TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

今月の座布団十枚

2013-12-11 14:07:55 | 犬話題
DNAを越えた友情

ノルウェイに住むシェパードの飼い主は、ある日森を犬と散歩していたところキツネの孤児に出くわす。子ギツネは母や兄弟を失ったばかりなのか、こわがりもせず寄ってきた。おなかが空いていたのかもしれない。その時から、犬とこのキツネはすっかり仲のいい友達のように、毎日森で会っては一緒に散歩したり遊んだりしているという。


Origen Regional Red

2013-12-08 15:22:08 | TABIと暮らす日々
カナダ産の、犬用の生食のフリーズドライ版である。



生食はやりたいけど生肉がどうしても気持ち悪いとか、生食派が旅行時に携帯するとか、冷凍生食をうっかり解凍するの忘れちゃったとき用のバックアップとかで人気らしい。熱処理してないので栄養素が失われていない、というのが売り。(ホントかよ~~~)

近所の奥さんからすすめられたペットショップで購入。
彼女の息子がつきあってる女性が経営している店だとか。市内のオシャレで有名な通りにあるだけあって、ペットショップというよりブティック。店員も、ファッション業界の人みたいなのばっか。いろいろ聞いても型どおりの答えしかしないし。パリス・ヒルトンみたいにお洋服着せたチワワを連れて、高価な犬オモチャやオヤツを買いにくる金持ち客のご用達と見た。

ま、そーゆー店で売っている商品であるから、なんでも高い。
これも、一袋にたった170グラムしか入ってないのに15ドルだ。乾燥した団子みたいのが、12個入っている。TABIくらいの中型犬だと、一袋がほぼ一日分だ。毎日食べさせたら一ヶ月で約450ドル、日本円で5万円近く?!私達夫婦二人の食費とほぼ同じ!大型犬とか多頭飼いだと、もっと天文学的数字に...

今回は義理で買ったけど、これを毎日食べさせるのはうちみたいな庶民には無理だな。やっぱ地道に手作りだ。


大きさ比較のため、温州みかんを置いてみた

この団子を四つくらいに割って餌皿に入れ、お湯を入れて柔らかく戻して食べさせる。その通りにやってみたけどなかなか戻らなくて、お湯に浮かんでるだけ。フォークで小さくちぎってお湯に混ぜたら、やっとスープ状に。



前にアメリカに住んでたとき、他のメーカーのフリーズドライを試したことがある。が、TABIは見向きもしなかった。が、今回は大喜びで食べた。そりゃそうだ、材料がスゴイ!野生のイノシシ、自然農法のアンガス牛・豚・バイソン、そして新鮮野菜と果物。高いはずだ。いまどきの高校生だって毎日こんなゼイタクなもん親から食わせてもらってねえぞ!

エリザベス女王だって、彼女の飼っているコーギーにこんなゼイタクさせてないだろう。彼女は意外と節約家だから、値段見たら「Bloody expensive!」とか言って(笑)、お店の棚に戻しちゃうよ。

最高の材料を使ったすごくいい犬のご飯なのは、よくわかる。だけどさ。
こんなスゴイもの毎日食べないと生きていけないお犬様って、どうなの?


Scammers

2013-12-04 15:44:14 | カナダ話題
これは詐欺としか思えない。

前にも日記でちょっと触れたが、歯科医のもとでマウスピースを作ってもらった。夜寝るときに使うやつだ。歯型をとりに行ったのが、三ヶ月くらい前。病院から帰るとすぐ電話で、「今日とった歯型を衛生士がうっかりこわしてしまったので、明日また来い」とのこと。

そこで翌日また歯型をとってもらい、受付に「今日の分は余分に費用を請求されるのか?」と聞くと、「こちらのミスですから、料金に含みません」と言った。当然だ。

その後マウスピースが完成したとの連絡があり、予約してとりに行った。ところが、衛生士は上下を間違えて作ってしまっていた。そこで、作り直してもらうことに。受付に「今日の分は余分に費用を請求されるのか?」と聞くと、「こちらのミスですから、料金に含みません」と言った。当然だ。

さらにその後マウスピースが完成したとの連絡があり、予約してとりに行った。衛生士(前の衛生士とは別人)が試しに私の歯につけようとしたのだが、全く入らない。違う患者のか?と確かめたが、私の名前がついている。衛生士は、歯型からとった模型にそのマウスピースをはめようと試みたが、入るどころか模型がバリッと割れてしまった。壊れたのが模型で、私の歯やアゴでなくて幸いだった。歯科医も出て来て、結局また歯型をとりなおして新しくマウスピースを作ることに。

この日も受付に「今日の分は余分に費用を請求されるのか?」と聞くと、「こちらのミスですから、料金に含みません」と言った。当然だ。

これまでマウスピースは、カナダやアメリカで4個ほど作った。いつも歯型をとって二週間後にはマウスピースが完成、なんの問題もなかった。マウスピースひとつでこんな面倒なことになるのは、初めてである。しかも、この歯科医院はこの街で一番評判が高く、料金もまた高いのである。

やっとマウスピースが完成したとの連絡があり、予約してとりに行った。今度は、ピッタリとオーダーメイドの服のように入った。当然だ。受付で支払いを済ませ領収書をもらい、一緒に来た友人とクリニックをあとにしてお茶を飲みに行った。

帰宅すると、歯科医院の受付からの電話メッセージが入っていた。
「追加の料金の支払いが済んでいないので、至急払って欲しい」という内容であった。
電話の入った時間からさっして、私が医院を去るのを見届けてすぐ自宅に電話を入れたものと思われる。計画的だ。

問い合わせると、歯型を取り直したりマウスピースを作り直すために通った三日分の料金として160ドルが追加請求されるという。むこうのミスのために派生した料金を、なぜ私がかぶるのか?!

すったもんだのあげく、歯医者は全くゆずらなかったが、私が入っている歯科専門保険会社が半分カバーしてくれることに。

アメリカやカナダの歯医者はペテンが多いのは事実。百ドル単位の詐欺では患者も面倒だから裁判に訴えることがないので、泣き寝入りである。この話を近所の井戸端会議で披露したところ、上には上がいて、ある初老の男性は900ドル以上の請求をされ払うハメになったそうである。やはりあちこちに連絡して解決しようと試みたが、ダメだったそうだ。

クリスチャンのくせにこういう阿漕な真似をして、地獄へ落ちる心配をしないのか?まことに不可解な連中である。