TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

このオバハンだったか?!

2001-12-31 11:54:28 | インポート
クリスマス前には食料買出しに失敗し、連休中冷蔵庫がほとんどカラで
ひもじい思いをしたので(笑)、今日はお正月に備えて十分すぎる量を
買いこんだ。

帰りにいつもの公園へ。
時間が早かったので、常連は誰もいなかった。が、いままで見たことない
ゴールデンがいた。TABIは早速遊びに誘い、二頭は追いかけっこに夢中。

人懐こく寄ってくるので、夫が枯れ枝で遊んでやる。
ちらりと見えた歯に、茶色い歯垢がたっぷりついている。歯自体も黄色い。
赤みの強い金髪が美しい犬だが、けっこう年くってるのか。

ところが飼い主は、「彼女はもうすぐ2歳なのよ」と言う。若いじゃん?!
しかもこのオバハンは、ポケットからメタルブラシを取り出すと犬の毛を梳き
始めた。おいおい、こんなとこで…
「抜け毛が多くて、家中毛だらけなのよお」と、オバハン。
毛玉がケサラン・パサランのように風に吹かれて散っていく。

大分前に公園で大量の犬の毛を見たことがある。
公園常連の一人が、「ここに犬を連れてきてブラシがけする人がいるのよ。
やあねえ」と言っていた。それはこのオバハンなのか?

たまたま遊んでて抜けちゃったならともかく、ここにブラシ持参しなくても
いいだろうが。ノミとかいたら、その卵もふりまいてるわけで…
オバハンはブラシが済むと帰っていったが、金色の毛玉は雪上にキラキラと
残っていた。


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PEPPERの運命

2001-12-27 10:20:03 | インポート
雪かきを終えて玄関から入ってきた夫が、親指の付け根から血を流していた。
斜め向かいのお宅の犬、PEPPER(シェパードの♂)にやられたという。

牙がざっくりくいこんだアトがあり出血もあるが、まあ消毒すれば大丈夫だ。
PEPPERは予防注射済みだし、狂犬病の心配はあるまい。
「俺より、飼い主の方が大怪我だよ」
と夫。

斜め向かいの奥さんと道で立ち話してたところ、バックヤードから突然PEPPERが
走ってきてまず夫に噛みつき、とめようとした奥さんが腕をがぶりとやられた
らしい。娘さんが車で病院へ連れていったという。

この犬は、よく訓練されてかつては災害救助犬としても働いていた。
なんでもすごい血統だとかで、親の名前は私たちにはとても発音できないような
難しさだ(笑) だが、飼い主家族の離婚その他のトラブルで、ここ2、3年で
すっかりグレてしまい、危険な犬になってしまった。
お向かいの旦那さんも、夏に芝刈りしていて突然噛まれてしまったという。
TABIも、子犬の頃にさんざん痛めつけられ、決して近寄ろうとしない。

飼い主の話では、最近になって股関節に問題があることがわかり、その痛みで
イライラしてこんなになってしまったとのことだ。ほんとかねえ…
「クリスマス休暇が終わったら、病院に連れていく」と言っていたそうだ。

これはもちろん、「安楽死させる」という意味だ。
まだ7歳にもなっていなく、もともと良い犬なのにもったいない話だ。
しかし、人を噛むことがこう癖になってしまい、しかも飼い主側にそれを矯正
しようという意志が全くないとなると、それも仕方あるまい。
よその子供の腕一本でも噛み千切ったら、アニマルコントロールにその場で射殺
されることだってありうる。
この犬の場合、いずれにしろ処刑は時間の問題なのだ。

「名犬」から「迷犬」への転落。運命は、皮肉だ。


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平和なクリスマス

2001-12-25 11:42:05 | インポート
なんだかんだとあわただしかったが、今日はクリスマス・イヴ。

お店はどこも早くに閉まってしまうので、今日は早めに買い物をすませ、
いつもの公園に。今日は誰もいないかと思ったら、常連はちゃんと来ていた。
犬にはクリスマスもへったくれもないらしく、いつものように枝一つを
とりあって楽しく遊んでいる。

