっこうお似合い。ますます女の子だと間違われそう。


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芝生

2001-05-31 11:27:36 | インポート
ランドスケープの会社から、庭専門の設計士が見積もりに来た。

我が家のフロントヤードの、道路に面した前半部分が陥没して、
雨が降るたびに水がたまって湖状態になり、芝がだめになって
しまった。どうやら排水に問題ありのようで、たんに土を盛るだけ
では解決しそうにないので、プロに頼むことにしたのだ。

デラックスコースの見積り額は、なんと$2500。...高い。
もっと安いお手ごろ版はないか、と聞くと、$900だという。
う?ん…
まあ自分たちで土や芝を買ってやるにもお金がかかるし、
TABIパパが仕事を休んだり筋肉痛でつらい思いをしたりという
ことを考えると、そのくらいで手を打つのが無難だろう。

ほんとは、昨年TABIが掘りまくって駄目にした部分も含めて
フロントヤードをすっかり新しくしたかったのだが、
恐ろしくて見積り額を聞けなかった。
全く、一軒家ってのは手間もお金もかかるよ…


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英語ページ

2001-05-31 08:57:17 | インポート
重?い腰を上げて、やっと英語版ページにリンクをつける。
(トップページの Fetch the English page をクリックしてね)

もともとは、日本語版ページの息抜きとして暇なときにチマチマ
書いていたもので、公開するのはずっと先だとのんびりしていた。

が、COOL LINKSにリンクしたことで英語ビューワーから
「英語版はないのか?」とつつかれ、アップすることに。

日本語版と全く異なるコンセプトなので、クリックしてみると
「あれ?」ってかんじかも。

私は日本語で書いたり話したりするときは脳の日本チャンネルを
オープンし、英語で書いたり話したりするときは脳の英語チャンネルを
オープンする。切り換えることで、あたかも別人格が表出するかのように
ものを見る座標軸が変わる。ま、そんな二重人格ほどではないが、
双子の姉妹の違いくらいはあると思う。
姉(日本版)はのんびり屋だけども、妹(英語版)はてきぱきしていて
ズバリと歯に衣を着せぬ物言いだ。

姉妹ともに、皆さまからのご意見・ご感想・叱咤激励その他を
お待ちしております♪


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イギリスの口蹄病

2001-05-31 08:22:10 | インポート
イギリスで家畜に大流行中の口蹄病については、随分前にニュースで大量の
羊を山のように積み上げて焼いているのを見た。
「これじゃボーダーコリーも失業だね」と冗談を言っていたら本当にそう
なってしまったそうだ。
牧畜業者はどんどん失業してしまい、家族も食べていけるかどうかという
状況なので、ボーダーを処分せざるをえないのだと、イギリスの知人が
話してくれた。

今まで働いてくれたボーダーは、従業員であると同時にかわいい愛犬でも
あるのに、羊飼いの気持ちを思うとやりきれない思いがする。
レスキューグループが間に入って里親探しもしているようだが、長年
作業犬として働いてきたボーダーをペットとして飼うには、飼い主側の
理解と努力が必要だろう。

先日カナダを訪問したイギリスのチャールズ皇太子は、飛行機から降りた
途端に消毒されていた。ロイヤル・ファミリーだろうが例外は許さない
のか。それほど恐ろしい病気だということか。
早く状況が改善することを祈るのみ。


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葬送

2001-05-31 08:01:40 | インポート
知人のお葬式に行ってきた。
カナダに来て10年以上になるのに、こちらでお葬式に参列したのは初めて。

故人の夫が空軍大佐であり、彼女もまた軍関係者家族の教育施設で重要な地位
にいたことから、葬儀は軍基地内にある教会で行われた。
この教会の内装というのがおもしろい。
軍関係者には、ローマンカトリックを始め様々なキリスト教宗派の信者がいる。
それで、どんな宗派にも柔なんに対応できるような中立的なつくりになっている。
私の幼稚園はカトリック、大学はプロテスタントだったが、確かにこの教会は
そのちょうど中間という印象だ。

「アベ・マリア」の独唱で始る葬送は、清澄な悲しみに満ちていた。
43歳の若さで、高校生の一人息子と夫を残し逝った故人の気持ちを
思うと、やりきれないものがある。

ごく単純な心臓バイパス手術だと言われ、みな彼女がすぐ帰宅するものと思っていた。
しかし、彼女は麻酔から目を覚まさなかった。
突然の、予期せぬ死。
家族も周囲も、失ったものの大きさにとまどうばかり。

けれども、「死は、新たな始りである」という神父さまの言葉どおり
遺族も参列者も、神のもとで今はやすらかな彼女の幸福を信じ、
それぞれ最後のお別れをして送ったのだった。
亡骸は、彼女の故郷ケベック州におくられ埋葬される。

参列者の前でスピーチをする夫の姿は、軍人らしい冷静さと威厳をあらわしていた。
ときにはユーモアをまじえ、亡妻の思い出を語る声には、妻であり良き友であった
故人への限りない愛と、ふかい悲しみの響きがあった。

16歳で母を失った少年は、涙につまりながらも立派にスピーチをこなした。
自分の成人する姿や、将来の妻や子供を見せることがかなわないのが、
残念でならない。少年らしい正直な言葉で、悲しみを語った。

仏式とはまた違う、おごそかなキリスト教の葬送でした。


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