TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

おいしい実り

2008-06-28 16:03:58 | インポート
午前中の涼しいうちに、夫婦で庭の手入れ。

お昼近くなると殺人的な暑さになって、肌が焦げそうになる。
日焼け止めなど塗っても火傷を防げれば御の字てなもの。ここ三年で、私は
すっかり色白から小麦色になってしまった。ドレスを着るときにデコルテの
部分にTシャツのあとなどが見えないよう、この頃はずっとキャミソールや
タンクとかを着て気をつけている。努力のおかげで、土方焼けは免れている。

さて、バックヤードの家庭菜園はサラダグリーンが食べごろ。
今年はレタスとラディッシュが大豊作。レタスは間引きながら大きくし、
間引いたものは食卓へ。去年植えたオレガノなどのハーブ類も今年は大きく
なり、間引きをかねて収穫したものは、サラダやマリネに大活躍である。

やはり、なんといっても菜園からとったばかりの新鮮な野菜に勝つものはない。
お店のオーガニック野菜だって、遠くカリフォルニアから届いたものとかで、
薬品がかかってないのはいいけど、バイタリティに欠ける。味が違う。
「買ったほうが安いし、手軽」とみな言うが、台所の生ゴミで作った堆肥を
寝床にいくらでも簡単に育つ野菜があるのだ。そして、一度美味しさを知って
しまったら、育てる手間なんて気にならない。

さて、今日はアジリティ仲間が集まって新しく発足したクラブの会合。
夕方、大きな公園にピクニック形式で集まってミーティングであった。
私たちはただ犬と楽しく遊ぶ競技会を目指しているのだが、会員の中には
自分のビジネスを持ち込みたいやつらがいて、ちょっと閉口。どこへ行っても、
こういう連中というのはいるものだ。

会合では、思いがけず旧友に。昨年亡くなった、アジリティ友達の旦那さん。
元気そうで安心する。新しい恋人ができたのだそうだ。過去は過去として、
前向きに人生を生きようとする姿勢は好ましい。「またワインを造るから、
上手にできたら持って行くよ」と約束する。

帰宅してから、うっかり折りたたみ椅子を公園に忘れてきたことに気づく。
クラブからメールで、誰かが椅子を持って帰ってくれたそうだ。良かった。


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One at a time

2008-06-24 08:06:34 | インポート
今週末は、競技会。

前回と違って屋外である。去年と同じ場所。去年も猛烈に暑かった!
で、あんまし成績が良くなかった記憶があるから、私はエントリーしたく
なかった。が、夫が「アメリカ生活もあとわずかだし、できるだけ出られる
ものは出ておきたい」と言うから、仕方なく。

やっぱお天気が災いして、みなQ率が低い。
犬だっていい加減いやになるよね。私たちはできるだけ涼しい木陰で過ごし、
うちから持ってきた食べ物を食べたりしてピクニック気分でいくことに。

結果は、ジャンパースでQが一つで一等。あと二つで終了!

Pamが今回はトライアル・チェアーとして参加していて、でかいRVを持ってきた。
「来月のAKCまでこっちにいるのよ」と彼女。「それはうちのクラブが主催する
やつよ、私たちは走らないけど、ワーカーとして行くからまた会えるね!」
と言うと、「うまくいくように祈ってね、もう必死なのよ?」

こないだはシカゴの競技会で散々だったのだそうだ。
う?ん、ジャッジでも苦労するのか。それじゃあ、私たちシロウトが苦戦する
のは当たり前である。地道にがんばろう。


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自分で守る

2008-06-20 15:46:38 | インポート
今日は左半分のポケットクリーニング。

前回やった右半分が、約二週間でどのくらい変化しているかプローブで測って
もらった。全て正常!二月の初測定では4,5,6なんてのまであったのに、
今は1から3。かなりタイトになってきて、その治りぶりの速さは目を見張る。
努力が実を結んで嬉しい。

また一ヵ月後に、今度は左半分がどれだけ変化したか診てもらう。
自宅でポケットクリーニングを続けていると言ったら感心され、洗浄液の
処方箋を書いてくれた。

やはり、専門家にまかせておけばなんとかなる、という考えは甘いのだった。
自分の健康は積極的に自分で守る努力をしなくては。

Demineralization と Remineralizationのメカニズムに関する記事を読む。
生きている体なのだから当然のことだよね。


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Ponzi Scheme

2008-06-17 17:25:11 | インポート
人間というものは、かくもカネに弱いのか。

アメリカ人の知人が、夫に「儲かる話がある」と耳打ちしてきた。
「90日間で12万ドルも利益があったのよ!」と、鼻息が荒い。とにかく
見てみて、とウェブサイトのURLをくれた。夫は全く乗り気でなかったが、
とりあえずログインしてみた。

