Gastroenteritis

先週からの腹痛の件で、主治医の診察を受ける。

彼女は2週間の夏休みのあとで、すっかり充電して調子が良さそうだった。
再婚したばかりでラブラブだし。

どうやら感染性のGastroenteritis（胃腸炎）の疑いが濃い。
とりあえず検便をして調べるため、総合病院の検査申し込みを書いてもらった。
細菌性なら抗生物質の投与が必要、寄生虫なら駆除剤を処方してもらうことになる。
ウィルス性の場合は、ウィルスは7日前後でどっちにしろ死に絶えるので、特に
薬や治療の必要はない。

どっから感染したのか？
こないだから悩んでいる猫の糞か？何やってもダメだったしなー。

主治医の帰りに総合病院へ寄り、検査部で検便容器と説明書をもらう。
検便なんて何年ぶりだ？
小学校でやったのと違って、いまどきの検便は容器にすでに培養液が入っており、
そこに説明どおりに適量を入れないといけない。
う?ん…　技がいるぞ。

ウジ男の来襲

ウジ男は自由業であるから、うちのような勤め人の都合は考えない。

約束の日時に来ないのは当たり前、夜中の2時や明け方の4時ごろに玄関のベルを
鳴らし、こちらをたたき起したことも。
世の中は自分中心に回っていると信じる、俺様気質だ。

今日だって、来ると宣言したくせに来なかった。
電話してもいないし、メールしても返事なし。この地球上に存在するかどうかも
わかりゃしない。なんて奴だ。私が魔法使いなら、こいつを本当にウジに変身させ、
ガマガエルに食わせてやるのだが。

とにかく、ポッカリ時間があいたんでネットで遊んでみた。
ズーノーシスに関する日本語のサイトでおもしろいの発見。
http://zc-info.com/index.htm
人畜共通感染症についての知識度を調べる、ZCチャレンジクイズってのがあって
初級から超上級まで挑戦してみた。
へっへ?、主席合格したざます！でも別にプレゼントが出るわけでもないけどさ…

養生セヨ

今年はいつまでたっても夏らしくならず、変な気候だ。

そのせいかどうか、体調を崩す人が多い。
夫の同僚も数人、風邪かと思ったら食中毒で、しかも検査の結果飲み水が原因の
E-Coli（日本でいうO?157）感染で寝こんでしまったという。
これだからカナダの水は信用できない。うちはフィルターを設置してるし蒸留装置も
あるが、だからといって安心はできないな。

夕べはついに私もダウンしてしまった。
夜中に急にお腹が痛くなって、寝室とバスルームを往復し、面倒になって結局
バスルームの大理石の床にタオルをしき、そこにゴロンと横になって朝まで過ごした。

寝られなかったし、朝になっても具合が悪かったんで、今日のアジリティ練習は
夫とTABIだけで行ってもらった。TABIは練習中、私の姿を探していつもより
ソワソワして落ちつきがなかったらしい。

夫もTABIもピンピンしているから、食中毒ではあるまい。
なんとなく症状的に、ストレス性の過敏性大腸炎みたいだ。
が、鉄の胃腸を持つ私が、それもこの性格でそんな病気にかかるわけないな（笑）

ま、養生セヨという体からのメッセージということにしておこう。

過激派・ペッパースプレー男

犬嫌い人間とのつきあいというのは、ややこしい。

森の散歩道で、HelenがシェパードミックスのRAVENを連れているのに会う。
彼女は気さくでちょいとエキセントリックで、おもしろい40代くらいの女性だ。
「こないだねえ、ペッパースプレー男に会っちゃったのよ！」と言う。

この男は30代半ばくらいで、すごい犬嫌い。
犬連れが森をリードなしで歩いていたり、ビーチで犬を泳がせていたりするのを
見ると、容赦なく罵声を浴びせ、犬にペッパースプレーをかけるキチガイだ。

Helenはつい先日、この男が妻とベビーカーに子供を乗せて散歩しているのに出会った。
RAVENはとても躾がよく入っていて、いつもリードなしでおとなしくついて歩く。
今年14歳だが、健康でピンピンしているイキのいい犬だ。
男は彼女たちを見るやいなや「ババア！標識が読めねえのかよ！とっとと犬にリード
をつけろ！」などと怒鳴り始めた。Helenはこういうのに対し黙ってない方なんで
言い返し、最後にはぶんなぐってやる、みたいな問答になって
「私言ってやったのよ、やれるもんならやってみろ！」そう言って彼女はガハハと
笑った。

この男の被害にあった犬飼いは数知れず、過去には団結してRCMP（カナダ騎馬警察）
にも訴えたことがあるそうだ。法律的には、たしかにノーリードを許可する公共の
場がないのだから、男の言い分が正しい。かといって人に罵声を浴びせたり、犬に
スプレーをかけたりするのは立派なハラスメントだ。
RCMPはこの男に尋問をし警告もしたが、ハラスメントというのは微妙な行為なんで
このケースの場合ブタ箱にぶちこむとか、そこまでできないのがくやしいところ。

私なんか、もしこの男がTABIにスプレーかけたら、男の赤ん坊の口ん中にタバスコソース
丸ごと１ビンぶちこんでやるな（笑）　でもそしたらこっちがブタ箱行きか（笑）

招かれざる客

来週、夫の友人がケベックから訪ねてくることになった。

この男はウェブデザイナーで音楽のプロデュースもするという、いかにも軽薄な奴。
お堅い仕事の夫とどこで接点があるのか、皆目見当がつかない。
35歳で独身というからホモかと思えば、単に女運が悪くてフラれてばっかりの
人生だったらしい。女に逃げられるたび、メソメソと夫に長電話かけてきたり、
（しかも毎回コレクトコール！なぜだ？なぜにうちが電話代を負担する？！怒！）
「もう生きているのが嫌になった」みたいなフランス語のメールを夫に送ったり
する、ウジ虫のような男だ。私の大ッ嫌いなタイプ！

「あんな女の腐ったのみたいな奴、縁を切ったらどうなのよ？！」と、何度も
夫に勧告してみた。が、夫は「長いつきあいだから」と言っていまだに仲良く
している。あいつら、おホモ達か？！（笑）

まあそんな男でもウェブの知識が豊富なんで、実は私もJAVAスクリプトで
わかんないやつなんか電話で教えてもらったことがある。
使えるもんは使おうというのが、ポリシーなの（笑）

そいつが今度の日曜に我が家に来る。
しかも女連れで！おまけにその女は人妻！チャットで出会って「ビビッと来た」
とかで、よく密会して旅行にも出かけていたらしい。アホな亭主もいるもんだ、と
思ってたら、最近亭主にバレて今や弁護士を交えてスッタモンダの最中。
そんな時に、うちに来るなよ?

ああもうせっかくの日曜日が、あのウジ男と尻軽人妻のためにつぶされると
思うと腹が立つ！今からイライラ???
連中が帰ったら、塩まかなきゃ！