TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

見張りTABI

2015-02-26 14:44:54 | TABIと暮らす日々
窓の工事の人々が来てるので、TABIは興味津々。



一番見晴らしのいい席に陣取って、「おじさん、なにやってるの?」と尻尾ふりふりで見守っている。出入りするおじさん達にかわりばんこに遊んでもらい、大喜び。


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ミクロンの死神

2015-02-25 20:41:29 | その他
先週から流感で寝込んでいたが、やっと回復してきた。

まずは夫がダウン。職場でここ数週間モーレツに流行っていたそうで、彼は最後までうつらなかったが、やはり強敵には勝てなかったらしい。みんな、一度かかったら二、三週間もひきずっているとのこと。夫は打たないが、職場の部下達はみんな毎年律儀にインフルエンザのワクチンを打っている。だけどそんなもの効かない証拠に、全員枕をそろえて討ち死に状態だ。

私は初めは大丈夫だったが、いかんせん夫のような大男を倒すようなウィルスであるから、やっぱりうつってしまった。高熱で四日ほど寝込んだ。ずっと水分しかとれず、この一週間で4キロもやせてしまった。熱は下がったが、咳が止まらず眠れず、今もこうして起きてネットに接続している。

犬と人間は流感のウィルスを共有しないらしく、TABIは全くもって元気にピンピンしているのがせめてもの幸いだ。

流感のウィルスは0.1ミクロンしかない。そんな小さいやつに、大きな体の人間がコテンパンにやられ、時には命を落としたりする。人間は万物の霊長などといばっていても、最後は目にも見えない敵に襲撃されて一巻の終わり。全く皮肉なものである。



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老いて得るもの

2015-02-17 08:17:40 | TABIと暮らす日々
最近はどっちを向いても「アンチエイジング」流行り。

年をとることは悪いことだ、とすり込まされてしまいそうだ。
だけど、加齢による変化は決してマイナスとは限らない。

TABIはこのところ耳が遠くなってきた。
前は、玄関にお客様や郵便屋さんが来ると、チャイムを鳴らす前にサッと玄関ドアまで走っていって尻尾振ってウキウキ待っていたものだ。しかしこのごろは、ぐっすり昼寝してるときなどはチャイムが鳴っても起きずにグースカ寝てたりする。

「こいつも年とったな」と、TABIパパ。

だけど、逆にいうとかすかな物音に邪魔されずにいつでもぐっすり眠れるようになったということだ。人間もそうだが、年をとるにつれ熟睡する力がなくなってくる。ちょっとした物音で目が覚めてしまうと、なかなか寝付けない。それだから疲れがとれない。

耳が遠いと、一旦寝付いてしまえば爆睡状態。亡父も、耳が聞こえなくなってからはいつも熟睡してたので、母よりも疲労回復力が強くて元気だったものだ。TABIだって、起きているときはまだ耳が達者で冷蔵庫を開ける音がするとキッチンまで走って来る。

寝ている間、我々の魂は肉体を離れてどこか遠くへ遊びに行っていることがあるという。年をとった動物も、やはり熟睡中は魂がどこかへ行っているので、戻ってくるまで目が覚めないのだと、霊感が強い友人が語っていた。確かに、呼吸する以外は全く死んだように眠っている様子を見ると、魂はどこかへ遊びに行ってるんじゃないかと思えるときがある。

We are such stuff as dreams are made on,
and our little life is rounded with a sleep.


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散歩猫

2015-02-14 15:40:15 | TABIと暮らす日々
TABIは、お散歩が大好き。


「お散歩!お散歩!」

「お散歩行くよ」の言葉に反応して、ぴょんぴょん飛び回る。玄関先にかけてあるお散歩用ハーネスや、靴べらとかを口にくわえて持って来る。「早く支度して行こうよ!早く!」と、せかしているのだ。今日は、表玄関じゃなくて車庫の出入り口からお出かけ。

通りをわたったら、ご近所の猫が合流。
この子は私達になぜかなついていて、一緒についてくるのだ。



猫大好きなTABIは、「一緒においでよ」ってかんじでうきうき。


「おいてかないでよ!」

この猫は、車道をきちんと渡ってついてくる。犬と散歩する猫って、めずらしいよね。




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小型化・少量化

2015-02-13 17:03:24 | その他
もっと前にするべきだったのかもしれないけど。

燃費のいい車に買い換えた。
ガソリン代はどんどん上昇する昨今である。今は夫の通勤に片道たっぷり一時間かかるから、ガソリン代は毎月かなりの出費だ。今度のはツーシーターで、これまでの車から劇的な小型化。夫は、「慣れるまでたいへんだな」と言っている。だけど、けっこうパワーがあって山道を楽々走っているのをこれまでも見てきた。

ここ15年ほどは、ステーションワゴンだった。
引越しが多かったし、アジリティ競技やなんやらで旅行に頻繁に出てたので、犬も荷物もどんどん積んで出かけられるワゴンは本当に便利。今のは二代目だが、どちらもよく働いてくれて楽しい思い出をたくさん作ってきた。

しかし、競技を引退してからは毎週のように旅行に出ることもなくなった。
大きな車は、必要ない。通勤なら、小型車で十分だ。初期投資はまとまった額になるが、燃費の節約は大きいし、老朽化した車に比べてメンテナンスの費用も少なくなる。夫婦でいろいろ計算した結果、小型少量化することに合意した。

家も車もどんどんダウンサイズして、身の回りのものも整理してゆき、空っぽの空間が増えてゆく。なんだか寂しい気持ちもする。だけど、私達はこれから決して若くなることはないのだから、少しずつ暮らしのスケールを小さくしていかないと老年になってからが大変だ。年をとるということは、いろいろなものにサヨナラをすることなのだ。


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