TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

夏の終わり

2008-08-05 16:44:17 | インポート
この地域では、今日から子供たちの学校が始まる。

通りからガキどもの嬌声が消え、静かでサッパリする。
夫と一緒に公園まで犬の散歩に出ると、公園の入り口のお宅に「売り家」の
サイン。つい先日までパティオに置いてあった、BBQやテーブルなどがきれい
になくなっている。ここには三頭のオーストラリアン・シェパードがいて、
私たちが通るたびにバウバウと吠えて大騒ぎしていたものだ。

彼らも任期が切れて、カナダに帰ってしまったらしい。
夫の仕事関係の晩餐会で会ったことがある。旦那さんは、合気道をやっていた。
このようにして、どんどん知った顔がいなくなってしまう、夏の終わり。

さて、ブイヤベースについて東京の友人にメールしたところ、彼女によると
「マルセイユで食べたけど、たいしたことなかった」そうな。それよりも、
サルスエラ デ マリスコス(海のオペラ)と呼ばれるスペイン料理のほうが、
魚介がたっぷり入って実に旨いのだとか。レシピからして美味しそう。
これに米を入れたらパエリアになるのかな。今度作ってみよう。


美味しければなんだって

2008-08-04 15:35:46 | インポート
いいんだけど。

今日はマーケットですごく新鮮な海老と帆立があったので、買う。養殖では
ないので、薬の心配もない。ハーブでマリネしてグリルしようと思ったのだが、
夫は「久しぶりにお前のチャウダーが食べたい」と言う。

このところ四十度を越す暑い日が続き、あったかいスープとかの気分ではない。
だけどどうしても、と言うので、作り始めた。

庭のハーブもいろいろ入れて、あとは牛乳とクリームを加えたら完成、という
とこまで来て、急に気が変った。「ブイヤベースにしようよ」と夫に言って、
トマト味にしてみた。新鮮なつみたてのパセリを散らしたら、焼きたての
コーンブレッドを添えてテーブルへ。うまい!すっごく美味しい。

ということで、大満足な晩御飯であったが、興味があってネットで調べて
みると、私の作ったのは正確に言うとブイヤベースではないらしい。
ブイヤベースには厳しい決まりがあって、貝類や海老烏賊は入れてはいけない。
トマトもダメで、スープの色はサフランでつける。出汁も、小魚でとる。
今夜のスープは、どちらかというとイタリアの漁師風スープであるCacciucco
というものに近いようだ。

そしてさらに調べると、いわゆる漁師のまかない料理のようなスープがいろいろ
世界中にあるようだ。どれもその地方でとれる新鮮な魚介を使っており、
田舎風で素朴だが美味しそう。こういうのは、レストランで食べるより、
どこかのおうちに呼ばれてご馳走になるほうが美味しいんだよね。