TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ひょっとして

2012-07-27 08:41:16 | その他
ラップトップを新しくして一ヶ月たち、ついてきたセキュリティ・ソフトのお試し期間が終了。

終了する前から、立ち上げるたびに「もうすぐ期限が切れますよ、正式に購入しませんか?」のメッセージが出るようになった。いらないよ、と答え続けたら、今度は「切れちゃいましたよ!どうするんですか?アブナイですよ!」のメッセージがバンバン。

それも無視していた。

すると、突然ヘンなスパム・メールが届いた。
夫に見せたらどうってことないようなので、いちおう念のため隔離して感染してないかチェック。

ここで普通なら、「やっぱあのセキュリティ・ソフトを買わないとダメね」と思うとこかもしれない。が、待てよ。

あまりにもタイミングが良すぎる。
「やっぱ買わなきゃ」と思わせるために、スパムが自動的に届くように設定されてたとしたら?

こーゆーのをマッチポンプって言うんだよね。
考えすぎかもしれないけど、すごくありえる。


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母というもの

2012-07-22 09:08:42 | カナダ話題
日本ではあまり聞かないがカナダやアメリカではよく話題になる病気に、meningitis(髄膜炎)がある。

幼児から高校生・大学生の間で、これにかかって死んだり助かっても後遺症が残るケースがあるらしい。私は日本で、学校の同級生でこれのために死んだり入院したお友達というのは一人もいなかった。カナダに来て、初めてこの感染症が頻繁に起きていることを聞かされ、ビックリした。

これは非常に感染率が高く、また発症から短期間(24時間以内)に死亡することが多い怖い病気だそうで、私は過去二十年間に何度も子供の死亡例を周囲で見聞きしてきた。カナダでこんなに多いのに、日本ではあまり聞かないのは何故なんだろう?

今日も、大学生の息子を失ったばかりという母親に会った。
学位取得を一ヶ月後に控え、卒業式をワクワクして待っていた彼は、前日までピンピンしていたのに翌日には緊急入院先の病院で亡くなったという。

彼女は、息子が死んだのはカナダの医療制度のせいだと言う。
meningitisのワクチンがあるのに高校生や大学生には接種されてない。親が自分の子供に接種を希望した場合、州政府の医療保険ではカバーしないので、自己負担になる。「だから、あの子は死んだのよ。政府に責任がある」と、彼女は言う。

それと、カナダの大学の多くが諸外国から留学生を受け入れているが、「そういう生徒たちがいろんなウィルスやバイキンをカナダに持ち込むから、うちの子がそれに感染したのよ。これは政府が取り締まるべきだわ」と。

そして、この無念を政府に訴える運動を始めた。

う~ん…

二十年以上も手塩にかけて育てた息子が、急な病で亡くなった悲しみは大きいだろう。
しかし、それを誰かのせいだと突き詰めたところで…

ま、私が何を言ったところで「アンタには子供がいないからわからない」と言われるのがオチ。
私は自分の愛犬を自分の子供のようにかわいがってるが、「犬と子供じゃ違うでしょ!」と怒られるし(苦笑)。

人間、どれだけ努力しても、どんなに注意しても、ガンガンとワクチンを打ち続けても、死ぬときは死ぬ。meningitisで死ななかった大学生だって、酒飲んでドラッグやって頭がラリッたまま高速を100キロ以上で飛ばし、反対車線に突っ込んで激突死するかもしれない。もうこれは、運命としか言いようがない。

と思うんですが。

あ、とろこで関係ないけどこのヨーキーは、飼い主とおそろいのハーレー・デビッドソンの帽子と皮ジャンで決めまくってます。かっくい~。




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カタブツ

2012-07-19 08:55:20 | その他
オトコってやつはよ。

夫の部下の一人が、金曜日はいつもお昼過ぎに抜け出してサッサと帰宅してたことがわかり、問題になった。それも一度や二度ではなく、ここ何年も。理由は、「遊びたいから」。

