図は前回の記事とは別のところの偏光顕微鏡写真です。通常光による顕微鏡写真は省略し,クロスニコル状態で光路に1λの検板を挿入した写真のみ示します。縞々構造は右斜め方向45°方向に伸びていますが,空青色に加色されている領域(屈折率が大きい方向)は65°位の角度で広がっています。したがって,屈折率が大きい方向と筋の長さ方向とは一致していません。基底の膜部分のこの方向に高分子鎖が配向しているのかも知れません。
ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:高分子-ミクロの世界-(Yahooブログ)
ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:高分子-ミクロの世界-(Yahooブログ)