夕食は、NB/PEIの旅のおみやげ、メダリオンのスモーク・サーモンと、
ストロベリー・ワイン。夏の日の思い出が蘇る。
あれから半年もたつのか。

TABIにもサーモンをおすそわけ。
試しに納豆も食べさせてみたら、目をキラキラさせてぱくぱく。
やっぱり犬は、臭いものが好きなんだ。

暖炉の前に夫婦と犬とで川の字になって寝転ぶ。
パチパチと火のはぜる音がして、なんともいえない心地良さ。
こんな平和なときが、いつまでも続いて欲しい。

映画「グラン・ブルー」のモデルになったジャック・マイヨール氏が、
イタリアの自宅で自殺したという。クリスマスを前に、なぜ…
彼の魂は、いまごろ青い海の世界を漂っているのか。


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Christmas Gone to The Dogs

2001-12-25 11:31:02 | インポート
フライボールのコーチ、Janeからメールで誘われて、SPCAのボランティア行事
に参加してきた。

不用犬施設の犬たちに、せめて楽しいクリスマスの思い出をあげよう、と
いう彼女の思いつきから始ったこの行事には、アジやフライボールのクラス
からたくさんの生徒が参加し、にぎやかだった。
犬舎から犬たちを連れだし、リードをつけて散歩したりおもちゃで遊んだり、
短い時間だったが楽しかった。

どの子もひとなつこくて、いい子ばかりだ。
純血のラブラドールが3頭もいた。帰り際には、金網をへだててこちらの手を
ぺろぺろなめる犬たち。
どうしてこんな子たちが捨てられたのか?
元の飼い主は、ここでこの子たちが来る日も来る日も迎えが来るのを
待って待って待ちわびているのを知っているのか?

帰宅すると、TABIが尻尾をふって出迎えてくれた。
くんくんあちこちニオイをかいで、「あっ、よそのわんこと遊んできたでしょ」
と察するTABI。

暖炉の前で、丸くなってすやすや寝ているTABI。
金網のむこうの犬たちの顔が、頭をはなれない。


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My holidays begin today!

2001-12-16 11:39:51 | インポート
<img align=center src=http://members.accesswave.ca/~monjardin/diary-jpeg/12-15-01.jpg>
サンタとTABI

昨日でおつきあいクリスマスパーティー類が終わり、忙しさが一段落。

やれやれ、これから自分の時間が持てるようになる。
まずはごちゃごちゃの家の中を掃除し、ツリーを飾ったりしなくては。
と言いつつ、今朝は朝寝して買い物に出て一日が終わってしまった。

TABIは、断食と薬が効いたのかけろりとお腹が治って食欲が出てきた。
もともと不死身なやつだから、もう大丈夫だろう。

市内のショッピングセンターで、SPCAの催し「ペットとサンタで写真を撮ろう」
があったので、TABIを連れて行って来た。
この季節にはどこのショッピングセンターもサンタ特設会場を設け、子供を
サンタの膝に乗せ写真を撮るというのをやっている。今回のこれはそれの
ペット版で、料金は全てSPCAが保護した動物の世話代に回すそうだ。

普段はペット禁止のショッピングセンターに、今日は特別に犬や猫、ウサギなど
がぞろぞろと入っていく。なんだか変なかんじ。
催しは盛況で、順番待ちの長い行列ができてる。この日のタメに仮装したわんこ
もたくさん。TABIはいろんなわんことお友達になり、買い物客にも愛想を
振りまいてご機嫌。おととい血を吐いたくせに、元気一杯だ。

トナカイのツノを借りて、サンタさんの横にちょこんと座ってポーズをとるTABI。
ポラロイドで撮った写真は、ちゃんとフレームに入れてもらった。
私は持参したデジカメで、横からパチリ。
今年はサンタが何をくれるのかな?


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