あれから幾年月

サディスティック・ミカ・バンドが復活したとか。

う?、なつかしい！タイムマシンにお願い、黒船…
駅の構内にダダダと貼ってあった高中正義のポスターがどーしてもどーしても
欲しくて、同じく高中ファンの友達と一緒にはがして持って帰ったことがある。
コドモだったのよね。

ミカはバンドを離れてイギリスに行ってしまい、バンドもバラバラになって
しまって幾年月。ミカをのぞくオリジナルのメンバーが揃った画像を見て
みると、うお！みんなおじいちゃんになってしまって…
ローリングストーンズなんかもそうだけどさあ、ポーの一族じゃあるまいし
やっぱいつまでも若いってわけにはいかないもんね。
ハリウッドが異常すぎるんだよ、還暦すぎても皺のない顔、ボインボインな
胸、シリコンでふくらませた唇。

でもショック。
彼らがあれってことは、私も確実に年とってるのね…

今月の座布団十枚

http://video.google.com/videoplay?docid=3087205229826770439&hl=en

Love birds

ベイ・ウィンドウで外を見ていたTABIがいきなり吠え出すからびっくり。

なんだなんだ、とかけつけてカーテンを開けて見たら、犬連れがうちの前を
歩いている。よく見たら、ラットテリアのSADIEではないか。玄関のドアを
開けて、TABIを出してやる。

二頭は大喜びでうちの庭を走ること、走ること。
彼女はTABIがアメリカに来てほどなくして知り合った、いわば初めてのアメリカ
のガールフレンドだ。若くてかわいいSADIEは、今年３歳。１歳のときに
レスキューから引き取ったのだという。

ラッティにしては大きいが、やはりすばしっこくて足が速く、TABIの遊び相手
にちょうどいい。なんといっても、今この子たちはハートマーク百個といった
かんじで、一緒にいると誰の言葉も耳に入らないくらいだ。

犬にだって相性とか恋愛感情はあると思う。
こんな風に好きあっている同士の間に生まれた子犬たちは、きっと健康で賢く
幸せな犬生をおくるのだろう。TABIもSADIEも去勢済みだから、それはないが。

純血種の繁殖はそういうことおかまいなしだし、今では冷凍精子で人工授精が
主流だから、全く工場で生産するように子犬がつくられる。純血種に遺伝的
疾患が多かったり、問題行動や精神異常がひんぱんに出るのは、そうしたことが
影響しているのかもしれない。化学の実験みたいに、A薬とB薬を混ぜたらC薬が
できました、てなもんで交配して生まれた子犬たちって、そりゃあ血統が良い
んだろうけど、犬として、家庭犬としてどうなんだろうね。

ボーダーコリー一筋４０年の人が言ってたけど、彼女が初めて飼ったBCは
やんごとなき血統、それもアイゼンハワーBCだったそう。（アイゼンハワー
大統領はペンシルバニアに牧場を所有していたが、そこの牧羊犬に、とイギリス
政府から特別に贈られたBCを祖先とするBCを、アイゼンハワーBCという）
その子犬は直系アイゼンハワー（祖父がイギリスからの犬）だったが、彼女に
よると全然ダメで、結局その子は手放し地元のフツーのBCの子犬を手に入れる
ことになった。血統にこだわりすぎると、しばしばこういった結果を招く。

明日もまた遊ぼうね、と約束してSADIEは帰っていった。
またほほえましいカップルの遊ぶ姿を見たいものだ。

秋の気配

日中はジリジリと暑いのに、朝晩は冬のジャケットを着るほどの寒さ。

遠くに見えるロッキー山脈の頂上は、すでに雪で覆われている。
このまま秋になってしまうのだろうか？だけど昼間はまだ真夏の気温だし、
夕立だってほぼ毎日。昨日は、ものすごい雨と雷だった。せっかく小さな芽を
出したパンジーが、雨で流されてしまった。若干生き残ったのがあるが、さて
無事に育つかどうか。

さて、今日は今年カナダから転勤してきたカップルから夕食の招待を受ける。
引越しから一月がたち、こちらの暮らしにも慣れてきた様子。スポンサーの
私たちとしても、安心だ。

生のコーヒー豆が欲しい、というので一緒に買いに行く。
なんでも彼らは生豆を自分たちで焙煎し、挽いて飲むのだそうだ。
「焙煎したての豆を味わったら、もうよそのは飲めない」という。
豆にもこだわりがあり、スマトラとなんとかが好みだそう。私のカンでたぶん
この店なら販売しているのでは、と思ったところへ行ってみる。カンが当たり、
緑色の生豆が各種そろっているのを発見。彼らは大喜びで買って帰った。

今度、焙煎したてのコーヒーをご馳走してくれるという。
今からとても楽しみである。

ただいま

昨夜、BCへの旅から帰宅。

久しぶりに旧友に会い、楽しかった。お天気もずっと良かったし。
いつものことながら、旅から帰るとあとかたずけが大変。まず洗濯の山。
旅行中もホテルのランドリーで洗濯をするけど、それでもやはり、特に夏は
洗濯物が出る。それをかたずけるまでは、旅のあとかたずけが終わらない。

旅行のおみやげを食べながら、今日はぼちぼちとかたずけもの。
TABIは、家に帰ってきてホッとしてるのか、グースカ寝てばかり。
留守中なにごともなく家も庭も無事だったし、めでたし、めでたし。