TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Beginners

2011-07-16 14:10:45 | その他
犬の映画じゃないんだけど、犬が出なかったら観に行かなかったかも(笑)。

だって、出演しているジャックラッセルがカワイイのなんの!
ラフコートのジャックのなかでも、彼はほんっとにカワイイ!
それに芸達者!彼のもの言わぬ瞳が、周囲の名優達をはるかにしのいでる。

ハナシは、年老いた父が、妻の死のあと自分がゲイであることを息子に告白する。ジャックは、その父の愛犬であったのだ。父が癌で死に、息子はその犬を引き取る。犬になにかと話しかける息子。彼は、死んだ父に話しかけているのだ。

犬を家に残して出ようとすると、き出すので、どこに行くにも連れていかねばならない。よそへ預けてもダメ。だけどジャックは、死んだ父の愛人であった若い青年だけにはなついて、彼のもとではおとなしくお留守番ができるのだった。

このあたり、犬をよく知っている人でないと書けないハナシだ。

それにしても、これは典型的なインディー映画なのでそのへんの映画館では
やってない。池袋の昔の文芸座みたいな、そういうとこでなきゃ上映しない。
ネットで調べたら、この大都市で、なんと一軒だけ短期間上映してると発見。しかも、このカード時代に支払いは現金のみだとさ。

だけど行って見たら、意外と混んでてしかもお年寄りがたくさん。
とくに、おばあさん達。Christopher Plummerのファンだと見たね。
いいわねえ、色男は年とったってグルーピーがたくさんよお。



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IL EST TROP TARD

2011-07-14 13:25:38 | その他
金子由香里さんの「時は過ぎてゆく」を初めて耳にしたのは、
確か資生堂のCMだった。ずいぶん昔の話。

素敵な歌だなあと思って、よく鼻歌に歌っていたが、
もと歌が Georges Moustaki のIL EST TROP TARD
だったと知ったのは、実はつい最近。

軽やかなメロディなのに、フランス語の歌詞を読んでみたら
とっても寂しい内容なので、二度びっくり。

Pendant que je dormais, pendant que je rêvais
Les aiguilles ont tourné, il est trop tard
Mon enfance est si loin, il est déjà demain
Passe passe le temps, il n'y en a plus pour très longtemps

そして、今はもうかつて愛した人もそばにいない、と続く。
題名そのものも、「今はもう遅い」って意味だし、
なんか物悲しい。

これを「時は過ぎてゆく」っていう題名に訳したのはスゴイ正解だったかも。

でもこの歌そのものは好きだから、これからはフランス語のほうでも
歌おうかな。メロディがとても好き。


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夏の小川

2011-07-10 10:59:39 | 犬話題
先日犬友達に教えてもらった、犬が泳げる小川に行ってきた。



ちょっとわかりにくいところで、民家の裏をくぐっていった先にある。森を抜けると、急に水音が聞こえて涼しくなり、その先にさらさらと流れる川が。こんなところに、こんな素敵な場所があったとは!

犬立ち入りOKとは書いてなくて、その犬友達も「市の規則上どうなのかわからないけど、でも誰もいないし」と言ってた。確かに、今日のところは私達だけだったし、あんまり人が来るところではなさそう。外が炎天下でも、ここは木陰で涼しくて、TABIはさっさと水に入って泳いでいる。

車で10分足らずのところ。散歩にもちょうどいい。
また来よう。


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Mama, I'm Coming home

2011-07-07 06:26:18 | 犬話題
まるで映画のようなホントの話

この子は昨年、ケベック州モントリオールの飼い主の自宅庭からこつぜんと姿を消した。
そして一年以上たって、なんとブリティッシュコロンビア州カムループスで迷い犬として保護された。
東海岸から西海岸まで、たいへんな距離を移動したことになる。

犬に埋め込まれていたマイクロチップが、飼い主を特定するカギとなったそう。
うちもTABIが子犬の時にチップを埋めたから、こういうニュースは嬉しい。

それにしても、この子は一体どうやって4,500キロもの旅を無事に成し遂げたのか?

犬のみぞ知る。
おそらくは、途中で誰かが拾ってくれて一緒に移動し、また脱走して一人旅、また誰かに拾われ…
といった、映画の Heck's Way Home みたいな展開だったのでは。


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