「しかるべき処分を」という意見が多いなか、うちの夫だけは「まあまだ若いんだし(二十代の前半)、見逃してやれよ」と主張して、そいつはなんのお咎めもなく放免となった。

これを聞いて、私は「あら、ずいぶん時代が変わったのね」と思い切り皮肉を言ったつもりだったが、彼には伝わってないらしい。

私たちが結婚した当時というと二十年前だが、夫の同僚たちは金曜日の午後は早めに帰宅していた。特に夏は、お昼を食べたらサッサと帰って家族と湖へ行ったり。ところが、うちの夫だけは終業までしっかり残って一人で仕事。いつ電話しても、デスクにいた。

夫の上司がバーベキューに呼んでくれた時も、金曜日の午後だったので他のみんなは出かけたが、うちだけは夫が夜まで仕事してたので参加できなかった。

「あなたの上司だって早引けしたのに、なんで仕事してんのよ?!」と私が文句言うと、彼は言ったものである。「上司くらいに偉くなれば、なにやったって許される。オレはまだ下っ端だからダメだ」

二十年早送りして、現在。
彼は、未だに金曜日でも終業までしっかりオフィスにいる。昇進を重ねて、かつての上司よりも上級職となり、今では150人を超える部下がいる身分になったのに、だ。

彼の言い訳は、
「上のものが見本を示さないと、下のもののためにならない」

ケッ、よく言うよ。

全く融通のきかないカタブツである。
ま、いまさら仕方ないわね。


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長老犬

2012-07-15 14:28:43 | 犬話題
すぐ近所の犬友達と、一緒にお散歩。

チワワのTACOは、最近レスキューから引き取られた子。
たぶん、二歳くらいらしい。まだちょっと臆病で、クッキーをあげても逃げていってしまう。このごろ少しは私たちに慣れてきたんだけどね。

そして兄貴分のBUDDYは、なんと1992年生まれで今年二十歳!
成人式の犬を身近で見るのは、私も初めて。



この子は、コッカースパニエルとプードルのミックス、コッカプー。
飼い主は「ちゃんとブリーダーからもらった証明書もあるのよ」と言う。
さすがに足腰は弱ってきたが、いまでも毎日元気に散歩に出ている。

目も耳も悪いんだけど人なつこくて、呼ぶとニコニコしながら駆けてきて体をスリスリして「なでて~」と甘える。とってもかわいい。

いいな、TABIもこんな風に元気で長生きして欲しいな。


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紅鮭

2012-07-14 04:48:12 | TABIと暮らす日々
地元で年に一度(たぶん)の、紅鮭祭り。

とれたての紅鮭が、なんと100gにつき65セントという破格値で売り出される。

尾頭つきで内臓はきれいにとってある。ふつうのカナダ人家庭では、頭や尾は食べない。うちは、頭や尻尾の部分はTABIのご飯にするので、一匹丸ごと無駄なく消費できる。だから、すごくお得だ。

カナダの紅鮭はあまり大きくないが、天然ものなので身がしまっていて脂肪が少なく、海老カニ類をたっぷり食べているので身の色が鮮やかな赤。養殖鮭は、生簀で育てるのでメタボで脂っぽく、また餌が違うのでそのままだと身が赤くならない。そこで、餌に赤い色素を混ぜてなんとか身をピンク色に染めるのである。

さて、買ってきた紅鮭を早速切り身にし、冷凍庫へ。
今日のTABIの夕食は、紅鮭の頭と尻尾。
圧力鍋で骨まで柔らかく煮たので、そのまま全部食べられる。
人間サマは、ステーキ用カットにした鮭をBBQでグリル。
シンプルだが、良い鮭だからこれが一番。


わ~い、鮭だ!

煮てるうちからキッチンでヨダレたらたらのTABI。
美味しかったでしょ。


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