Transamerica

Crying Gameがショーゲキと思ったら、これもある意味ショーゲキ。

性転換手術をひかえた女装男性が、実の息子を少年院から引き取るところから始まる。
主演しているのはDesperate Housewivesに出てるFelicity Huffman。知的なブロンド美人だが、この映画では女になりたくて整形を繰り返しホルモン剤を飲み続けている男性を演じている。特殊メイクで、中年のちょっとキモいオカマになりきっていて、最初は彼女だと気づかなかった。美人なのにこれだけ汚れた役をやるなんて、すごい役者根性だと思う。

内容は、いかにも現代アメリカ社会だな、ってかんじ。
それにしても、トランス・セクシャルの人々を見て思うのは、ホルモン剤ってスゴイってこと。
女が男に、男が女になっちゃうのだから。ちょっと怖い気もするが。
まあ今の時代は、こうして医学の進歩で性を転換できるわけで、悩み続けてきた人には救いかもしれない。

Pan Am

１９６０年代のパンナム航空を舞台にした新ドラマ。

これは放映される前から、ずいぶんと話題になっていた。
この時代に若かった人々が、なつかしく当時を思い出して感慨にひたりたいのかもしれない。

パンナムといえば、私の子供時代は手の届かない世界だった。
空の旅自体が、あこがれだった時代。「スチュワーデス」という職業が、女の子のなりたい職業ナンバーワンだった。たしか大相撲の優勝賞品のスポンサーの一つがパンナムで、アメリカ人のおじさんの「ヒョーショージョー」が人気だった。大きくなったら、自分のお金でパンナムの飛行機に乗って外国に行きたかった。

パンナムが倒産した時は、信じられなかった。
ニューヨークの、あのパンナム・ビルはどうなるのだ？と思った。

海外旅行がまだグラマラスだった時代の、夢のようなお話が、このドラマ。
フライトの前に体重測定があったり、たしか採用試験にもレッグ・テストといって女の子を歩かせて足がきれいかどうかを見る試験があったそうだ。今ではセクハラとか言われてしまうが。しかし、そういうのは全部実話。当時のパンナム乗務員がそう証言している。

でぶラブ

車庫を掃除していた夫が、「リードある？」と玄関のドアから顔を出した。

なにかと思ったら、チョコラブの首輪をつかんでいる。
「ふらふらと庭に入ってきたんだよ。飼い主もそばにいないようだし」
どうやら、迷子犬のよう。

歯を見る限り若いのだが、なんかすごく太っている。丸々として、丸太に手足をつけたみたい。首根っことか、すごい脂肪のつきかた。体が大きいので、ぶつかってくるとかなりの迫力。ぜんぜん躾も入ってないらしく、チェーンカラーにリードをつけると大暴れ。クッキーでつって、やっとおとなしくなった。

首輪にはタグもないし、連絡先を証明するものが何もない。アニマルコントロールに連絡する前に、夫が近所をまわって聞いてみることにした。この近所では見たことのない犬だが、週末なので誰かの親戚が連れてきた犬かもしれないからだ。

しばらくして戻ってきた夫が、「この数軒先の飼い犬だったよ」

近所の犬飼いの家を聞いて回り、結局通りを一周してきたところ、うちの数軒先で洗車していた男性が「あれ、その子はうちの犬じゃないか？！」と声をかけてきたそう。犬の名前を呼ぶと、犬は大喜びで反応したので、飼い主だとわかった。

飼い主が言うには、CHIPというそのラブは普段は家から一歩も出さないのだそうだ。散歩にも行かないから、どうりで見たことがないと思った。今日は家電の修理の人が来ていて、ドアを開けた隙間から脱走したのだそうだ。だけど家人の誰も犬を探そうとせず、「いつか戻ってくると思ってた」というのだから、あきれる。

私ならTABIが脱走したら（そんなことはまず、ありえないが）、血眼になって探しまくると思う。このあたりは車の通りが激しいし、運転する人もスピードを加減しないので、轢かれたらお終いである。とくにこのラブみたく、肥満で動きの鈍い犬は、車を見て逃げきることもできまい。

しかしこのラブの飼い主家族は、誰も心配した形跡がなく、犬が戻ってもうれしそうでもなかったらしい。
世の中には、いろんな人がいるものだ。

アジ旅

アジリティ競技で、ちょっと遠出してきた。

前回は３月だったので、なんと半年ぶり！
私の体調が良くなかったのと、夏の競技会はもうキツイのでやらないと決めたため、こんなに間があいてしまった。全然練習してないし、どうかと思ったが、やっぱり昔とった杵柄ってやつ？二走ともQして、一走目は一等賞。ブルーリボンをいただく。

今日が初めての競技会だという家族とお友達になる。
今までは馬術競技をしていたのだが、娘さんがアレルギーで馬に乗れなくなっちゃったので、犬を飼い始めた。かわいいメスのウェスティ、まだ３才でやんちゃ盛り。

お昼までに私達は終わったので、帰りは犬連れで食べられるカフェでお昼。


テーブル下でおあずけ

ここはパンが美味しく、サンドイッチが具だくさんで気に入っている。コーヒーも、スタバみたいに苦くなくておかわりできる。



帰りは渋滞して一時間くらいノロノロだったけど、明るいうちに家に帰れた。こんなふうなのんびりした旅も、たまにはいいものだ。

メールフォーム

連絡用に、メールフォームを設置した。

「さるさる」時代はメール機能がついていたので、連絡用はそれを使っていた。こっちへ移行してから、つい忙しくてメールフォームの設置をコロッと忘れていた（笑）。これでは、誰も連絡できないはずである。どうも静かだと思った。

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