TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

再会

2005-03-29 13:45:42 | インポート
イースター・マンデーの不思議な出来事。

犬散歩から帰った夫が、「ついそこの角で、誰に会ったか当ててみな」と言う。
「ずっと前に会ったきりだけど、あの子のことは絶対覚えているはず」

PETEY!
何年か前に、SPCAの檻の中にいたピットのミックス。引き取ろうと話し合って
いろいろな人に相談し、紹介状も書いてもらってSPCAに行ったらもう貰い手が
決まったあとだった。あのときは、TABIが2頭目が来るのを気にしてハンガー
ストライキ(笑)したりして大変だった。

この町に住んでいたなんて、知らなかった。
PETEYを連れていた中年の女性は、良さそうな人だったらしい。良かった、今は
幸せなんだ。TABIとも仲良く遊んだそうで、うちで引き取っても問題なかったかも。

あの子のことは、夫も私もずっと心の底で気がかりだった。
良かった、もう一度会えて。しかもかわいがられていて、良かった。
神様が、再会させてくれたのかしらね。


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Good Friday

2005-03-27 13:21:22 | インポート
祝日でみんな休み、街はどこもひっそり。

毎月恒例のアジリティ・ランスルーへ。
ほとんどが顔なじみ。競技会と違ってやり直してもいいし、リラックスして
楽しめる。今夜のコースは、スタンダードとジャンパースのマスターレベル。
すんごいタイトなターンがあったりして、イジワルなコースだ。

私はタイマー役を頼まれたので、リングに最も近いところでみんなの走りを
見ることができた。あれ、と思ったのは、コースの中に一箇所、どの犬も
必ず逡巡するスポットがある。なんかみんな、突然目が見えなくなったみたい
に一瞬止まってしまうか、ハンドラーのキューと違う方向へ行くか。
次のジャンプでバーを落としてしまう犬が多いのは、テイクオフ位置を誤って
しまったか、逡巡したためにストライドが分断されてしまったからか。

見えてないんだと思う。犬に。

全くの暗闇の中では、犬には見えるものが人間には見えない。
逆に、室内競技場で人口照明の下で走るとき、人間の目には見えても犬には
見えないブラインドスポットができてしまうんだと思う。彼らの動きを見てると、
白内障が進んだ老犬がドアにぶつかりそうになって「おっとっと」みたいな
やつに似ている。

あと、犬によってはジャンプのときにやたら高い急な軌道で跳び、そのため
ストライドの数が増えスピードが落ちている。これは、目の悪い犬がよくやる。
障害物がよく見えないから、とりあえず必要以上に高く跳びバーを落とさない
努力をするわけだ。障害物が見えないんだから当然、テイクオフ位置を正確に
定めることなんてできないわけで、だから障害物のすごい手前まできてジャンプ
することになる。だから、急な軌道にならざるをえない。

どんな天候でもOKな室内競技場だけど、こういうところが問題ですな。


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充実の味

2005-03-22 11:29:33 | インポート
夫の誕生日のお祝いを、知人のレストランで。

お店を何日かお休みしてたのでどうしたのかと心配してたら、なんと先々月
新聞のグルメ記事に紹介されてからものすごく忙しく、体を休めるために
一週間の休暇をとっていたのだそうだ。

記事を見せてもらった。記者は、有名なフード・クリティックだ。
クリティックは絶対に顔を明かさないから、来店しても誰にもわからない。
彼女も、何人かを連れてやってきたが、ごく普通に飲んで食べて、シェフと
いろいろお話して満足して帰って行ったのだそう。一ヶ月くらいして新聞社から
電話があり、記事を載せるのでカメラマンがシェフの写真を撮りたい、と
言うのでビックリ!ああ、あの夜のお客さんか、と思ったものの、どんなふうに
書かれるかドキドキだったという。

日本のグルメ記事と違い、クリティックはいいことばかり書かない。
滅茶苦茶に批判して星半分、なんてのも結構あるのだ。しかし、新聞を見たら
なんと星5つの最高点!記事からも、彼女がとてもシェフの味、サービスを
気に入ったことがうかがえる。

開店してから一年半、いろいろあって大変だった彼だが、今は本当に生き生きして
うれしそうだ。良かった。彼のような、素朴で職人気質のシェフが、みとめられる
ことは私も夫も知人として本当にうれしい。レストランの内装も変えて明るく
なり、あちこちに生花が飾られいい雰囲気だ。

今夜のお料理も、もちろん大満足。
塩味がややまろやかになったのは、安定感のあらわれだろうか。
これからもますます繁盛してほしい。


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今月の座布団十枚

2005-03-22 11:11:37 | インポート
(From The Coast volume12 #41)

The deep sea divers of Canada's Atlantic Navy would like to send a message
to all the lovely ladies of HRM: Quit flushing your tampon applicators
down the loo! We're sick and tired of running into them when we're in the harbour.
It's bad enough we have to dive in sub-zero waters, but worse when we surface
with beach-whistles laying on our masks. And for the local dudes reading
this, don't think we're letting you off easy. You're guilty for flushing
away another harbour trout. The garbage can's right there next to the toilet.
Use it! It's just not right when you see a school of condoms swim past.
Not right at all! Let's all do the right thing, and start the harbour
clean-up a little earlier.
---Masked Man


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金儲けの秘訣

2005-03-16 05:09:02 | インポート
人間って、つくづく金に弱いものだと思う。

財産を増やすセミナーとか、株で一儲けする本とかは絶対売れるし、みんな
砂糖に群がるアリのように集まってくる。今時、清貧なんて死語だ。
資本主義社会なんだし、べつに金儲けは悪いことではない。だけど、冷静に
考えれば世の中はみんながお金持ちになれないようにできてることがわかる。

世の中の富の量は決まっているから、金持ちになる人がいれば投資に失敗して
貧乏になる人もいる。ゼロサム理論というやつだ。「私は一年でこれだけ金を
儲けました」という人のいうとおりに行動しても、全員が同じように金持ちに
なることは有り得ない。

さらに、そういうカリスマ金持ちは元来とても貪欲な方々であり、だからこそ
金を残したと言える。そういう人が、やすやすと秘訣を全部公開するはずがない。
「全てを教えます!」とか言ったって、必ず肝心なところはボカしている。

結局、金儲け本やセミナーで得をするのはその著者や主催者で、損を出すのは
財布を開いた人ということになる。ゼロサムだ。金持ちはどんどん金太りして
ゆき、貧乏人はどんどん金を失う一方だ。このようにして、世の中の富の量は
一定に保たれているのである。


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