TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

伝統と格式

2007-01-30 14:53:58 | インポート
今週末は、AKC競技会。

うちは雑種だからケネルクラブで走らないが、私たちの所属するクラブが
競技会を主催したのでボランティアとして二日間お手伝いした。お昼のクーポン
がもらえるだけで、タダ働きなのだが、人助けになるし犬と遊べるから
別にかまわない。去年に引き続き、夫の職場のスキーツアーと重なってしまった
が、私たちは犬馬鹿なので犬イベントの方が楽しいのだ。
TABIは土曜日はお留守番だったが、日曜日は一緒についてきて牧場で走って
遊んだり、いろんな人にかわいがってもらって楽しんできた。

AKCは出走料が高いが、やはりケネルクラブってことでなんか一番人気がある。
AKCを知らなきゃ一人前じゃねえ!みたいな風潮があるが、だけど実際に出てる
犬見てると、ま、こう言っちゃなんだがUSDAAなんかと比べるとたいしたことない。
ノーヴィス同士を比較したら天と地の差だ。でもやっぱ、みんなネームバリュー
に弱いんだろうな。

それはいいんだけど、AKCは決まりごとが一杯あって大変だ。
今回も話題になったのが、ドレスコード。ここの競技会では、着るものに厳しい
規定がある。シャツとかに会社のロゴとか入っていてはいけなのだ。また、よく
犬好きが自分の犬と名前をプリントしたTシャツとか着ているが、そういうのを
着ているとジャッジから退場を言い渡される。これは競技者だけでなく、
私たちのように黒子として会場でお手伝いしているものにも当てはまる。
理由はよく知らないが、とっても厳格なのだ。

いつもならカナダのチャンピオンシップでもらったシャツとか着ていく私たち
だが、たまたま今週は寒かったのでスキーパンツとジャケットで防寒していた。
だから文句言われなくて良かったが、そうじゃなかったら一悶着あったろう。
伝統と格式とは、全く面倒くさくて窮屈だ。

うちは雑種で良かったよ。
ケネルクラブなどとは、一生縁がなくてもよござんす。


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意外なおまけ

2007-01-27 15:35:47 | インポート
今年も東京のお友達から小包が届いた。

毎年、今の時期に節分のお豆と小さなオモチャ、日本の本を送ってくれる、
大事なお友達。今年もお互い元気で豆で暮らしましょうね、と、ホッと心が
暖かくなる。本当に、もう何年もこうして交流が続いている。

TABIにもすっかりお馴染みになっていて、「お豆!お豆!」と大はしゃぎ。
この子は節分のお豆と豆まきが大好きなのだ。

さて、箱の中にはパッキング用に日本の新聞やチラシが入っていたのだが、
これが結構おもしろかった。夫が先に、パチンコ屋のチラシを見つけて興味
を持ち、私が解説してやったりして大ウケ。それをきっかけに、一枚一枚見ては
「へ?、こんな製品が出たんだ」などとじっくり読んでみたり。
スーパーのチラシも、「あら、インスタントコーヒーは日本の方が安いわよ」
とか、「なんだこれは、ヌードルスープか?」などと夫婦で、買いにいける
わけもないのに、あれこれ品定め。

海外に住んでいると、意外とこんなものが珍しいのだ。
そういえば、こっちのカナダ人が休暇でカナダに帰省すると、「あっちから
チラシを持ってきて」と頼まれるという。あと、人気なのがCanadian Tireの
カタログ。どちらもタダで手に入るものだが、やはりカナダ人にとってなんとも
なつかしく、家族でながめては楽しめるものの一つなのだろう。


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ゴミと資源

2007-01-26 17:29:17 | インポート
今日は、うちのゴミ出しの日。

日本みたく役所がゴミ収集するのと違って、このあたりでは各家庭が民間の
ゴミ会社と契約して週に一度収集に来てもらう。契約している会社により
収集の日が違うので、近所でもゴミ出しの日がバラバラ。そしてゴミは、自分ち
の前の道路に近い部分にまとめて出す。