どう見たっていわゆるPonzi Scheme、日本でいうねずみ講だ。
高配当をエサに資金を集め、まとまった金が集まったらトンズラ。前世紀初め
にイタリア移民のPonziがこの方法で大詐欺を働いたことから、この名がついた。

そんなこったろうと思ったよ、とうなずきあったのが一週間前。
今日のニュースでは、すでにサイトは閉鎖され、主催者はRCMPとFBIから指名手配中。
騙されたとわかった人々はパニックとなり、あちこちに「どうやったら投資
した金が戻るのか?」と悲痛な書き込みが。

あ?あ、S(仮名)、12万ドルの利益はおろか、あなたが投資した金は泡と
消えたよ。なんと気の毒な。

こういった話にひっかかるのは、実は貧乏人でなくある程度お金を持った人々
である。思い出すのは日本のOL時代の同僚。「六本木の豪邸でホームパーティー
があるから、行かない?」と誘う。彼女はお金持ちのお嬢さんで、有名私大
から一流企業へ就職したが、働く必要は全くなく給料は全て洋服代。結婚して
何不自由なく暮らしていた。

そのパーティーには芸能人なども来ていたが、結局はある「ビジネス」の勧誘
だった。これもねずみ講。その場で断ったが、その後も執拗に勧誘された。
極めつけは彼女の「慶応大の経済を出たうちの主人が大丈夫って太鼓判を押す
んだから、絶対安心よ!」とのお言葉。頑として首を縦に振らなかったら、
やがて彼女からの連絡が途絶えた。その後、その「ビジネス」のスキャンダル
をニュースで目にすることになる。

「儲かる話」を持ってくる人々を、私は友人と呼ばない。
人間は本能的に、本当に儲かる話は自分の秘密にするものだ。人に教えるのは、
それが人を紹介することによって自分の利益になるねずみ講のシステムのため。
彼らは私を友人でなく単なる「カモ」としか見てない。大切な友人なら、「もし
これが詐欺で、迷惑かけちゃったら大変」と躊躇するはず。そういう自制が
働かないのは、いわゆる「カネに目がくらんだ」状態だからであろう。


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Block Party part2

2008-06-16 14:50:21 | インポート
今日は、この通りのご近所が集まってのBBQ。

今子供たちは夏休みなので家族連れで出かけているうちが多いせいか、去年
ほど集まらなかった。うちを含めて十家族くらいか。ま、こじんまりした
パーティーもいいものだ。

暗くなってからはアウトドア用のファイアー・ピットを持ち出してきて、
それを囲んでみんなが丸くなって談話。誰かがマシュマロを持ってきて、
みんなかわりばんこに火であぶって食べたり、なんかボーイスカウトみたい。

やはり今回も、うちの隣の中国人家族は参加しなかった。
彼らはこうした近所の集まりとかボランティア活動などに、一切決して顔を
出すことはしない。子供たちは庭で遊んでたし、親も在宅だし、ちょっと
顔を出せばよいものを、彼らは神経質にアメリカ人との接触を避けている。
子供たちも、アメリカ人の友人と遊ぶことを禁じられている様子で、いつも
兄弟だけで遊んでいる。あの子たちは英語に不自由はないし、なんか可哀想な
気もするが、そういう親の方針なら仕方ないだろう。

なんのためにアメリカに住んでいるのか?謎の家族である。

さて、パーティーの話題はここのところ急騰中のガソリン価格に。
このあたりは駐車場に五台も車をそろえているお宅があるし、フォードの
でっかいトラックとか持ってたりするから、ガソリン代だってバカにならない。
一回の給油で100ドルを越えるのはザラである。みんな政府が悪い、とクチ
をそろえるが、通勤にデカいトラックとか使うのやめて、もっと効率のいい
小型車に変えたらどうなのか?

しかしそれは、アメリカ人のプライドが許さないのである。
おまけにみんな、でっかいRVに買い換えたばかり。ディーゼルだよ、ガソリン
より高いんだよ!

日本人の私には、アメリカ人の算術というのは全く奇奇怪怪で理解できない。


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