ゴミ出しは夫の役目だが、ここのところずっと出し忘れてたのでなんと
三週間ぶりのゴミ出し。それでも、うちのゴミは少ない。よそのアメリカ人は、
一体何でそんな、というくらい毎週ものすごいゴミの量だ。こっちのゴミ箱
(ゴミ会社が提供する)は大人がすっぽり隠れるくらいデカイ。それが満タン、
おまけに業務用みたいなデカイ黒ビニール袋がいくつも、その他の粗大ゴミ
などで山。

このあたりはカリフォルニアみたいに環境にうるさくなく、リサイクルには
全くといっていいほど関心がない。だから分別もしない人がほとんど。
うちでは前に住んでた所が細かく分別してリサイクルしてたので、どうも
再生できるものは捨てる気がせず、いまだに分別している。生ゴミは庭の
コンポストへ、紙やプラスチック、ガラス瓶などはリサイクル箱に分別し、
車で30分ほどのリサイクル工場へ持っていく。返金はされないので、他の
カナダ人には「捨てちゃえば簡単なのに、バカみたい」と言われる。

だけど、分別するおかげでうちのゴミ箱が満タンになったことは数えるくらい。
それより、再生できる資源の量ときたら、すごい。これだけの量がゴミの山に
なると思うと、ちょっと怖い。つーか、無神経に何でもゴミ箱に捨てる人と
いうのが、怖い。天に唾するように、いつか自分に罰として返ってくるとは
考えないのだろうか。

もったいない、という言葉が死語になりそうな現代であり、若い人々は
気にしないのだろう。私や夫は古いタイプの人間なのかも。


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犬が長生きしない家

2007-01-23 05:13:26 | インポート
偶然の一致か、はたして。

その家の犬は、決して10歳の誕生日を迎えることはない。
飼う犬飼う犬が、みな5歳前後の若さで死んでいく。事故死であったり、病死
であったり。逆に言うと、老犬介護を経験しなくてすむわけだが。

別に家のたたりとかそういうものではない。飼い主が犬の健康に留意を払わ
ないかというと、そうじゃない。家族は大の犬好きだし、ものすごくかわいがる
し、犬グッズとかお金のかけかたも半端ではない。私と正反対の人(笑)で、
「手作りなんてダメ、うちはちゃんと獣医さんのすすめるフードを毎回
きちんと計量して」与えてるという。毎年の予防注射、フィラリア予防、
ノミ予防もバッチリだ。

一方で、犬だけでなく猫とかその他ペットが健康でめちゃくちゃ長生きしている
うちがある。そんなにペットにお金をかけてる風でもないのに、みんな飄々と
楽しそうに老後をむかえている。この差はなんなのか?

これがリップル効果と呼ぶものかも。
よく見ると、短命犬家族は人間もなにかと病気がち。子供もアレルギーとか、
すぐに死ぬ病気でないが全員が医者通いして処方箋薬を飲んでいる。医者に
言われたからあれもダメ、これもダメ、と、制約が多くて大変だ。
とても真面目な人々なのだが、一緒にいると私なんかは窮屈に感じる。
こういうネガティブなエネルギーを、犬が感じないはずがない。
犬は精一杯がんばったんだろうが、5年くらいで力尽きてしまったのだろう。

短命犬家族はまた新たに子犬を迎えたが、この子も数年後には…と思うと不憫。
うちで育ててあげたい気もするが、いやいや、人間にも犬にもそれぞれ天が
与えた使命というものがある。この子の使命は、この窮屈家族につかの間の
やすらぎを提供することだ。かわいそうだが、仕方がない。


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お買い時!

2007-01-19 13:52:08 | インポート
よく行く自然食の店で、ボディケア製品が25%引き。

絶好のチャンス!
シャンプーや石鹸だけでなく、アロマのオイルみたいな高額なのも含めて全部だ。
とくにアロマ系は高くて手が出なかったものも25%引きなら、まあ買って
損はない。今日もいろいろ買ってきたが、来週もまた行こう。

20年近く前にアロマの講義で習ってきた、アンチエイジングの妙法と呼ばれる
クリームを作るつもり。習ったときはまだ若くてピチピチしてたから、こんなの
いらねえや、と思って母にあげてしまったが、今なら使える。セールのおかげ
で材料がバッチリ揃ったし、ウフフ。昔はこのセンシュアルな香りがどうも
好きになれなかったが、年の功ざましょうかね、今ではけっこう好きかも。
セール万歳!


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